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2009/12/07

【43回共通 問題43】

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43回共通 問題43
膝関節屈曲位における各筋の下腿への作用で正しいのはどれか。2つ選べ。
 1.大腿二頭筋は内旋に働く。
 2.薄筋は外旋に働く。
 3.半腱様筋は内旋に働く。
 4.縫工筋は内旋に働く。
 5.大腿筋膜張筋は内旋に働く。













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答えは3.4です!
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この問題は要するに、
膝関節屈曲位の状態で、選択肢1~5の筋肉が下腿内旋に働くのか、
それとも下腿外旋に働くのかを問うている問題です。

さらに下腿内旋・外旋を問うという、比較的マニアックな問題です。
一見、筋肉の運動方向を暗記していないと、
どうにもこうにも太刀打ち出来ないように思いますが。。。

実はコレ、
筋の起始停止と運動方向の、とある理屈さえ分かっていれば、暗記しなくても大丈夫です!

どういうコトかと言うと・・・
実はこの選択肢1~5の筋肉たち、2つのグループに分けることが出来ます。

それは、
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『停止部が脛骨内側付近の筋肉』と『停止部が脛骨外側付近の筋肉』
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
というグループです!

ちなみに
『停止部が脛骨内側付近の筋肉』=薄筋・半腱様筋・縫工筋
『停止部が脛骨外側付近の筋肉』=大腿二頭筋・大腿筋膜張筋
となります。


ではもう一度、選択肢を見てみましょう。

 1.大腿二頭筋は内旋に働く。
 2.薄筋は外旋に働く。
 3.半腱様筋は内旋に働く。
 4.縫工筋は内旋に働く。
 5.大腿筋膜張筋は内旋に働く。

どうでしょう?
闇雲に、暗記した運動方向を思い出すという乱暴な解答方法ではなく、

『アレ?コレはどれも脛骨近位の辺りに停止する筋肉たちだなぁ。
  脛骨の内側に停止する筋肉と、脛骨の外側に停止する筋肉があるぞぉ。』

みたいな視点で見ることが出来ませんか?


さぁ、ここからが重要です!まず筋肉がゴムだと思って下さい。
そして、そのゴムを引っ張って縮むのが、いわゆる筋収縮・運動方向と思って下さい。

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『停止部が脛骨内側付近のゴム』を引っ張ると、脛骨は内側に回転しますよね?
コレ、すなわち『下腿内旋』です。

『停止部が脛骨外側付近のゴム』を引っ張ると、脛骨は外側に回転しますよね?
コレ、すなわち『下腿外旋』です。
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まとめると、
『停止部が脛骨内側付近の筋肉』=薄筋・半腱様筋・縫工筋 =『下腿内旋』
『停止部が脛骨外側付近の筋肉』=大腿二頭筋・大腿筋膜張筋=『下腿外旋』
となります。


そうすると、
3.半腱様筋と、4.縫工筋は、停止部が脛骨内側付近ですので、下腿内旋に作用します。よって正しいです。

1.大腿二頭筋は、停止部が脛骨外側付近(詳しくは腓骨頭)ですので、下腿外旋に作用します。よって誤りです。

2.薄筋は、停止部が脛骨内側付近ですので、下腿内旋に作用します。よって誤りです。

5.大腿筋膜張筋は、停止部が脛骨外側付近(詳しくは腸脛靭帯に付着して、脛骨外側顆に停止)ですので、下腿外旋に作用します。よって誤りです。


重要なのは、
闇雲に、起始停止部位や運動方向を暗記するのではなく、
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筋の停止部位が大まかに、『内側』か『外側』か『前側』か『後側』を念頭におけば、
先程のゴムを引っ張る理屈で、運動方向の予測まで出来るというコトです!
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要はきっちりとした暗記でなくても、
大まかな筋走行のイメージさえ付いてしまえば、大筋問題は解けると言うことです!
だって、筋の走行がゴムだと思えば、カンタンですよね!
ゴムの縮む方向が運動方向!

後は慣れるために、
筋肉―運動方向の過去問を解いてみてください!



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