2009/10/26
【43回共通 問題33】
------------------------------------------------------------------------------- ■メルマガ発行者 :らくらく! ■発行者サイトURL :http://kokusiii300.blog25.fc2.com/ ■PTOT国試用暗記カード!【できるカード シリーズ】 → http://kokusiii300.blog25.fc2.com/blog-entry-14.html ★★感想などはここから返信して下さい★★ お名前(ニックネームでも可)と件名をご記入下さい。 ご記入のないものは確認致しかねます。 ------------------------------------------------------------------------------- 43回共通 問題33 正しいのはどれか。2つ選べ。 1.成人では体内のカルシウムの60%が骨に貯えられている。 2.副甲状腺ホルモンは腎のカルシウム再吸収を増加させる。 3.ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を減少させる。 4.食後の血中カルシウム濃度は空腹時の約2倍になる。 5.カルシウムは興奮―収縮連関に関与する。 =========================================================================================================================== 答えは2.5です! =========================================================================================================================== 文章を読んでも????っていう感じの問題です。。。 カルシウムについて筋収縮や電解質の観点、ホルモンの観点などから攻めている、応用問題みたいな感じです。 ここでも、なるべく噛み砕いて解説していこうと思います。 1.は誤りです。 カルシウムの99%が骨に貯えられています。ちなみに、『60%』で思いつくのは成人の体内水分量です。 つまり、成人体重の60%は水分ということです。60%といったら、まずコレを思い出せるようになりましょう! 2.は正しいです。 まず、副甲状腺ホルモンは上皮小体ホルモンとも言いますし、パラソルモンとも言いますので、覚えて下さい! 要は副甲状腺から分泌されるホルモンのコトです。さらに、副甲状腺ホルモンの主な作用は血中Ca濃度↑↑です。 血中Ca濃度を上げるためには、腎臓の尿細管でカルシウムを再吸収して血中に戻す必要がありますよね? ですので、血中Ca濃度↑↑と尿細管でのカルシウム再吸収は深い関係性があります。 さらに、Caなどの電解質は体内に多すぎても少なすぎても、体に支障をきたしてしまいます。 ですので、体内では一定に保たれるように、ホルモンの分泌を促進したり抑制したり、 おっしっこで出したり再吸収したりなど、もっと色んなコトが起こっています。 このように、一定に保とうとすることを、恒常性とかホメオスターシスとか言います。 3.は誤りです。 ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促進させます。ちなみに、ビタミンD欠乏症としては、くる病、骨軟化症が有名ですよね。 これらは、様々な理由からビタミンDが不足するため、Caの石灰化が出来ずに、骨が硬くなれない病気です。 そんな感じで、効率よくカルシウムを吸収するためには、ビタミンDが不可欠と言うことです。 4.は誤りです。 先程、恒常性とかホメオスターシスのお話しをしました。 Caなどの電解質は、ホルモンの分泌を促進したり抑制したり、おっしっこで出したり再吸収したりなどして、一定に保たれるようになっています。 食事のたびに血中カルシウム濃度が上昇しまうと、電解質異常となってしまって大変ですので、常に一定の範囲内に保たれています。 5.は正しいです。 『カルシウムは興奮―収縮連関に関与する。』っていうのは、具体的に筋収縮のことと思います。カルシウムイオンは筋収縮に必要でしたよね! ウ~ン。。。と思う方は、生理学の筋収縮のメカニズムあたりをもう一度復習してみてください!アクチンとかミオシンとか筋小胞体とかがキーワードです! ------------------------------------------------------------------------------- ■国試解説は主に個人の経験を元に構成しておりますので、誤った情報等がある可能性があります。詳細は専門書等をご確認下さい。 ■記事内容は発行者の著作物です。文章や画像等を許可無く転載・使用する事は法律で固く禁じられています。 ■発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ■登録・解除 : http://www.mag2.com/m/0000277773.html -------------------------------------------------------------------------------


