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『勝ち組』の持つ状況把握力、決断力等の<優秀さ>を大手マスコミ現役営業の著者が『人間勘』という軸で整理します。【学生の皆様】には就活での最高の武器、【社会人の皆様】にはワークスタイル確立のヒントとして。読者の定着率が高く、好評を頂いています。

  • 発行周期 強く念じてくだされば。週刊。
  • 最新号 2009/09/23
  • 部数 192部
  • メルマガID 0000275002
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2009/02/09

【人間勘】メルマガ 第15号『大所高所からみる-文脈力2』

=〆〆〆==============================
就職時に「仕事」をどう理解するかが人生のすべて! 
【真面目に教える!一流企業が求める人間勘】
========================第15号======

第14号タイトル『大所高所からみる−文脈力2』
〆就職活動への役立ち度; 重要 ★★★★★
〆社会人としての勉強度; 重要 ★★★★★      (5点満点)
==================================

こんにちは。旧正月の休暇などで、2週間空いてしまいました。この間に
また11人増えて、ご登録いただいている方が162名になりました。
ありがとうございます。

さて、前回から時間が空いてしまいましたので、まずは前回のおさらいから。

<前回の要点>

仕事における最善の答えは『情報を繋げる』ところに生まれると私は信じて
おり、その繋げて活かす能力を『文脈力』とよんでいる。
必要な能力ブレイクダウンすると以下のとおり;
 1.必要な情報を集める力
 2.肝の情報を取り出す力
 3.その情報を繋げて「価値」を見つけ出す力
 4.「価値」に言葉を与える力
 5.その言葉を説明できる力
志望動機なども、自分のアピールだけではなく、志望企業の課題とか
将来の目標を正確に理解し、それに自分の特性を繋ぐべし。


ということで、今回はこの『文脈力』の社会実践編、
『大所高所で見る』 
という大切な心がけをご紹介します。

「お前、大所高所でみろよ!」

新入社員時に言われたことはありませんか?・・・私はあります。

これ、どういう意味かよく分からなかったんですよね。
どういう漢字かも分からないから、「対処?」「公書?」とか悩みました。

英語ではシンプルです。
“From a broad perspective”

そう、視野を広げて、という意味です。

前回、『文脈力』とはどういう能力かをブレイクダウンした5つの要素は、
2つのグループに集約できます。

【必要な情報を集めて、肝の情報を取り出し、繋いで価値を見出す】
【その価値にあらたに言葉を与えて、他人に説明ができる能力】

「大所高所でみる」とは正に、この一つ目の能力そのものを実行すること
を意味します。

今回、言いたいポイントをまずクリアにサマリーしますと。。。

『仕事において、少ない情報から判断すると失敗することが多い。 
 関係各所から情報を聞き出し、その中で肝の情報を見つけて、
 そういう重要な情報を正しく繋げば、やるべきことはおのずと
 見えてくる。そしてその情報に自分の言葉やアイデアを加えて
 相手を説得できれば、必ずうまく行く。』


あなたが戦国時代の戦の歩兵だったとします。長槍を持って。
目の前の歩兵を倒せばいい、と信じています。
しかし、後ろの高い丘から見下ろしている、あなたの陣の参謀は
あなたの目の前の歩兵のすぐ後ろに、敵軍の武将がいるのを発見し、
「目の前の奴はどうでも良いから、その後ろの武将に槍を突きつけろ!」
と、届かぬ声を上げています。
でもあなたは歩兵とチャンチャンばらばら、そりゃ命がけですから。
ああ、武将に気づけば刺せる距離で、討ち取れば敵軍は敗退したのに、
知らなかったから残念、モッタイナイ。

ま、こんな感じで、大所=「広い視野」を持って、高所=「高い場所」
からみるという言葉は生まれたのでしょうね。

で、この『モッタイナイ』はビジネスの世界でも起こっています。

これを、意識して無くしていただきたい。

そのためにはどうするべきか?
これは、自分が情報の入る立場にならないとなりません。

私の経験上、大事な決断のために必要な情報は、欲しい時に取りに行く
ようでは間に合いません。
例えば、自分の会社の中で平行して起こっているプロジェクトの進捗、
お客様の上層部の意見、ある製品単価の競合比較情報などは、
「欲しいと思ってから入手するまでに非常に時間がかかる」

まるで、さっきの戦においてあなたの陣の参謀が、敵の武将を見て
「あれ誰?だれか知ってる人ー!?」とやるようなもので、
決断ができなくなります。

【必要なときに必要な情報を持っていること】が重要なわけで、
そのための情報網が、仕事では重要です。

情報網をどのようにして張ってゆくか?
私が知っているやり方は、「他人の情報網に入ってゆくこと」つまり、
自分の持っている情報を引き換えに、他人の情報をもらうことです。

大事な情報を持っていない人のところに重要な情報が回ってくるほど
世の中は優しく成り立ってはいません。やはりここでもGive & Take。

馳星周さんの人気小説、「不夜城」のシリーズの主人公、劉健一は
シリーズ最終巻の「鎮魂歌」で金持ちになっています。その収入源は
「情報」です。何もないお店で、客が探している人や裏社会の組織
についての情報を買います。その際に客は、金を払うか、それに見合う
情報を置いていきます。

この仕組みは、表社会のビジネスにおいても真理だと思います。
すべての仕事は、情報戦で勝ったものが絶対優位に立ちます。

『大所高所にみる』−それには情報が入ってくる立場を取ること。

そのためには、自分も情報を持っていることが大事です。

さてここで、今日の最後のポイント。

“自分はどうやって情報を持つのか?”

その答えは、情報の峻別にあります。
情報とは、どのように加工するか?どのように付帯情報を与えるか?
で価値がまったく変わります。その情報価値をあげる行為こそが
『文脈力』なのです。

【必要な情報を集めて、肝の情報を取り出し、繋いで価値を見出す】
【その価値にあらたに言葉を与えて、他人に説明ができる能力】

この能力があれば、AさんとBさんとCさんが気づかずに話していた
ばらばらの話の、根っこのつながっていることが見えることがあります。

その、肝を見つけ出して、繋げた瞬間に、あなただけの情報が生まれます。

それが「価値を見出す」ということなのです。

それを「新しい情報」として人に売る
(=仕事にするか、新しい情報と交換する)
能力こそが『文脈力』なのです。


*************** 

今日はここまで。

次回は、『リーダーの“やりたいことリスト”』です。
ビジネスにおいても日常生活においても大切な心がけとして、
皆さんにもお伝えしたいと思っています。

それではみなさん、今週も頑張って充実した一週間にしましょう!


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