2009/10/20
気がつけば4ヶ月も経過していました
●☆●―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【アートマン・ジャパンの仏壇アートな世界】 アートマン・ジャパンの大躍進 特別版・世界一周仏壇マーケットの旅レポート編 ―――――――――――――――――――――――――――――――第24号2009.10.20 皆さんお久しぶりです。 超多忙を極めていたおかげで、発行がなんと4ヶ月ぶりになってしまいました。 本当にすいません。 この数ヶ月、超激動でした。 無事に三河仏壇がジャパンブランドに認定をされました。 アートマンでやってきた事を組合という組織に落としこんでいく作業はとても大変です。 何と言っても所帯が急に5倍の20人になるんですからね。 毎日右往左往しているような状態です。 ジャパンブランドの関係で世界一周仏壇マーケット調査の旅に出かけてきました。 2週間でパリ→ロンドン→ボストン→ニューヨークを廻って三河仏壇が世界を相手に何ができるのかを真剣に考えてきました。 おかげで見えてきたような気がします。 今回はそこで感じた事を中心にしたレポートメルマガにしたいと思います。 という事で今回のメニューです。 ■パリ・コレットにて ■■ロンドン・デザイン・フェスティバル ■■■ボストン・マサチューセツ工科大学 ■■■■ニューヨーク・外国から見た日本 ■■■■■編集後記 --------------------------------------- ■パリ・コレットにて --------------------------------------- パリのルーブル美術館の近くにあるセレクトショップ・コレット http://www.colette.fr/ 実はここがパリでの視察のメインの場所でした。 ジャパン・ドメスティック・マーケット(日本独自の製品)という物を取り扱うセレクトショップです。 丁度、日本のファッションブランドのエイプとユニクロがイベントを開催していました。 その他日本のサブカルチャー的な雑誌やファッション誌も販売されていました。 ここからは僕の感想ですが、漫画やサブカルチャー等の日本文化は絶大な力があると思います。 コスプレ・ビジュアル系バンド(じつはこれもアニメの影響が強い)はかなり浸透しています。 しかし、家電などは今まで日本が強いと思われていた物は消えてしまっています。 逆に韓国、中国、インドなど結構デザインの面白い物が登場していました。 物まね文化から脱却しつつある中国は日本を抜きつつあるかもしれません。 アジア圏は凄い成長を現在しています。 パリではこれぞ日本ってのに出会いました。 日本のステレオタイプを地で行く感じのレストラン「コング」です。 http://www.kong.fr/ とは言っても時間的に前を通っただけですけども。 フィリップ・スタークとケンゾーがコラボしたレストランです。 パリに行く事があったら僕の変わりに行って見てください。 --------------------------------------- ■ロンドン・デザイン・フェスティバル --------------------------------------- ロンドンではデザイン・フェスティバルが開催中でした。 ここでは自分達三河仏壇に役立ちそうな工芸系を中心に視察しました。 名前を覚えたのはトム・ディクソンさん。 http://www.tomdixon.net/ 伝統的なモチーフを現代風にアレンジしている。 またデザインとアートの狭間がなくなりつつあるような気がしました。 目に付くのはオブジェのような家具だったり、飾りになる日用品。 伝統や工芸への回帰みたいな物を感じました。 急速な変化の時代に家具やオブジェにも「癒し」のようなテイストのニーズが顕われていると思います。 カッコよさが求められている一方、そのような優しさもデザインに求められているような気がしました。 --------------------------------------- ■ボストン・マサチューセツ工科大学 --------------------------------------- 今回コーディネーターを務めてくれたボブ・スリーヴァさんの友達がマサチューセツ工科大学のメディアラボで芸術を研究しています。 その方との話の中でアートが売れる要素を教えてくれました。 ●作品が皮肉的である ●とんでもない作品である ●1人ではなく大勢で同じ事をする ●大作家のテイスト、流れを作品に組み込む (ただし、アートの世界ですので、伝統工芸が通用するとは限りません) ここからは僕の感想です。 伝統工芸が残っていくのには、最先端の技術との融合が必要だと感じました。 (三河仏壇の場合のように独特の使われ方をする伝統工芸にかぎると思いますが) 300年前から殆ど変わらないスタイルに最新のテクノロジーを投入する事で混沌としたなぞめいた日本を表現できるような気がしました。 浅草のような下町と秋葉原のような電化街があり、分離させるのではなく一つに融合すれば面白くなると感じました。 --------------------------------------- ■ニューヨーク・外国から見た日本 --------------------------------------- ニューヨークでは日本文化の受け止められ方が分かる場所を重点に歩きました。 ちょうど「NYアニメフェスティバル」が開催されていました。 日本のメディアでも取り上げれれていたと思います。 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080928/trd0809281144009-n1.htm 5番街の本屋さんでもワンコーナーが「MAMGA」というのが出来ていました。 日本のメジャーな漫画は英訳されておいてありました。 また去年の個展でいろいろとお世話になったデザイナーさんに飲食店を数件案内してもらいました。 http://www.buddakannyc.com/ http://www.buddhabarnyc.com/ http://www.morimotonyc.com/ どこもアジアという括りでエキゾッチクとかオリエンタルとかっていう雰囲気になっています。 アジアや日本というのを押し付けていない感じが伝わります。 パリのレストラン・コングとニューヨークの飲食店では同じ日本やアジアを表現しているんですが、結構違います。 ヨーロッパとアメリカでは受けるデザインが違うんですね。 --------------------------------------- ■編集後記として --------------------------------------- 約2週間かけて世界を一周してきました。 行く前と行った後では感覚が全く違います。 思った事はデザインやアートの世界では中国や韓国は既に日本を上回っていると感じました。 ソニーやシャープのテレビは殆ど見かけませんでした。 多くがLGやサムソンの韓国企業のテレビです。 国際化において日本はもっと日本らしさを強調する必要があるような気がします。 そこには伝統工芸やアニメなどのサブカルチャーと日本製品の融合が必要だと思います。 仏壇は日本独自の伝統的工芸品です。 日本にしかない祈りのスタイルです。 国内では通用しないでしょうが、世界では武器になると思います。 キリスト教徒がヨガをやる。 きっと誰も違和感を覚えないと思います。 仏壇をキリスト教徒に売る。 これはさすがに無謀です。 でもヨガを受け入れるキリスト教徒がいるという事が切り口になると思います。 そこから発生するような仕掛けを現在考えています。 世界が急に近づいてきました。 今回見聞きした事を冷静に分析、判断してこれから本格的に始まるジャパンブランドを成功に導きたいと思っています。 次回からは通常版に戻ったメルマガになります。 これを機会に月刊に変更していきたいと思います。 思いの外忙しくなったのでご了承ください。 都築 数明 _______________________________________ メールマガジン「アートマン・ジャパンの仏壇アート」 ●発行責任者 :アートマン・ジャパン・リーダー:都築 数明 ●公式サイト :http://artman.tv/ ◆ブログ都築 :http://moonmmoon.blog115.fc2.com/ ◆ブログ伊藤 :http://fine.ap.teacup.com/artman/ ●お問合せ先 :http://form.mag2.com/couwouchag ■都築仏壇店 :愛知県額田郡幸田町大草瓶割15-1 0564-62-6111


