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もう相場で迷わない。証券ディーラーとして20年以上、株式相場で果実を手にし続けた独自理論が相場の流れを分析。今、乗るべき銘柄が見えてきます。

  • 発行周期 日刊
  • 最新号 2009/11/06
  • 部数 19,514部
  • メルマガID 0000276905
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2009/11/06

証券ディーラー「プロの視点」引き続き売り戦略を中心に 2009/11/06

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  ◆2009/11/06発行◆        (株式市場営業日毎日発行)
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●Index●

 ■明日の株新聞
  「引き続き売り戦略を中心に」

 ■今日の東京市場から
  「ダウ平均203ドル高も日経平均は71円高」

 ■本日の注目相場
  「金融関連が軟調、株価指数の重しに」

 ■本日の注目銘柄シューティング!
  <6701>NEC、<5201>旭硝子、<4756>CCC

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           ■ ~ 明日の株新聞 ~ ■

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米国株の大幅上昇で買い気が強まった株式相場ですが、後場にかけて上げ幅を
縮小するなど、強気転換とはいかない様子です。

米国株上昇で、ひとまずは国際優良株に物色が広まりましたが、新BIS規制
というネガティブな報道を切っ掛けに銀行業が敬遠されるなど、なかなか「全
体相場復調」とはいきません。11月に入って、主要企業の決算も一巡してきた
ことから、ファイナンス発表も相次いでおり、積極的な買いが手控えられるの
は致し方ない流れとも言えます。

日経平均は、5日移動平均線(9837.75円)が上値抵抗となりました。引き続き
下落トレンドが継続していると見ていいでしょう。本日のTOPIXは高寄り
のあと、下値を探る展開に。株価指数を見る限り、弱気心理が台頭しています。

今晩の米国市場では、昨晩の反動が気になるほか、雇用統計の発表もあり、や
や慎重姿勢が強まりそうです。週末要因も買い控えにつながるでしょう。ただ、
ダウ平均が大台の1万ドルを固められれば、東京市場も市場心理改善につなが
る期待はあります。

来週の予定に目を移しますと、中盤に機械受注統計、後半には日米首脳会談が
予定されています。日米関係につながる材料が表面化しますと、為替相場が動
く傾向があり、外需関連銘柄をマークしておきたいところです。事前に来日す
るガイトナー米財務長官の発言などをチェックしておきましょう。

ただ、米国市場では重要指標の発表はなく、決算も一巡していることから、波
乱警戒の動きは比較的薄まるのではないでしょうか。

投資戦略としては、引き続き売り戦略が中心となります。本日のように、米国
株が上昇しても、株価指数が弱含む流れでは、売り増しのタイミングではない
でしょうか。NEC<6701>のような特殊なケースを除けば、ファイナンス銘柄
を敬遠する流れも強まるでしょう。

買い戦略としては、来週中盤にかけて為替相場に円安方向への大きな動きがあ
るならば、一気に中核銘柄の見直しが進む期待があります。

短期視点で見ると、増額銘柄に対する反応は鈍っており、むしろ中期視点で決
算を消化した好業績銘柄の押し目を狙うタイミングではないでしょうか。


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ダウ平均200ドル高! しかし、日経平均は上値が重い展開が続きました。

この日夜発表される米雇用統計を見極めたいとして商いが手控えられ、
先物の利益確定売りをきっかけに、日経平均株価は伸び悩みました。

海外勢を中心とした投資家は、好決算を織り込んだポジションを構築。

予想を上回る決算でも反応が鈍く、むしろ材料出尽しになっている銘柄も
あります。

一方で増資による株価希薄化懸念も……。

11月6日付の日本経済新聞の朝刊では、日米欧の銀行監督当局が銀行の自己資
本規制を強化すると報じ、増資圧力への懸念からメガバンクなどが軟調。

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         ■■ ~ 今日の東京市場から ~ ■■

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昨晩の米国株式相場は大幅上昇。経済指標の改善が好感されたほか、シスコシ
ステムズの好決算を契機にハイテク株の先行き期待が高まりました。

米労働省が発表した先週1週間の新規失業保険申請件数は51万2000件と、市場
予想の52万2000件を下回り、1月以降では最低を記録。また、第3四半期の非
農業部門労働生産性指数は前期比年率9.5%上昇と強含むなど、経済指標には明
るい内容が相次いでいます。

シスコシステムズの8-10月期決算では、1株利益が市場予想を上回り、順当
に上昇。同じくナスダック市場に上場しているインテル、マイクロソフトらの
物色につながりました。

ダウ構成銘柄は全銘柄が上昇。なかでもアメックス、JPモルガン、バンカメ
ら金融関連が値上がり率上位となっています。米ロッチデール・セキュリティ
ーズのアナリスト、ディック・ボーブ氏が、過去8カ月間の株式相場上昇をけ
ん引した銀行株が利益回復期待を背景に、来年末までにさらに2倍に上昇する
との予想を示したことが支援材料となりました。

