2008/11/07
【知らぬが仏の離婚話】Vol.3 石原オサム
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ほぼ週刊 『知らぬが仏の離婚話』 2008年11月7日(金) 通巻第3号 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ こんにちは、石原オサムです。 朝夕、街を歩いていると、ふと空気の冷たさを感じる季節になってきました。 私の事務所では、まだ11月だというのにクリスマス休暇や忘年会の話しで女性スタッフが えらく盛り上がっています。 女性スタッフと言えば何となく聞こえは良いのですが、 四十歳過ぎの離婚経験者ばかりです。 ・・・気を取り直して 前回の続きです。 【調停委員に負けた】 今回は、彼女にとって地獄の入口となった第1回目の調停のお話しです。 と言ってもほんのさわりだけになりますが... 私は、彼女を勇気づけながら彼女の悩みをはっきりとした言葉にするために、これまでの経 緯について詳細な聞き取りを始めることにしました。 悩みを解決することで、彼女が将来どのようになりたいと思っているのか、具体的にイメー ジできるよう彼女の潜在的な部分も探りながら話しを進めていきます。 彼女の目的は、 1.過去12年間を遡って子の養育費500万円を支払え 2.今月より子供が大学を卒業する月まで毎月12万円の養育費を支払え というもので、現在は第1回目の調停が終了した段階です。 そして、彼女の悩みは 1.自分なりに調停を勉強してから申立てたはずだが、実際は思い描いていたものとはあまり に違いすぎると感じ、今後どのように調停に臨んで良いのか分からなくなった。 2.調停委員は自分の味方ではなく、むしろ敵だということに気付き、愕然としたことに加え て相手方からの非難応酬に精神的に耐えられない。出来ることなら調停を取り止めたいが、 養育費だけは支払ってもらわないと子供を私立中学に通わせることが出来ない。 ということがはっきりしてきました。 彼女は、“養育費の支払いは法律で決まっていることだから法律を使って相手方に強制的に その支払いをさせよう”としたかったわけです。 彼女が養育費の請求を調停という形で申立てた事は法的手段として全く問題ありません。 しかし、そのやり方は実にまずいの一言です。 法律という力で相手をねじ伏せてやろうとする方法は、いたずらに審議を引き伸ばすことに なったり、新たな争いごとの火種となることもあります。たとえ名うてのカリスマ弁護士で もそのような手法をとることはほとんどありません(もちろん、争いごとの内容にもよりま すが)。 また、調停委員は法律の専門家ではありませんし、申立人の味方でもありません。あまり大 きな声では言えませんが、近所の井戸端会議によく顔を出しているおじさんやおばさんと思 っていた方が正解です。主観的で失礼極まりないことを、さも正論として平気な顔で言われ ます。 彼女の第一の失敗は、元夫の家へ事前に何の連絡もせず直接、養育費の支払いを求めに行っ たことです。 普通に考えれば分かることですが、12年前に離婚して一度も連絡を取っていない元妻が、 ある日突然、養育費を支払ってくださいと堂々と言いに来たわけですから全く話し合いにな るわけがありません。 ではどうすればよかったのかと言うと、元夫の身近な人物に根回しをしておく必要があった でしょうし、元夫の現在の生活を出来るだけ気遣ってやる必要もあったでしょう。法律的論 法で攻めても、事態を余計複雑にしてしまいかねません。 そして、今回のようなケースでは調停を申立てる場合、事前に相手方に対し当方の致し方な い事情を汲んでもらい、お互いの言い分を調停という場の第三者に聞いてもらってはどうか、 という真摯な姿勢で臨むべきだったのです。 根回しや調停を有利に進めていくテクニックはそれぞれにありますが、彼女は初めから間違 った方法でスタートしてしまったのです。 彼女が元夫の自宅へ養育費の支払いを求めに行ってから第一回目の調停期日が決定するま での間、毎週のように片道3時間かけて元夫の親族や彼らの仲人までもが入れ替わり立ち代 わりで彼女の実家へ押し掛けて来るようになりました。 押し掛けてきては、年老いた彼女の両親をつかまえて 「あんたは一体、自分の娘をどうやって育てればこんな人でなしに出来たんだ!」