2009/11/24
★☆【アクションだよ、全員集合!】 No.58
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃★┃ 全てのアクション・ファンに送る!お役立ち情報レター ┃☆┃ 【アクションだよ、全員集合!】 No.58 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者KENICHIプロフィール ⇒ http://rockactions.com/profile/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 香港アクションからヒーローショーまで、徒手格闘型アクションに関する あらゆるネタを、アクション・ナビゲーターKENICHIが提供しています。 『アクションだよ、全員集合』 読者のみなさん! こんにちは、KENICHIです。 今回はユーチューブ以前と以後で、 アクションの価値が激変したのではないか? ということについてお届けします。 続きは、編集後記で⇒ ◆ アクション空手でフィットネス! ◆ ================================================================ 最近、空手ネタが多いので、コーナーとして独立させました。 これを参考に、ぜひ自宅でアクション空手にトライしてみてください。 型の練習は、カロリーの燃焼度が高いので、ダイエットにもお勧めです。 ================================================================ さて、毎回押し付けがましくも、 アクション空手をやるための情報を提供しているのですが、 今回は、まず私の練習に対する考え方を伝えておきたいと思います。 シンプルに表現すると、 ● 全体 ⇒ 部分 この流れが、基本なんですね。 どう思いますか? 一般的には逆に ● 部分 ⇒ 全体 という順番で、学習するパターンが主流ですね。 例えば空手なら、 普通は技を先に学び、 型はその後ですよね。 しかも、一つの型が完全にできるようになってから次の型を学ぶ。 ● 部分 ⇒ 全体 の学習法では、当然の流れです。 もちろんこれを否定する気はありません。 ただし、 ● 全体 ⇒ 部分 という練習法の方が、楽しんでできる。 そういったメリットがあります。 そして、このようにネットを通じて間接的に伝えようとする場合も、 このやり方のほうが、有効だと思うのですね。 なぜなら、部分を伝えるのには、直接指導の方が有効だからです。 間接指導の場合は、ディティールまでは伝え切れませんから、 全体的な学習体験を数多く積んで、 その中から最大公約数的なエッセンスを自分で掴み取っていく、 このやり方が有効なのです。 特に自分で、「これでいいのかな?」と、考えながら練習していると、 いざ直接指導で正しいやり方がわかったときに、 技術の吸収力や上達速度が圧倒的に高まります。 そういったわけで、型をラジオ体操のようにとらえ、毎日行う。 そして、たくさんの型を覚えて、それをやる過程で技を作り上げていく。 こういったプロセスをアクション空手では、推奨しているわけです。 ということで、初心者の方は 平安初段~五段 の五つから始めるのをお勧めしています。 それで今回は、平安の型を覚えるコツについて書いてみたいと思います。 この平安の型は、当然ながら共通点があります。 その共通点を押さえることで、かなり覚えるのが楽になるでしょう。 それでは本題に入ります。 まず下の図をご覧ください。 これは何かというと、演武線と呼ばれるものです。 演武線とは、型の演武を行う際の、向きや移動の方向、距離などを 軌道として表したものです。 ま、簡単に、型はこのライン上で行うと考えてください。 この図は、平安の型に共通する演武線を簡略化して描いたものです。 <平安共通演武線> スタート地点&ゴール 右 ↓ 左 ──┬── ← ライン1:横 │ │ │ ← ライン2:縦 │ │ ──┴── ← ライン3:横 (正面) この図でわかりますかねぇ? まず立ち位置ですが、ライン1と2の交点です。 ここがスタート地点になります。 同様に終了もこの位置です。 この位置にライン3の方向を向いて立ちます。 右、左は、この位置に立った時の方向を示しています。 そして実演の際の移動ですが、 ● スタート地点から動き出す ● 1左 ● 1右 ● 2:前進 ● 3右 ● 3左 ● 2:後退(ライン2の上で終了するものもある) ● 1左 ● 1右 ● スタート地点に戻る この順番に移動して、そこで技を行います。 1と2で技を行う際は、外側を向いています。 こういった演武線上の共通点があるわけです。 さらにライン1と3の左右で行う技は、 同じ動きなんですね。 だから、それぞれのライン上で行う動きを パートごとに覚えればいいわけです。 しかも共通の動きも多いですから、 実際に覚える内容はさほど多くありません。 このようにすると、五つの型を一度に覚えることができるわけです。 