ダウ平均株価は、203.82ドル高の10,005.96ドルで取引を終えました。ナスダッ
ク総合指数終値は49.80ポイント高の2105.32ポイントとなっています。

米国市場の大幅上昇を受けて、東京市場も買い優勢の展開。シカゴ日経平均先
物終値が9,860円と大証終値(9700円)を160円上回ったことから、日経平均構
成銘柄を中心に上昇しました。

ただ、買い一巡後には、増資観測報道が伝わったメガバンクの下落が重しとな
り、その他金融業や不動産に連想売りが及ぶ内容に。今晩発表の米雇用統計に
対する警戒感も強まり、後場の日経平均は上げ幅を縮小しました。

日経平均株価終値は、71.91円高の9789.35円。東証1部の売買代金は概算で1
兆2632億円、東証1部の売買高は概算で18億8277万株。値上がり銘柄は453(2
6%)に対し値下がりは1115(66%)、変わらずは118(6%)となっています。


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         ■■ ~ 本日の注目相場 ~ ■■

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売買代金上位では、米国株高を追い風に東芝<6502>、ホンダ<7267>、ソニー<6
758>、キヤノン<7751>ら国際優良株が順当に上昇。アドバンテスト<6857>、東
京エレクトロン<8035>の値がさハイテク株も底堅く推移しました。7-9月期
の営業損益が8四半期ぶりに黒字転換したエルピーダメモリ<6665>の上昇から、
連想が広がっています。

セクターでは、ガラス土石製品の上昇が目立ちました。業績予想の上方修正を
発表した旭硝子<5201>を先導役に、日本板硝子<5202>、日本電気硝子<5214>も
好調。

一方で、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らメ
ガバンクが軟調。主要国の銀行監督当局が世界で活動する主要な銀行に対し、
自己資本比率規制を強化するとの一部報道が嫌気されました。

また、同じ金融関連では、総額1,200億円規模の新株の発行登録を行ったT&D
ホールディングス<8795>が急落したことで、保険業も苦戦しています。金融業
との関係性が深い不動産業も売りが優勢となり、通期予想の減額修正を行った
NTT都市開発<8933>や住友不動産<8830>が売られました。

また、前日に賑わっていたその他金融業も、この日は利益確定売りに押されま
した。アコム<8572>、プロミス<8574>が大幅に下落しています。

今期は上場来初の連結最終赤字転落見通しを明らかにしたブリヂストン<5108>
が急落したことで、横浜ゴム<5101>、住友ゴム<5110>を巻き込んでゴム製品の
下落につながりました。

個別銘柄では、NEC<6701>が大幅上昇。午前に最大1,339億円規模の公募増資
を行うと発表しましたが、財務体質強化につながると見た買いが広がっていま
す。

一方、昨日引け後に決算を発表したトヨタ<7203>は、買い先行も後場には前日
比マイナス圏に沈みました。赤字幅縮小を明らかにした通期予想には一定の評
価が与えられましたが、「さらなる増額余地は乏しい」との見方が優勢となり、
買いが広がりませんでした。


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     ■■ ~ 本日の注目銘柄シューティング! ~ ■■

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<6701>NEC 273円 前日比+25円(+10.08%)

大幅高。今朝の日経新聞で月内にも最大1,500億円の資本増強を行うと報じられ、
寄り付きでは売られる場面もあったが、午前の取引時間中に最大で1,339億円の
資本増強を発表。増資による希薄化懸念よりも財務体質強化を評価する向きが
多いようだ。「大部分を投資資金に充当しており、内容は評価できるが、現状
では買い疲れが心配」(市場筋)との指摘もある。


<5201>旭硝子 815円 前日比+50円(+6.54%)

急騰。5日引け後に発表した2009年12月期業績予想の上方修正が好感されてい
る。営業利益は事前予想の400億円から720億円に増額、フラットパネルディス
プレイ用ガラス基板の出荷が好調に推移しているという。JPモルガン証券は、
投資判断「オーバーウエート」を継続、目標株価を900円から1,000円に引き上
げたことも支援材料となった。


<4756>CCC 603円 前日比+44円(+7.87%)

大幅高。昨日引け後にすみや<9939>を株式交換で完全子会社化すると発表した
ことが評価ざれたようだ。寄り付きでは、昨日発表した通期業績予想の減額修
正を嫌気した売りに押されたが、買収材料が伝わるとともに買い戻しが相次ぐ
格好に。すみや株は大幅に下落しており、明暗が分かれている。


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   発行者   : 株式会社グロースアドバイザーズ
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   発行責任者 : 山本伸一
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