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2009/04/25

日本自動車産業を考える2

    CFP・1級FP技能士の 「暮らしとお金のリテラシー」

                      2009年4月25日 Vol 59

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        【 日本自動車産業を考える2 】

こんばんわ。今回は「日本自動車産業を考える2」をお送りしたいと思い
ます。

前回はカーシェアと割安レンタカーという「所有」から「共有利用」への
自動車利用について見ました。

今回はこれから主流となるハイブリッド車、日本自動車産業だけでなく世
界の自動車産業の脅威となるであろう「インド タタモーターズ ナノ」
を見ていきたいと思います。

4月に導入される予定の環境対応車への優遇税制で、自動車各社は獲得競
争がはじまっています。

ハイブリッド車といえば、トヨタ「プリウス」、ホンダ「インサイト」な
どがよく知られたところですが、日産においてはハイブリッド車を国内で
販売していないため、小型車の「キューブ」「ティーダ」「ノート」など
の燃費を改善する予定です。

自動車重量税と自動車取得税が100%免税される「プリウス」は約13.
5万円、「インサイト」は約10.8万円が、税負担の軽減分です。

日本ではこの「減税特需」によって落ち込んだ自動車販売市場を活性化し
ようと、各自動車メーカーは懸命になっています。

おなじようにドイツでもエコカーへの優遇策として「環境対策奨励金」が
1月末から開始されており、制度の内容は9年以上使用した車を廃棄処分
にして、最新の排ガス規制対応車に買い換えた場合に奨励金が支給され、
1台あたり2500ユーロ(約32万円)が支給されます。

これによってドイツの新車販売台数は今年の2月と前年の2月を比較して
も、21.5%増加しており、欧州主要国では唯一のプラスになっていま
す。

次に1月にモーターショーで披露されたインドのタタモーターズの「ナノ」
です。

10万ルピー(約2500ドル 約25万円)といった、現在の自動車の
常識では考えられない値段で販売され、低価格を実現するためにプラスチ
ックが多様されており、エアコンや助手席側のサイドミラーは無く、基本
的な性能のみが追求されており、排気量は620ccです。

この「ナノ」が消費者に受け入れられるかどうかは今のところわかりませ
んが、国民平均所得の低い新興国などでの販売台数は上昇すると考えられ
、また先進国でも低中所得者層でもニーズは高いのではと思われます。

今後の自動車産業を考えると、前回紹介した「共有利用」、「ハイブリッ
ド車」「基本性能を追求した低価格車」など、消費者ニーズはどの方向に
向かうのでしょうか?

今後の株式投資を考えるにおいて、一材料になればと思います。


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