誰もが最初の出会いを持っていることと思います。
私の古布と出会いは、2002年にさかのぼります。
その頃私は鳥取に住んでいて
絣のパッチワークを始めて作りました。
絣の作品でに心ひかれたのが、白絣でした。
その教室では先生から布をわけていただいたのですが、
どうしてもその白絣を手に入れたくて
初めて鳥取の風庵という骨董のお店を訪ねました。
そのお店は、今yahooオークションにも出店しています。
民家の2階に古布がところ狭しと並んでいて、その多くが絣でした。
鳥取は、絣の産地でもあったので蔵に多く眠っているんですね。
その頃の価格で、白絣は1m1500円。
びっくりしましたが、はぎれで初めて購入しました。
その後、両親の住む石川に移り住むようになりました。
そして、あらたな事実を知ります。
私が過去に住んでいた中能登町こそが、
白絣である能登上布の産地であったということです。
転勤族であった私は、中学の頃に移り住んだその町の
歴史について何も知らなかったんですね。
白絣は、木綿の絣よりも歴史が古いです。
なぜなら、麻で作られていたからです。
この麻は今リネンとして手作りの流行の先端に位置していますが、
その歴史は縄文までさかのぼるんですね。
さて、布の歴史を共にさかのぼっていくことにしましょう。