2009/11/15
【43回共通 問題38】
------------------------------------------------------------------------------- ■メルマガ発行者 :らくらく! ■発行者サイトURL :http://kokusiii300.blog25.fc2.com/ ■PTOT国試用暗記カード!【できるカード シリーズ】 → http://kokusiii300.blog25.fc2.com/blog-entry-14.html ★★感想などはここから返信して下さい★★ お名前(ニックネームでも可)と件名をご記入下さい。 ご記入のないものは確認致しかねます。 ------------------------------------------------------------------------------- 43回共通 問題38 骨格筋について正しいのはどれか。 1.白筋にはタイプ1線維が多い。 2.タイプ1線維はグリコーゲンを多く含む。 3.姿勢保持筋はタイプ1線維が多い。 4.タイプ2線維にはミトコンドリアが多い。 5.タイプ2線維は収縮速度が遅い。 ※ 文字規制の関係から、タイプ1線維、2線維と、表現を変更しております。 ご了承ください。 =========================================================================================================================== 答えは3です! =========================================================================================================================== ほとんど毎年出題されている鉄板問題ですね。 ですが、この筋生理の問題、若干出題傾向が変わってきているように思います。 どういうことかといいますと、 今までは『赤筋』と『白筋』という用語を用いることが多かったのですが、 ここ2年位前から、『タイプ1線維』と『タイプ2線維』という用語を用いるようになっています。 この筋生理の問題。 ただでさえ、よ~く文章を読まないとイージーミスをしやすい分野です。 『赤筋』が『タイプ1線維』に変わっただけで、ヤヤコシサ倍増です。。。 要するにこの手の問題は、赤い筋肉と白い筋肉の違いを見極めるものがほとんどです。 赤い筋肉の赤色は血色素の色だから酸素が多くて、白い筋肉は酸素が少なくて・・・と、 赤と白で何となくイメージ出来ていたと思います。 それが『タイプ~』という用語になると、なかなかイメージが沸きません。。。 ですのでまずは、 『赤筋はタイプ1線維』と『白筋はタイプ2線維』を必ず覚えて下さい! そこを注意するだけで、格段に正解率が上がると思います! 後はいつものように、専門用語に慣れていくだけです。 さて、前置きが長くなりましたが、解説参りましょう。 1.は誤りです。 『白筋はタイプ2線維』を必ず覚えて下さい!とお話ししました。まさにコレありきと言うことです。 2.は誤りです。 グリコーゲンを多く含むのは、タイプ2線維(白筋)です。筋収縮に必要なエネルギーを得るため、 酸素を使わずにグリコーゲンを分解する過程でATPを合成するのが、タイプ2線維(白筋)の特徴でしたよね。 タイプ2線維(白筋)は、毛細血管や、血色素のミオグロビン量が少ないために白く見えます。 このミオグロビン。血液中のヘモグロビンみたいに、酸素を運ぶ役割があります。 ミオグロビンが少ないタイプ2線維(白筋)は、酸素供給量も少ないと言えます。 3.は正しいです。 姿勢保持筋って具体的には、大腿四頭筋、脊柱起立筋群、腓腹筋などです。抗重力筋とも言うんでしょうかね。 これらの筋肉は、重力に逆らって立位姿勢を保持するため、長時間持続的に活動しています。 大腿四頭筋、脊柱起立筋群、腓腹筋などは、マラソン選手みたいに持久力を要求されています。 そのため、多くの酸素を消費できるように、毛細血管密度が高かったり、ミオグロビン量が多かったりするのが、 タイプ1線維(赤筋)の特徴です。 さらに、ミオグロビンは血色素なので、ミオグロビン量の多いタイプ1線維は、赤く見えます。 4.は誤りです。 ミトコンドリアはATPを産生したり、細胞呼吸をするところですよね。 細胞呼吸っていうことは、呼吸しているワケですから酸素が多いです。 今までの流れで、酸素が多いのはタイプ1線維(赤筋)の特徴でしたよね! 5.は誤りです。 収縮速度が遅いのはタイプ1線維(赤筋)です。100M走のようなスピードで、マラソンはしないですよね。 ですので、収縮速度の遅いタイプ1線維(赤筋)はタイプ2線維(白筋)に比べて、疲労するのも遅いです。 最後に このような2つを比較する問題形式を、らくらく乗り切るためのテクニックを1つ! 具体的にいうとこの過去問は、 タイプ1線維(赤筋)と、タイプ2線維(白筋)の特徴を比較している問題ですよね。 一般的には、双方の特徴を勉強して暗記しようとします。 ですが、よくよく考えてみて下さい。 タイプ1線維(赤筋)と、タイプ2線維(白筋)の特徴を比較しているワケですから、 言うなれば、双方は真逆の特徴を持っているということですよね? また、そうだから問題として成り立つワケです。 具体的には 赤筋のミオグロビン量は多いけど、白筋は少ない。 赤筋の収縮速度は遅いけど、白筋は速い。 などなど。 ですので、 どちらか一方を覚えてしまえば、後はその逆っていう考え方で勉強をすると効率的です! 全てがコレに当てはまるとは思いませんが、 国試のように、短時間で効率的に数多く覚えるためには、必須の勉強テクニックです! 例えば 中枢神経障害と末梢神経障害の違い。 交感神経と副交感神経の作用の違い。 などなど。 いろいろと幅広く使えますよ! ------------------------------------------------------------------------------- ■国試解説は主に個人の経験を元に構成しておりますので、誤った情報等がある可能性があります。詳細は専門書等をご確認下さい。 ■記事内容は発行者の著作物です。文章や画像等を許可無く転載・使用する事は法律で固く禁じられています。 ■発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ■登録・解除 : http://www.mag2.com/m/0000277773.html -------------------------------------------------------------------------------


