ニュービジネス・新規事業開発の知恵袋  RSSを登録する

新規事業開発コンサルティングに長年携わってきた経験をもとに、独自の新規事業プロセスマネジメント論の視点から実践に役立つ持論を展開。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/09/01
  • 部数 35部
  • メルマガID 0000280358
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/06/09

バカの壁

 
「バカの壁」。言葉の響きはあまりよろしくないのですが、これは養老孟司東京大
学名誉教授の著書で400万部売れた大ベストセラーとなり、有名ですね。人は、
自分の経験・判断の中で自分自身の常識をいつの間にか作り上げていて、ここから
判断できるものは受け入れる、発想の及ぶ範囲のものは考えるが、そうでないもの
は全く考えが及ばない。バカの壁はそうして出来上がり、人はその壁を越えること
ができない思考回路の中にとどまってしまう。内容はおおよそそのようなものだっ
たと思います。
ビジネスにおいてもこうした考え方で見ていくと、確かにいろんな局面でバカの壁
のような思考回路の限界を自ら作り出し、その中で行き詰っていると思われるケー
スに多々出会います。松下幸之助の言葉に「日々新た」という有名な言葉がありま
すが、これにも通じます。人は日常業務に追われてその中に埋没していると、思考
力がいつの間にか低下し改善改革の意識が薄れてしまい、いつの間にかバカになっ
てしまうのです。このバカの壁を打ち破るべく日々新たに考えて行動しなければな
らないということでしょう。ゆで蛙状態ということが言われますが、急激な変化に
は誰しもが危機感を持って対応するのに対し、ゆっくりと進行する変化にはそれと
気づかず、気づいたときには手遅れになってしまうわけです。
以前に異業種参入のビジネスについて書きましたが、業界常識がある意味バカの壁
となって環境変化に気づかず、異業種からの参入組みにチャンスを与えてしまう事
例はいろいろな業種で非常に多く見られます。新規事業開発はある種バカの壁を越
えていくプロセスでもあります。それはトレーニングを積めばできないことではあ
りません。従来の常識に縛られた思考回路のものをオーバーホールしてみる必要が
あるのです。
 今のあなたの思考回路は、バカの壁を越えるようなトレーニングを日々していま
すか?
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る