ということで、まずは演武線を意識して動画を見てみてください。 型に共通する法則性が見えてくるはずです。 …続く ◆ KENICHIの断言<理論で考えるアクション> ◆ ================================================================ ここだけの話ですが、実のところアクションの理論などというものは、 この地球上にほとんど出回っていません。(大袈裟ですがマジ) それは誰もアクションの理論など考えたことがないということです。 そこで私KENICHIが、今までの多様な実践経験より導き出した 独自の研究成果を披露したいと思います。 ================================================================ さて、今回は趣向を変えて、 立ち回り様式美について書いてみることにしましょう。 様式美というのはですね、広辞苑に載っていなかったのですが、 私の考えでは、「様式の持つ美しさを追求する表現の形式」 のことではないかと思っています。 立ち回り様式美とは、歌舞伎や時代劇の立ち回りに共通するように ある種のお約束を守った中で、形式的な表現を追求するということですね。 以前にも書きましたが、立ち回りというものは、 基本的に形式主義的表現なのです。 だからリアリティーを追求しようとすると、自ずとジレンマが生じる。 そういった特性を持つ表現なのです。 でもリアリティーが、必ずしもいいわけではありません。 リアルであるがゆえに、表現として弱くなってしまうことがあります。 逆に様式美を守っただけで、表現として強くなることもあるのです。 今回は実例を挙げて説明してみましょう。 (この例は、ある映画で観たシーンをもとにしています。) <主人公が、五人組に取り囲まれています> まさにこれから立ち回りが始まる!そういったシチュエーションです。 この時、主人公はどのように振舞えば強く見えるでしょう? 逆に、どのように振舞うと、弱く見えるのでしょうか? 分かりますか? 例えば ● 最初のシーンで、弱く見えるバージョンを使い、やられてしまう。 ● 次に、お約束の特訓シーン。 ● そして、もう一度再戦。ここでは強く見えるバージョンを使う。 これだけで映画の主要なアクションシーンができてしまいますね。 それでは回答です。 <まず弱く見えるバージョンから> ● 弱く見えるためには、正面から見て足を前後に開きます。 ⇒ 敵にさらされる面積を狭くするわけですね。 ● そして体の前で小さく手を構えます。 ⇒ さらに急所をカバーするわけですね。 ● で、小刻みに前後左右にステップを踏みます。 これって、リアルな表現だとは思うんですよ。 でも、こうすると明らかに弱そうに見えるんです。 (じつはこの例、○ンダムですが…) <これを様式美的に表現してみると…> ● 足は左右に広めに開き、腰を落とします。 ● 手は、大きく構えます。 ● そしてステップは踏まず、どっしりとして、その場から動きません。 どうですか? こうすると、不思議と強そうに見えるのです。 でもこれって、様式美的表現なんで、 同じようなことは、歌舞伎なんかでもやっていると思うんですよ。 ねー、リアルなだけではアクション表現は、まかないきれないんですね。 それがアクションの難しいところなのです。 ためしに、上記の弱そうバージョンと強そうバージョン、 ぜひやってみてください。 自主映画なんかでも、十分使えますので。 …続く ■ ロック・アクションズ・スペシャルブログ アクション大百科スタート! 読者の知りたいアクションの●●について、KENICHIが答えています。 誰でもリクエストできるので、お気軽にどうぞ。 最終的には、アクション大百科になればいいなと、目論んでいます。 ↓閲覧にはパスワードが必要です。↓こちらから発行します。 http://www.stepform.com/68964/form.cgi ※こちらに登録していただくだけで、メールにて折り返しパスワードを送信いたします。 ■アクション技術の無料レポートが、ようやく完成しました。 ぜひ読んでください⇒ http://rockactions.hp.infoseek.co.jp/site/top/top.html 無料レポート「アクションキックは、逆から学べ!」は、 香港アクション界最高峰の蹴り技達人”黄正利”のドキュメント作品(1981年制作) ”The Art of High-Impact Kicking” を解説したものです。 映像では複雑で、わかりづらいステップを詳細に解説しているので、 このレポートを読めば、誰でも簡単にマネすることができます。 ちなみに新作のレポートを作成しようと思うので、 完成したら、これと差し替る予定です。 今のうちにダウンロードしておくことをオススメします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記□■ さて、今回はユーチューブ以前と以後で、 アクションの価値が激変したのではないか? ということについて触れてみたいと思います。 