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ビジネス書を中心に、『読むだけで「あなたの」人生を充実させることができる良書』を厳選し、そのエッセンスと書評を書いていきます。経営・マーケティング・マネジメント・勉強法・サービス・自己啓発・法律・会計等に興味ある方にお勧めします!

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2009/04/16

【星5つ★★★★★】=【できる人の考え方を知りたい人が読む本】=『知的複眼思考法』

○このメルマガの目的

ビジネス書を中心に、『読むだけで「あなたの」人生を充実させること
ができる良書』を厳選し、そのエッセンスと書評を書いていきます。

○評価について

【星Max★★★★★+★】・・別格。買わないと、人生損するレベル。
読まなくても、「本棚に置いておくだけで」必ずあなたの役に立つ本。
100万部以上・書評本が紹介・成功者の推薦等の条件をクリアーした本。
【星5つ★★★★★】・・新書の最高ランク。読まないと損するレベル。
【星4つ★★★★☆】・・かなり良い本。多くの人にとって価値ある本。
【星3つ★★★☆☆】・・【〜が読む本】の〜の人は必ず読むべき本。
【星2つ★★☆☆☆】・・興味ある人が読めば役に立つ本。
【星1つ★☆☆☆☆】・・本の内容が値段以下の本。紹介しません。

本は必ず誰かのためになります。しかしその本が「役立つ人の範囲」は、
その本の内容によって異なります。

したがって、星の数はいい本か悪い本かというより読むと人生を豊かに
することができる「人の範囲の広さ」で変わります。
星の数が多いほど多くの人にとって良い本となる可能性が高く、星が少
ないほど特定の人にとって良い本となる可能性が高いということです。

【星の数が少ないからといって、悪い本というわけではありません。】

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         院生兼務取締役の成功読書メモ         
         No.65  『知的複眼思考法』
             苅谷剛彦
 
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【今日の目次】

■(1)著者と本の紹介

■(2)本の内容
 
■(3)編集後記
 
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■(1)著者と本の紹介
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こんばんは、lifecoachです。


著者の苅谷剛彦さんは、東京大学大学院教育学研究科の教授です。社会
学も教えておられる方ですね。
今日の一冊は、日本の教育について考察してこられた著者が、「物事の
考え方」について語ったもの。

情報が氾濫し、何が本当なのかわからない時代において、「知的複眼思
考」は必ず身に付けるべきものだと思います!



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■(2)本の内容
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【目次】

序章 知的複眼思考法とは何か
第1章 創造的読書で思考力を鍛える
第2章 考えるための作文技法
第3章 問いの立てかたと展開のしかた―考える筋道としての問い
第4章 複眼思考を身につける


以前『“考える”とはどういうことか?』
(参考:http://d.hatena.ne.jp/lifecoach/20090310/1236692884)
という本をご紹介しましたが、あちらは思考の一環としての論理につい
て哲学的に考察するものでした。この本は、具体的な「思考の仕方」に
ついて書いています。

著者によれば、「知的複眼思考法」とは、「ありきたりの常識や紋切り
型の考え方にとらわれずに、ものごとを考えていく方法」です。おそら
く、内容的にはクリティカルシンキングとほぼ同じものかと思われます
が、クリティカルシンキングは問題解決に重きを置いているのに対し、
知的複眼思考法は、基本的な物事の考え方を身に付けることを主眼にお
いています。ですので、今までクリティカルシンキングにふれたことが
ないという方には、とてもいい教材になるかと思います。
今「教材」と書きましたが、この本は思考法の練習のための具体的な問
題と解説がついており、非常に分かりやすく考え方を身に付けることが
できます。


この本のメッセージを敢えて一言で表すのなら、こうでしょう。


「当たり前を、疑え。」


私たちは「常識」という言葉をよく使います。なぜなら、「常識」は非
常に楽だからです。「常識」に従って行動していれば、誰にも非難され
ません。何も考えずに行動することができます。
しかし、「なぜそれが常識なの?」と考えてみると、実はまったく理由
のないものだったり、「今までそうだったから」という理由しかなかっ
たりします。


著者は、授業の始めに「おもひでぽろぽろ」のビデオを見せるそうです。
このビデオの中で分数どうしの割り算が、どうして割る方の分数の分母
と分子をひっくり返してかければ答えが出てくるのか、という話が出て
きます。
これについて「なぜ分母と分子をひっくり返せばよいのか」というテー
マで、受講生に書いてもらいます。
著者は解答用紙を回収し、用紙の欄外にA・B・C・Dと書いて返却します。

すると、Aがついている受講生は喜び、Dがついている受講生は少し落ち
込む様子を見せます。

そこで、著者はこういいます。



「ところで、その紙に書いてあるAとかBとかCって何だと思う?」



受講生は不思議な顔をしながら、「成績ですよね」といいます。


「成績って誰がいいました?ただのアルファベットですよね」と、著者。
そう、受講生は長年の学校生活の中で先生からは必ず「評価」をもらえ
るということを知っており、ただの記号であっても意味があるものだと
無条件で考えてしまうのです。今まで「あたりまえ」と考えてきたこと
の根底にあるものについて考えてもらう。これが著者の狙いです。

「常識」は、いつの間にか私たちの思考に忍び込んできます。そして、
頭は「当たり前」と考えていますから、なかなか自分では常識にとらわ
れていることに気づけません。


この本は批判的な読書の仕方や新聞の読み方、文章の書き方などを丁寧
に論じてくれています。
情報化社会の中、さまざまな情報や考え方があふれていると、人間はや
はり楽な方に楽な方に考えてしまいます。

自分の「考え方」を鍛えたい人には、是非読んで頂きたい一冊です。


【評価】

【星5つ★★★★★】・・新書の最高ランク。読まないと損するレベル。

【評価の理由】

取り扱っている問題が本質的な「物事の考え方」についてであること、
内容が豊富で何度も読み返せるものとなっていることから多くの人の役
に立つと感じましたので、星5つとしました。


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※Amazonは一度に¥1,500以上注文すると、送料が無料になります。
(ただしマーケットプレイスでの買物は対象外のことも)

他の本と一緒に購入して送料を無料にしたい場合は
→http://d.hatena.ne.jp/lifecoach/ からどうぞ!


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■(3)編集後記
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なかなか思い通りの生活リズムを作れずに苦労しています。朝は大体7
時から7時半頃に起きて本を1時間ほど読んでから学校に行っているので
すが、なかなか毎日の生活リズムの中にメルマガを書く時間を固定する
ことができないのですね。

明日から6時に起きて8時に学校に来て、1時間で書いてから勉強を始め
るというようにしてみようかと思います。


最後に、メッセージを頂けるととても嬉しいです。
また、取り上げて欲しいジャンルや本がありましたら、
ぜひお寄せください。今後取り上げる本の参考にさせていただきます。

メッセージはこちらからでも構いませんし、
→ http://form.mag2.com/maphofraek 

実はこのメルマガに直接返信していただいても私に届きます。
(「返信」を押すと、私のメールアドレスが表示されます)

それでは、また明日お会いしましょう。

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【発行責任者】 lifecoach
【メッセージ】http://form.mag2.com/maphofraek からお願いします。
【バックナンバー】http://archive.mag2.com/0000275786/index.html
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