2009/03/30
―思いやりは言葉から―
こんにちは。 先週から右手を骨折してしまい、毎日箸を左手に持ち一生懸命生きています(笑) さて、先回は-アイ・メッセージ-での上手な自己表現を紹介しました。 今回は、言葉の大切さを事例と共に説いていきたいと思います。 よく、私の元へ相談にみえる方々が言われる事があります。 「主人が…○○してくれない。」 「妻が…○○してくれない。」 「やってくれていいことを、してくれない。」 などなど… 一つの案件を例に挙げると、こんな案件がありました。 「主人は、思い込んだら命がけなんです。 今からどこそこへ行くぞと言うや否や、家族の意見も聞かずに、子供たちを車に乗せ遠方へ出かけようとするので、私も嫌とも言えずに従うしかないんです。 そんな生活に疲れてしまって…。」 片やご主人は… 「妻は、いつも姑である自分の私の母とのイザコザを私が帰宅をすると報告するんです。 私は、一日仕事で疲れて帰ってきてゆっくりしたいと思っても出来ないんです。 しかも、私に対していつも愚痴を言うばかりで…。 たまらないですよ。 ある日、職場の同僚に言われたんです。 家庭があるから、守らなきゃなないものがあるから自分は仕事ができるんだって。 そんな眠たい事を言われても、自分には理解できなくて、同僚に怒りさえ覚えましたよ。 お前のかみさんはさぞできた人で、羨ましいよって。」 何とも、気持がさもしいご夫婦です。 奥さんの見方から見れば、確かに戴けないご主人です。 また、ご主人の側から見れば戴けない奥さんです。 でも、何かが足らないんです…。 それは何か? 気持ちが一方通行なんです。 奥さんは、ご主人に嫌な事は嫌と伝えなきゃ分からないし、ご主人に愚痴を言うのもまずひと呼吸おいて話すのがベストなんです。 ひと呼吸の置き方が分からなければ一言「疲れている所申し訳ないけど、今日遭った事を話してもいい?」って聞いてもいいんです。 もしくは「今日会社でどんなことがあったの?…私は今日ね…こんな事が遭ったのよ。」って話しを繋げてもいいでしょう。 ご主人も、結婚している以上婚姻生活に責任はあり奥さんと生活を共有しているので、猪突猛進で物事を行うのはよくありません。 一言奥さんに聞いてからアクションを起こすべきです。 双方が納得した出来事であれば、双方が合意のもと行動できます。 また、会社から疲れて帰ったからって自分勝手に物事を理解するのはよくありません。 今日あった出来事を奥さんに報告しがてら、奥さんの報告を聞くことは夫婦の義務です。 もう一つご主人は気がつかなければならない事がありました。 同僚の話に怒りを覚えたのは何故か?と言う事です。 怒りは何故起こるか? それは、自分の悲しみや寂しさが裏返しとなって怒りに代わっているのです。 自分が奥さんに話すスキがなく、自分の気持ちを奥さんに分かってもらえない寂しさが怒りとなって表現されていることに気がつかなくてならなかったのです。 奥さんは、そんな寂しいご主人に気が付きご主人に家庭内での居場所を提供できるように心がけなければならない。 また、ご主人は寂しい自分に気づきそして、奥さんとの言葉のキャッチボールをすることを心がけないといけない。 自分の気持ちを夫婦で言葉にすることによって、お互いを理解することができ、分かち合う事が出来るんです。 よく、夫婦は阿吽の呼吸で…と言いますが…無理です。 顔に文字が書いてありますか? 背中に気持ちが書いてありますか? 無いですよね。 だから、言葉が大切なんです。 このご夫婦もそうですが、夫婦での会話がなくお互いが分からない、嫌いだといい二言目には離婚と騒ぐ夫婦が昨今多すぎます。 言葉にしないと伝わらない事は山ほどあります。 察してくれない…分かってくれない…やってくれない… 言わなきゃ分からない。 やって欲しければ、言葉でお願いしましょう。 分かって欲しければ、言葉に発して理解してもらいましょう。 察して欲しければ、言葉に出して宣言しましょう。 言葉は大切です。 しかし、相手を強く批難するような言葉は考えものです。 その際は、アイ・メッセージを使い上手に会話をしましょう。 これが、上手な夫婦のコミュニケーションの取り方です。 さて、この例にあげたご夫婦のその後ですが…。 離婚を双方は視野に入れていたはずなのに、今では仲睦まじいご夫婦になっています。 一か月に一回は、お子さんもお姑さんも留守番でご夫婦だけでのデートを楽しんでみえるとか…。 お互いの気持ちを言葉に出すことによって、イライラしていた気持ちが消え、お互いを思いやる気持ちが自然に芽生えたようです。 そうですよね…だって愛し合って結婚をしたのですから…。 最初は、お互いに思い合って愛し合っていたはずなんですから。 その頃に戻るだけのことなんですよね。 言葉の大切さ、会話の大切さを今回は書かせて頂きました。 http://clap.mag2.com/mutibephai http://form.mag2.com/friatiawre