ユーチューブが登場してからというもの、 それまで目にすることもできなかった映像に いつでもアクセスすることができる環境が整いました。 これによってアクションの何が変わったかというと、 アクション作品の何かについて「知っている」という 情報の希少性の価値が下がったということです。 (もちろん全ての分野について言えることですが。) 具体的には、殺陣師やアクション監督の価値が下がる可能性が考えられます。 というのも、あれだけ古今東西の立ち回りの映像を見ることができる環境があれば、 振り付けの勉強をするのは容易だからです。 アイデアに詰まっても、サンプリングのネタに困ることはありませんから。 カメラワークなどについても同様です。 だから、単に立ち回りを付けることができるとか、カット割ができる、 ということは、価値がなくなってくるわけですね。 逆に、自分ではあまりできないけど、振り付けやカット割りはできる、 という、オタク系理論的殺陣師、アクション監督は出てくる可能性があります。 (実際は、すでに出てきているようです。) となると、何が価値を持つのでしょう? 上記のタイプとは逆のタイプでしょうから、 自分でできることに、価値が高まっていく可能性はあります。 つまり、高いレベルのパフォーマンスを実演できる、 そういったことに価値が生まれるわけです。 まあ、当たり前といえば当たり前なのですが、 現在はアクションのパフォーマンスに対して、 評価が集まっていないという現状があります。 それは、作品の中で「やらせるアクション」が求められているからで、 「やるアクション」の需要は、少ないからです。 (これはライフサイクル上、仕方のないことですが) 「やらせるアクション」とは、アクションのできない一般の俳優にやらせて、 実際にできるように見せるアクションのことです。 この時代のアクションは、完全に裏方となります。 まあ、もうしばらくは「やらせるアクション」の時代が続くと思いますが、 いずれ観客の方も飽きてくるので、 そうすれば「やるアクション」が求められるだろうと、 私としては、楽天的に構えています。 まあそれはともかく、 動画環境が整備されたということは、いいことなので 有効に活用していきたいですね。 そうすれば、アクションも今まで以上に発展できることでしょう。 ということで次回は、動画を活用したアクションの発展法について触れてみたいと思います。 ================================================================= ≪KENICHIのやりたいこと 2009.6 ≫ └→ http://rockactions.com/article2/index.html 1、アクションのライブ・パフォーマンスを作りたい。 2、やるためのアクションを一般に広めたい。 3、アクション独自の練習体系を作りたい。 4、身体表現としてのアクションを確立したい。 ================================================================= ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 何か聞いてみたいことや、ご意見ご感想がありましたら こちらのフォームからお気軽にご連絡ください。 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P6195468 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■無料レポート「アクションキックは、逆から学べ!」 └→ http://rockactions.hp.infoseek.co.jp/site/top/top.html ■ロック・アクションズ・スペシャルブログ アクション大百科製作中 └→ http://rockactions.blog93.fc2.com/ 閲覧パスワード発行 └→ http://www.stepform.com/68964/form.cgi ■感想、意見、質問はこちらから └→ http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P6195468 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ バックナンバー・配信停止はこちらです。 ⇒ まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000275078.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「アクションだよ、全員集合!」 発行者 KENICHI Copyright (C) 2009 KENICHI All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


