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2009/03/03

中国とサウジアラビア

本日はサウジアラビアと中国の関係についてご紹介します。

下のニュースによりますと、2008年の中国とサウジアラビアの貿易総額は418億ドルになったとのことです。

● China and Saudi hit trade target ahead of time
http://english.people.com.cn/90001/90776/90883/6595806.html

実は2006年に胡錦濤国家主席がサウジを訪問した時に、中国は2010年迄に貿易総額を400億ドルまで拡大すると宣言していました。
今回の結果により、この目標が2年早く達成されたことになります。
2007年度と比較すると、2008年度の両国の貿易量は64.7%拡大したことになります。

原油について考えると、中国におけるサウジアラビアへの依存度の高さは我が国同様高く、
同国のサウジアラビアからの産原油輸入量は2008年に3600万トンに達し、総輸入原油の20%を占めています。
これも2007年と比較すると、38%の伸びとなります。

中国からは今年2月10日に、胡錦濤主席がサウジアラビアへの公式訪問を行っています。
訪問ではアブドラ国王との面談を通じ、エネルギー、医療衛星、権益、交通、文化の5分野で
協力合意文書の調印席に出席するなど、結びつきを深めました。
アブドラ国王からも、中国は「心の友」とするなど、熱烈な歓迎を受けたようです。

日本からの要人訪問を見てみると、2005年に小泉首相、2007年に安倍首相、甘利経済大臣がサウジアラビアを訪問しています。
しかしながら、今やサウジアラビアにおける中国のプレゼンスは高く、今後の中東ビジネスでも大きな競争相手となりそうです。

中東における中国のプレゼンスについては、2月23日に発売されたばかりの
日本経済新聞社編「まるごとわかる中東経済 」でも述べられています。

同書によると、エジプトで世論調査で、同国との友好国について聞いたところ、
上位は中東諸国が占めていますが、中国は13位であり、日本の15位を上回ったとのことです。

資源獲得について、中国のフットワークは非常に軽いです。
「なりふり構わずやってるな」と冷めた目で見ているのではなく、
我が国としても今まで以上に中東ビジネスに力をかける必要がありそうです。


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