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新規事業開発コンサルティングに長年携わってきた経験をもとに、独自の新規事業プロセスマネジメント論の視点から実践に役立つ持論を展開。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/09/01
  • 部数 35部
  • メルマガID 0000280358
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2009/04/19

新規事業開発のチェックポイント 「売れるか?」

 新規事業開発のチェックポイントの基本は、売れるか?、できるか?、儲かるか?の
3つであり、これらがクリアされる事業かどうかを常に見極める姿勢が重要です。
それは、アイデア段階はともかくとしても、企画段階、事業計画段階、テストマーケ
ティング段階、本格立ち上げ段階、その後の段階でも常にチェックしていかなければ
ならない事柄で、この3つの要件がが満たされてはじめて新規事業はビジネスとして離
陸していくパスポートを手にします。
 この3つの要件はそれぞれが重要であることはいうまでもありませんが、チェックの
順序があります。まずクリアすべきことは売れるかということ、この要件を満たさな
い限りいくら自社技術が優れ、商品価値が高いとしても、またいくら利益率が高くて
も売れない限り話にならないわけです。
しかし意外にもこの売れるかどうかという第一の関門をクリアしていないにもかかわ
らず、経営資源をズルズルとつぎ込み無駄な時間とエネルギー浪費していくケースが
多いのです。何年かの試行錯誤を経て、売上目標未達成で撤退ということになれば何
のための努力だったかわからないわけで、やはり原点の売れる見通しをしっかりと見
極めることです。
「売れる」ということは、その商品やサービスに対して顧客が対価を払う、しかも繰
り返して安定的にそうした関係が維持されていくことを指します。身内や親戚だけが
買うのはここでいう「売れる」にはあたりません。同じ企業グループ内で売れていると
いうのも果たしてここでいう「売れる」というべきかははなはだ疑問です。
新規事業は本来あらたな収益源を見出し、業績を向上させていく成長戦略であるとい
う基本認識に立つのであれば、それなり収益の安定性や市場の魅力、自社の強み、差
別化、優位性など諸々の売上拡大につながる要素が果たして有効に機能していくかの
見通しを日々検証していかなければならないわけで、希望的な数値計画だけで売上見
通しを立てたくらいで新規事業が成功するほど甘くは無いのです。
実現可能で利益が出るということはもちろん新規事業の重要なポイントですが、その
前前段階として売れるかどうかという関門を厳格に検証いていく姿勢が新規事業開発
には大事な事柄です。
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