2009/09/15
TIPS通信☆くらしの情報発信研究会メールマガジン「 福祉車両購入顛末記 ~ここにもバリアが~ 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ TIPS通信☆くらしの情報発信研究会メールマガジン 「 福祉車両購入顛末記 ~ここにもバリアが~ 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009. 9. 15.[033-vol.18] ━━━ 介護保険制度がはじまってから、バリアフリーのための商品開発が盛んにな り、介護者にとっては選択の幅が広がり利便性が増しました。その一つに福 祉車両(ウェルキャブ)があります。今回8年ぶりの福祉車両の買い替えに かかる1ヶ月半のびっくり体験記です。 福祉車両には、利用する人の身体状況にあわせて助手席がさまざまに変化す るもの、助手席リフトアップシート車・サイドアクセス車(助手席がそのま ま簡易車イスとなる)・助手席回転スライドシート車後部座席が変化するも の、サイドリフトアップシート車・サイドリフトアップシート車装着車運転 席が変化するものなどがあります。 我が家は、「助手席リフトアップシート車・車いす電動格納装置付き」を選 択し、車検切れにせかされるように販売店と契約をかわしました。福祉車両 は特殊車両のため納期が1か月半程度かかるので、その間に助手席リフトア ップシート式の動作確認・操作性・自宅車庫との寸法確認等を実際の車両で 確認したい旨を販売店営業担当に伝えました。 回答は 1.同車種の展示車両・試乗車は同県内にはない。 2.同市内の福祉車両専門展示場にもない。 展示場の展示車両は動作方法・時間等が注文の車と違うから参考になら ないので行ってもしかたがない。 3.車庫内での使用に必要な助手席部分が車外に出る寸法はだいたい1メー トルくらい。 というとても大雑把なものだったので、ではメーカーさんに聞いてみようと メーカーのお客様センターに電話してみました。 そこでの回答は 1.お客様センターの仕事は 販売店に取り次ぐことなのですべて販売店に 聞いてほしい。 2.詳しい説明はメーカーからはしない。 というびっくりするものでした。 販売店からは上記の回答をすでにもらっているので何とかお調べください と再度お願いして、やっと翌日の回答(お客様センター担当者から)を約束 していただきました。 翌日、販売店の営業担当から電話があり、なんでも調べますからメーカーに は電話しないでくださいと哀願されました。もちろんお客様センターからは 何も返答はありません。すっかりクレーマー扱いです。ただ福祉車両の実際 の動きを確かめたいだけなのに・・・ しかたなく、福祉車両のスペシャリストがいますという営業担当の言葉を信 じ、市内のメーカー直営展示場へ、参考になるはずの別の車種の動作確認に 出向きました。 とても広い展示スペースに6~7台の福祉車両があり、若い女性が説明と実 演してくれたのですが、少し詳しい説明を求めると「それはメーカーに聞い てください。私たちは委託されているだけなので」と言い切られてしまいま した。 メーカーのどこに聞けばいいんでしょうか? お客様センター以外に一般 ユーザーが問い合わせるところはあるのでしょうか?展示場担当者がメー カーに問い合わせるルートがないんでしょうか? 結局知りたかった寸法は、販売店営業担当が他県の展示場スタッフに電話で 問い合わせて描いた手書きのイラストになりました。それも実際の寸法とは 違っていました。 乗用車は命を預ける製品ですが、クーリングオフの対象外です。事前の調査 は十分に行いたいものですし、特に体の不自由な方が使用する福祉車両につ いては事故のないように十分な準備が必要です。 メーカーの真摯な対応を切に願います。 実際の乗り心地は思ったより良く、助手席のリフトアップシートの速度・角 度等よく考えられていて満足しています。いろいろありましたけど、みんな の笑顔、特に助手席リフトアップシートを心から喜んでいるおばあちゃんの 笑顔がわたしへの何よりのご褒美です。 ==================================================================== ■ 発行:くらしの情報発信研究会 ■ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ■ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000280297.html ■ Copyright (C)2009 くらしの情報発信研究会 ■ 掲載記事の無断転載を禁じます。


