2009/10/19
ストレス太り?
☆☆☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今から使える介護・看護の実践力養成講座 == 2009/10/19 Vol.0048 == (合同)メディケアサポート ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆☆ 祝日が入り、先週号を発行し損ねてしまいました。 どうも済みませんでした。 今回は、前回からの続きで、胸痛と嚥下障害です。 <胸痛> 胸痛の原因疾患は多岐にわたりますが、 その発生原因を以下の4つに分けます。 1.虚血性心疾患の症状 心、大血管に由来するもののうち、 特に重要なのは虚血性心疾患です。 狭心症のときの胸痛は圧迫感、絞扼感、焼灼感が 主に胸骨下部に生じます。 胸部の手拳大ぐらいの範囲に限局することが多いといわれます。 呼吸運動と関係なく起こり、数分間程度持続します。 運動、感情の高まりなどが誘因となることが知られており、 ニトログリセリンの舌下投与により消失する点が 他の疾患との鑑別のポイントとなります。 心筋梗塞の場合は締め付けられるような激痛で、 死を意識するほどと形容されることがあります。 頚部から左腕外側にかけての放散痛を伴うことも 少なくありません。 2.胸膜痛の症状 肺、胸膜、胸壁に由来するもののうち、胸膜痛とは痛みが 呼吸運動に連動して生じる場合に用いられます。 特に深呼吸時に痛みが増悪することが多い病態です。 胸部の後方や側方に感じられ、 放散痛を感じることはほとんどありません。 3.食道や消化器由来の疾患の症状 夜間に睡眠を中断するような胸部圧迫感や、 胸やけを伴う場合には、逆流性食道炎を強く疑うべきです。 慢性胆嚢疾患でも、胸部圧迫感として感じられることがあります。 4.筋骨格に由来するものの症状 帯状疱疹に代表されるような、肋間神経に関連した疼痛は、 肋間に平行して痛みを感じます。 <嚥下障害> 嚥下とは食べ物や液体を口から食道を経て 胃内に送り込む一連の流れをいい、 口腔、咽頭、食道の多数の筋肉が関与する 高度に統合された運動です。 嚥下障害とはこの一連の運動に障害があって、 食べ物や液体がうまく通らない状態のことです。 1.嚥下運動 嚥下運動は以下の3期に分けられます。 (1) 口腔期:食べ物が口から咽頭に入るまで。 食塊は口唇、舌、口腔底の随意運動で咽頭に送られます。 (2) 咽頭期:咽頭を通過して食道にいたるまで。 反射性の不随意運動で、咽頭筋の収縮によって 食塊を咽頭より食道に送ります。 (3) 食道期:食道を下って胃に入るまで。 2.嚥下障害の部位 各々の部位で、障害は器質的障害と機能的障害に分けられます。 器質的障害とは解剖学的異常や物理的障害によるもので、 機能的障害は主に神経、筋疾患による機能的なものです。 (1)口腔・咽頭部の障害 〇 器質的障害 口腔、舌、及び咽頭に炎症があると、 痛みのために嚥下障害を起こします。 急性偏頭炎、口腔炎、偏頭周囲膿瘍、舌潰瘍、 後咽頭膿瘍も同様に嚥下障害を起こします。 悪性腫瘍は徐々に嚥下障害が進行していきます。 〇 機能的障害 神経、筋疾患により口腔咽頭部に機能的障害を起こすことで、 嚥下に障害を引き起こします。 これには中枢神経障害、末梢神経障害、 筋または筋神経接合部障害があり、種類はたくさんあります。 中枢神経障害には脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などがあり、 末梢神経障害には甲状腺腫、頭蓋腫瘍などが原因になります。 筋または筋神経接合部障害には重症筋無力症、 筋緊張性ジストロフィーがあります。 (2)食道部の障害 〇 器質的障害 悪性腫瘍としては、食道癌があります。 食道癌は固形物の嚥下障害から流動物の嚥下障害へと 徐々に障害の程度が進行します。 自覚症状は初期には乏しいのですが、 進行するにつれて嚥下時のつかえ感、胸骨後方痛、 食道のしみる感じ、異物感が出現してきます。 また、噴門部胃癌による狭窄でも同様な症状が起きます。 食道炎には腐食性食道炎、逆流性食道炎などがあり、 食道の異常収縮で嚥下障害を来たすことがあります。 食道潰瘍は、逆流性食道炎と同じく胃酸が原因で起こります。 高齢者の場合、食道裂肛ヘルニアもあるので 胃液の逆流が起こりやすく、 胃酸がもっとも頻度の高い原因になります。 外部からの圧迫では、食道周囲臓器の病変により 食道狭窄を起こし嚥下障害が起きます。 疾患としては、甲状腺腫、悪性腫瘍、頚椎の変形などがあり、 食道中部では縦郭腫瘍、大動脈瘤、胸膜炎などがあげられます。 〇 機能的障害 アカラシアは食道の神経、筋運動の機能障害により 中部食道の拡大と食道下端の機能的狭窄を来たし、 通過障害による嚥下障害を起こします。 進行性全身性硬化症では食道粘膜の結合組織の増殖硬化を来たし、 嚥下障害を起こします。 ■ ■■■ 編集後記 ■■■ ■ 最近ストレスで体重が増えてしまいました。 ストレスで過食になる傾向があるのです。 もう一度「ビリー」に入隊するか、違う方法にするか、 ショップチャンネルを気にする日々です。 ところで、ブログ「施設長奮闘記」では、 今以上に大変な状況に置かれた過去の私がいます。 ちなみに、 http://surgeonyu.seesaa.net/ でアクセスできます。 次々起こる難題に、孤独に迎え撃つ私の物語です。 興味のある方は読んでみてください。 なお、このブログは脚色されているので、 ありのままを描いているわけではありませんので、 ご注意を! ---------------------------------------------------------- 発行元:合同会社 メディケアサポート 発行責任者:西田 雄 お問い合わせ:yu-n@u01.gate01.com


