2009/11/30
「ロンバケ」再放送終了
☆☆☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今から使える介護・看護の実践力養成講座 == 2009/11/30 Vol.0053 == (合同)メディケアサポート ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆☆ 今回で基礎医学の部分は終わりになります。 第44回から今回までで、 小冊子一冊分の内容を盛り込みました。 一通り、コピーして簡単に編集すれば、 コンパクトな資料集ができますよ。 <排尿障害> 排尿障害とは、膀胱の平滑筋が協調的かつ十分な強さで収縮すること、 平滑筋と横紋筋の括約筋が同時に抵抗を低下させること、 解剖学的な閉塞が存在しないことの どれか1つ、または2つ以上の異常によってもたらされます。 原因疾患には脳血管疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、 会陰部の知覚障害、骨盤神経障害に伴う骨盤臓器の手術歴や疾患、 糖尿病性神経障害などの疾患があります。 薬剤でも抗精神薬、抗ヒスタミン薬、 鎮痛薬、抗コリン薬などで生じることがあります。 1.尿失禁 尿失禁とは不随意的な尿の排出です。 (1) 持続性尿失禁 絶えず尿失禁が起こるのは、 尿道括約筋が手術によって損傷を受けた場合や 尿管異所性開口、膀胱膣瘻などです。 (2) 腹圧性尿失禁。 クシャミ、咳、運動、などで腹圧が上昇した時に起こる尿失禁です。 経産婦に多くみられます。 (3) 切迫尿失禁。 先に強い尿意があり、排尿を抑制できずに失禁するものです。 原因としては膀胱炎、膀胱腫瘍、神経因性膀胱などがあります。 (4) 反射性尿失禁。 排尿筋の不随意収縮によるもので、尿意がなく、 本人の意思に関係なく膀胱が収縮して失禁するものです。 脊髄神経疾患で起きます。 (5)溢流性尿失禁。 溢流性尿失禁は、前立腺肥大などの尿の排出障害により、 膀胱の容量が限界に達し、少しずつ尿が漏れるものです。 体位の変化や腹圧の急激な変化でも出現します。 2.頻尿 昼間の頻尿は精神的なもの、膀胱容量の低下によるもの、 あるいは排尿筋の過活動性が原因になります。 慢性膀胱炎、浸潤性膀胱癌などでは 膀胱の知覚神経を刺激するために頻尿となります。 残尿量がかなりある場合、 有効膀胱容量が減少して頻尿になります。 前立腺肥大などでは、尿排出障害から排尿筋の過活動性が起こり、 頻尿になる場合があります。 夜間の頻尿は昼間の頻尿と同じ原因によって もたらされるのが普通です。 正常であれば、夜間は2回以上排尿に起きません。 ただ、夜間の頻尿のみの場合には、腎機能低下に伴う尿濃縮能低下、 うっ血性心不全、就寝前の飲水などを疑ってください。 3.尿閉と排尿困難 尿閉は、尿道のどこかで閉塞が生じることで 排尿障害が起きる病態です。 代表的な疾患は前立腺肥大です。 尿道カテーテルを挿入して導尿したり、 超音波ガイド下に腹壁から膀胱を穿刺して導尿させる処置を 施す場合があります。 排尿困難は、膀胱を十分空にすることができない障害をあらわします。 排尿筋の収縮力が弱かったり、 膀胱開口部の圧の上昇や閉塞が原因で生じます。 ■ ■■■ 編集後記 ■■■ ■ 先日まで、「ロングバケーション」の再放送をやっていました。 少々時代を感じましたが、 アノ頃は会話もおしゃれだったように思います。 相手の気持ちを察しながら、お互いを意識しあう...。 最近のドラマは、言葉使いからして単純すぎるような気がします。 娘が国語の読解問題が解けないのは、ここにも理由があるのか? (本当は本人の実力だけど) ところで、ブログ「施設長奮闘記」では、 今以上に大変な状況に置かれた過去の私がいます。 ちなみに、 http://surgeonyu.seesaa.net/ でアクセスできます。 次々起こる難題に、孤独に迎え撃つ私の物語です。 興味のある方は読んでみてください。 なお、このブログは脚色されているので、 ありのままを描いているわけではありませんので、 ご注意を! ---------------------------------------------------------- 発行元:合同会社 メディケアサポート 発行責任者:西田 雄 お問い合わせ:yu-n@u01.gate01.com