とか 「勝手に出て行きやがって、いまさらこんなことやってる自分の娘を恥ずかしくないのか」 など、ほぼでたらめで乱暴な攻撃がはじまりました。 居留守を使うと家の前で大きな声で名前を呼ばれるし、一日中家の前に車を止めて彼女たち 家族の誰かが出てくるのを待っていたりしました。 私はこの話しを彼女から聞いた時、相手方には暴力団関係者がいるんじゃないかと思いまし た。色んな嫌がらせがありますが、このようなやり方は尋常ではありません。というより、 その筋の方が良く使う手口です。逆にそうであるなら調停をより有利に進めるきっかけにな りますからそれはそれでプラスの材料と言えますが... このような攻撃を受けながらも彼女は毅然としていました。 両親には迷惑をかけて申し訳ないと思いながらも、調停が始まればこっちのものだと思って いたようです。 調停は3回で成立して、半年後にはこのドタバタ劇も終わり、毎月の養育費もきちんと支払 ってもらえるんだ。法律が私を守ってくれる。 執拗とも言える相手方の嫌がらせに耐えてこれたのも、そのような思いが彼女を支えていた からでしょう。 そして、待ちに待った第一回目の調停をむかえることになります。 彼女はその日のために、自分の言い分をしっかりと整理し、調停委員に対し何を言うのか良 く考え、まるで問答集のような受け答えの練習もしていました。 第一回目の調停は、彼女と元夫、そして、彼らが結婚式を挙げた時の仲人さん、合わせて3 名が出席して行われました。 最初から当事者以外の第三者が調停に同席するのも珍しいことですが、この仲人さんが、相 手方にとって素晴らしい存在となったようです。 そして、彼女にとっては... 今回はここまでです。 またまた今回も長くなってしまい申し訳ございません。 最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。 **************************************** ■編集後記 もっと色んなことを書きたいのですが、メルマガ自体が長くなると思うとなかなか書くこと ができません。ひとえに私の文章力、総じて国語力の無さが原因なのですが、あまり無理せ ず背伸びせず書いていけたら良いなと思っています。 今回、調停委員について少しだけ触れていますが、“もっと色んな事を書きたい”とはこの ような部分の事です。例えば調停を有利に進めるテクニックや、代理人(弁護士)を立てた 調停とそうでない調停の違いなど、恐らく皆さんが一番知りたい部分ではないかと思います。 なかなか公にし難い部分でもありますが、今後ともがんばって続けていきますので応援よろ しくお願いいたします。 by石原オサム ご質問やご感想などお気軽にどうぞ ⇒ mag2@heartclick.jp **************************************** ≪広告≫==================================== ▼『トップマネー』お金を借りる前に金融各社の貸し付け条件や特徴を比較!役立つキャ ッシング・ローンの比較情報サイト http://top-money.net/ ▼『レディースローンネット』専業主婦の方でも安心してお借入できる女性専用キャッシ ング、レディースローンの比較情報サイト http://ladies-loan.net/ ▼『宮口式記憶術』1日5分のトレーニングで100ページを根こそぎ暗記する方法とは? http://www.infotop.jp/click.php?aid=88368&iid=21494&pfg=1 ▼『和佐大輔と木坂健宣のネットビジネス大百科』 数あるインターネットビジネス教本 の中で本物と言える確かなものです。あなたがその気になれば月収100万円なんて普通 に稼げます(石原オサム)。 http://www.infotop.jp/click.php?aid=88368&iid=7607 ▼『夢リタ 柴野雅樹』 インターネットビジネス、特にアフィリエイトで利益を上げられ ない方は彼の真似をするべきです。PC初心者でも関係ありませんからご心配なく! ↓まずは彼の実績をご覧下さい↓ これホントに事実ですから... http://www.infotop.jp/click.php?aid=88368&iid=24028 ========================================


