2009/03/13
朝ドラ 「だんだん」 がんの告知の問題
-----------------------------------------------------
第103回 朝ドラ 「だんだん」
-----------------------------------------------------
がんの告知でどうするかって「だんだん」で取り上げられていますが
今は、「あなたは胃がんです」と医師が親族の了解無しに言っていませんか?
もう10年も前ですが、会社の同僚が血痰と目のかすみ、背中の痛みで総合病院に
診察に行ったらいきなり「末期の肺がんです」と言われたそうですよ。
末期の場合は言うんですかね、どうしょうもないってことで ……
こぶし大のがんの塊で、もはや摘出以外ではどうにもならないということで
肺の片方の大半を切除して、空洞が大きいものですから、鉄板(もちろん医療用
のものでしょうけど)を胸にあてがったのです。
一応、それで退院したのですが、寝るときにその鉄板が床に接触して痛いと
言うんですね、私に背中を触ってみてというもので、触ったらほんとに硬い
ものが入っている …… 本人はサイボーグだねって笑っていましたが
私も当時椎間板ヘルニアで手術後でしたから、互いに慰めあっていたのです
今、思えば肺がんの末期と言いながら、大きく胸を空洞にして、体力を落とし
数か月の後に再発し、あっけなく彼は40歳前半で亡くなってしまいました。
以外に陽気でしたね、再発するまでは。 再発したという医師の診断で
彼は半日、行方不明になりました。 どこかで一人で死と向かい合ったので
しょうか。 若かったので、がんの進行は早く、1年足らずで亡くなりました
がんの告知は今はかなり、進んでされているのではないですか?
がんと向き合って、生きる力を自分の中から湧き出させるというような
対応をしているのではと、勝手に思うのでございます。
事実、私の町内もかなり、高齢化していて「私は食道がんで、妻は乳がんです」
とカラカラ笑っている。 多いですよ、がん患者は。
長生きしていれば、いずれは何らかのがんになるか、脳が萎縮して(アルツ
ハイマー)になるかと言うくらい。
今日のだんだんはまさにがんの告知の問題でございました。
真摯に考えることも必要です、身近な問題であり、つらい問題でもございます
3/13(金) だんだん
皆何を私にだまっちょうかね
最初の抗がん剤治療は効果があり、初枝は在宅治療を始めた。
退院した初枝の見舞いに皆が集まるが忠たちは心から喜べなかった。
再びめぐみは、告知のことで忠に迫るが反対される。
そんな中、初枝は点滴を打つと不調になると訴え、調子が悪くなる
薬のために通院したくないと言いだす。
中山 「前回より陰が少し小さくなっています」
忠 「あのう、このまま小さなったらなくなることも」
中山 「たいていの場合、1クールの抗がん剤は良くきくんです、
しかし2クール、3クールと続けているうちに、
癌細胞が強くなって抗がん剤がきかなくなるケースが多いんです」
忠 「必ずそうなるんですか」
中山 「それはわかりません、 抗がん剤の組み合わせを変えてみたり、
その時判断してできる限りのことはいたしますから、
田島さん、病に一番きくのは、 患者さん自身が病気と戦うという意思を持つことです
そうした気持ちを持つことによって
人間が本来持っている自然治癒力もあがっていきますから」
忠 「はい」
初枝は一月ほどの入院生活を終え、退院しました。
そば爺 「ばっちゃんの退院の祝いをちで盛大にやりたいども
肝心の本人が飲めんけんのう」
初枝 「申し訳ないがね 私もう酒の一杯や二杯飲めーがね」
めぐみ 「お祖母ちゃん」
初枝 「駄目かね、やっぱり」
船長 「酒なんかいつでも飲めーけ、今はとにかく大事にしてごしない」
そば爺 「おい、めぐみ、今こそお前の力が発揮されるだが」
めぐみ 「12月一杯で病院の実習は終わるけ、看護学校はあるけど、
できるだけお祖母ちゃんのそばにおるけ、安心してごしない」
初枝 「心強いがね」
初枝は退院してからも週に1度通院治療を続けていました。
めぐみ 「お祖母ちゃん、大丈夫かね」
初枝 「体がしびれるし、だるいが、点滴せんかったら何ともないのに、
なして具合が悪うなるもんを」
めぐみ 「そげだねえ、ひどい薬だねえ、
中山先生に文句言わんといけんねえ」
初枝 「めぐみ、なしてお祖母ちゃんの目見んかね、入院してからずっとだが、
気付かんかね、めぐみ」
めぐみ 「ごめん、けど気のせいだけ」
初枝 「中山先生、来週も来いいっちょられたけど、もう行かんけん」
めぐみ 「お祖母ちゃん」
嘉子 「お母さんらしくないがね、頑張って治療せんと」
初枝 「嘉子さんにはわからんのだ、体のだるさと気持ち悪いのと
指先痛いけん、 勾玉さわれんが」
嘉子 「治ったらいくらでもできるけん、
勾玉は、今は治療に専念してごしない」
めぐみ 「お祖母ちゃんのことだけ、このままでほんとにええかね」
忠 「その話はすんだが」
めぐみ 「私たちが心を開かんかったら
お祖母ちゃん、心が折れるんだないかね」
忠 「どげしたらええかね、
癌だけ頑張れって、わしには口が裂けても言えんが」
石橋 「体調いいみたいですよ、
気分が良いときはどんどん体を動かしてくださいね、
初枝さんは自分は重病人だと思ってるんじゃないですか、
そっから変えていきましょう」
初枝 「石橋さん、私はこの家族を苦しめちょうだないかね」
石橋 「えっ」
初枝 「聞かせてくれんかね、皆何を私にだまっちょうかね、めぐみ」
***********************************
福岡県北九州市若松区東二島
林 茂生
x1796shm@bronze.ocn.ne.jp
小さな環境対策を自作品で
http://www7.ocn.ne.jp/~futajima/
************************************


