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2009/03/01

花粉症撃退法

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 TIPS通信☆くらしの情報発信研究会メールマガジン
 「  花粉症撃退法 」

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009. 3. 1 [010-vol. 5]━━

花粉症のシーズン到来です。皆さんの中にも目が痒かったり鼻水が止まらず
に悩んでいる方がおられるでしょう。ところで花粉症がはやりだしたのが何
時ごろだったか覚えてますか? 日本で花粉症が報告されたのは1960年代で、
花粉症といえばブタクサ花粉症のこと。典型的な秋の症状でした。1980年代
以降にはスギ花粉症が主流となり、春の症状となっていきました。 

日本ではおなじみのスギ花粉症ですが、これは日本特有のもので、第二次大
戦後、拡大造林策によって山々に植えられた大量の杉(人工林)が、数十年
というときを経て大量の花粉を飛散するようになったことが主な要因です。

もし、植林された杉が、戦前のように着実に消費されていたらこのようなこ
とにはならなかったはずです。戦後の高度成長の波に林業の進歩が追いつけ
ず、海外から安い木材が大量に輸入されて杉の値段が相対的に高額になって
くると、せっかく植えた国内産の木材はほとんど使われなくなりました。

使われないから売れません。当然ながら経費に見合わないために枝打ちや間
伐などの手入れがされないまま放置されてしまうことになりました。杉の木
の理想的な姿は、幹がすーっと立ち上がって天辺近くにだけ枝があるという、
矢印を垂直に立てたような形です。そのような木が適当な間隔で植えられ地
面に日が当たって下草が生えている状態が健全な人工林の姿です。

ところが、最近の杉の森では幹はか細い上にその幹の大半に細い枝が密集し、
地面に光が届かない状態で放置されたまま暗い森になっています。この姿は
森が病んでいる姿です。そしてこのやせ細った杉の枝先に雄花がびっしりつ
いて花粉を大量に撒き散らしているのです。

このやせ細った杉の森は、今からでも杉の枝打ちや間伐を行ったなら、その
森は健全な姿に戻って花粉の飛散は限りなくゼロになるはずです。たとえば、
スギ花粉に悩む全ての人が、ボランティアで枝打ちや間伐をしたならば、健
全な森がどんどん増えることになります。

毎年この季節に花粉症に悩んでおられる方は是非ご検討ください。日本の人
工林が健全な姿になり、国土の保全につながります。そしてみなさんはきっ
と涙と鼻水からさよならできますから。

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■ 発行:くらしの情報発信研究会
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