2009/05/12
フライキャスティングアート
・『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり。これに勝るものはなし。』 ・『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、いずれにしても最後の勝利者これ魚とり。』 by 釣魚大全 ----------------------------------------------------------- ■フライキャスティングは、不思議な運動です。 私は、釣りに行って綺麗な川に立ちこみキャスティングをしているだけで、 ほぼ、70%ぐらいはその日の釣りに満足してしまいます。 魚が釣れなくても、です。 綺麗なループを作り思惑通りにフライを流せたら、 それだけで、結構な達成感を感じるのです。 フライキャスティングは、不思議なアートです。 ■FFFキャスティングインストラクター試験当日。 東山湖フィッシングエリアに、午前8時に集合。 まず、近くの室内会場で筆記試験を受けます。 選択問題や○×です。 例えば、 「フライラインの番手表示は、ラインの先端9mの重さで決まる」 という質問です。 ・ ・ ・ ・ 答えは○です。 シンキングは、フローティングより重い感じがありますが、 シンキングでも先端9mの重さでライン番手が決まります。 てな感じで、問題を解いていきます。 私は結構テキトーなところがあるので、 細かい数値問題などは苦戦しました。 筆記試験が終わって、しばらくしたら呼び出されたので、 落ちたかと思いましたが、どうにか筆記は合格。 それほどは寒くないのに、何故かタバコを持つ右手が硬直している私でした。 少しの休憩を挟んで、いよいよ実技試験です。 ■FFFのキャスティングインストラクターの実技タスクは24からなります。 ワイドループ、ナローループ、ロールキャスト、 バックハンドキャスト、バックハンドロールキャスト、ダブルホール、 サイドキャスト、テーリングループキャスト、 キャスティングアキュラシー、ロングディスタンスキャスト、 などなど、様々なキャスティングテクニックを試されます。 そして、同時にそれをティーチングする技術も試験されます。 なにせ、インストラクター試験ですから。 何故、ワイドループになるのか? 何故、ナローループになるのか? を説明します。 「ん〜、何故ワイドループになるかって、 それはなんとなくふんわりと投げているから・・」 なんて言おうものなら試験管に駄目だしされて、そこで本日終了。 てな事になりかねません。 そこは、丁重にロッドティップの動きやリストの使い方の説明をします。 これも、実際自分でやるのは簡単なのですが、 それを分かりやすく説明するとなると、また別ものになってきますね。 他にも、テーリングループを意図的につくり、 何故テーリングが発生するのかを、端的に説明するとかです。 言葉が多いと駄目なんです。シンプルに一言で分かりやすく説明しなければいけません。 (ん〜これが難しい・・。) タスクには無い説明や試技も突然出されたりして、 あたふたとする場面もありましたが、 どうにか全項目を終了。 アメリカから来た試験官のウィリアムスさんの キャスティングを見抜く目は、さすがでした。 で、結果は? どうにか合格しました。^^(やれやれ・・) 今回試験を受けで再認識したことは、 いかにテーリングループを回避するかということですね。 どんなキャストでもテーリングを起こしてはいけません。 ですが私の場合、 フォワードキャストのときに、最後で手首にクイッと力を入れてしまう 癖があり、そのことでテーリングが出来てしまう事がありました。 キャストをしながらそれを修正できたので、合格しましたが、 そのことも、ウィリアムスさんはお見通し。 テーリングループ恐るべし! 試験官恐るべし! 色々なキャストテクニックがありますが、 やはり、40フィートのフォルスキャストをどれだけ綺麗なナローループで 投げられるかが一番難しい、と感じた一日でした。 そんなこんなで、 FFFキャスティングインストラクターのワッペンを貰い、 記念撮影して終了。 どっと疲れが出た私でした。 キャスティングは奥が深いですね。ほんと。 あの太目の糸を投げるのに大の大人が、あ〜だ〜、こ〜だ〜と、 真剣になれるのですから。 現場には色んな人がいましたね。 どの方もフライフィッシングバムといった感じで、 「釣りまくっちゃうぞ〜」的オーラが出ていました。 ということで、 目的達成し、試験会場を後にしたのでありました。 それにしても帰りの高速がめちゃ混みで、 なかなか前に進みません。そういえばほとんど寝ていません。 しかたないので、海老名パーキングエリアで イカの丸焼きを食べてしばし爆睡した私でした。 じゃんじゃん。(←古い?) フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!) http://www.flyfishing-japan.com/ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000274931.html


