房総限定100kmペダル走行  RSSを登録する

自動車の行き来の少ない道を選んで加齢なる体力でペダルを踏んでいます。ロードレース用の自転車を持って電車で移動してからの単独走行の話です。

  • 発行周期 隔週刊
  • 最新号 2009/05/05
  • 部数 34部
  • メルマガID 0000274053
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2009/05/05

トンネルは4本とも走行を完全自粛と決定

□ トンネルは4本とも走行を完全自粛と決定

内房線の八幡宿駅まえを出発してつぎの五井駅の前を通り過ぎて南西に向か
います。千葉駅から四つ目の八幡宿駅から鉄道の南側を 4km近く走る平らな
直線道路です。五井駅からは小湊鉄道という単線の私鉄が太平洋岸の大原駅
を発着するいすみ鉄道と連絡されています。

鉄道はどれもできるだけ勾配の少ないところに造られています。道路のほう
がはじめに造られているわけだけれども同じように考えるのが自然です。オ
フロード専用の自転車は別にして特にタイヤを細くしてあるロードレース用
の自転車で楽して走行するのにも同じ理屈でとらえます。

うまい具合に五井駅から南のほうに 4kmほど離れたところで北のほうからの
丘が養老川で切られて水田が上流の牛久の町へと続いているのです。路面標
高5mほどの駅の前から牛久の町に向かって16kmばかり行くと標高は 26mくら
いになり水田地帯が終わります。標高差 が21mのゆったり走行は終了です。

国道が西から東に走っていて沿うように南側を小湊鉄道の線路があり上総牛
久駅が構えています。昔の牛久の町が西から東に 1kmくらいあったようで真
ん中あたりに駅があるのです。南側には少し離れて養老川が曲りながら流れ
ています。町は国道を含めて標高は30mくらいのところにあるのです。

牛久には国道が2本と県道が4本集っています。それぞれの道はほかの国道や
県道につながっているので古くは上総の道の要と呼ばれていたようです。町
の東端にある国道の米沢交差点から南に県道を行くことにします。路面標高
は 20mがだいぶ長く続いて木立の中から鶯の鳴き声が聞こえてくるのです。

何回か来ている道なのに上りの感覚が違っています。 1kmより短いのに路面
標高は30m、40m、50mとだんだんきつくなり高滝湖のそばでは50m、40m、50m
の上りがあるので下りに入るとできるだけ強くペダルを踏んで前にまえにと
距離をのばしていったのです。

                                 □

徳氏、月崎を通り大久保の集落から折津に進むと養老渓谷を目指し南に向か
う自動車のほうが多くなります。石神の集落を通る自動車の数が極端に少な
くなるのです。少し下ったあと上り坂になりどうにかペダルを踏みます。下
ると上総中野駅という小湊鉄道といすみ鉄道の終点になっているのです。

駅の少し東から南に折れて少しずつ上りになります。路面標高は上総中野駅
前の国道が90mあり310mばかり下ると標高70mの橋を渡り、80m、90m、100mと
道が 1440mの曲りながらの上りです。まっすぐな道ではなく左右になん回か
曲っているのでどうにかこうにか上りきることができました。

先がはっきり見える道はふつう少しずつきつくなってきます。上り終わって
からはどかんと長い直線の道です。道の右側の水田の向こうには風のない中
で長い棹にこいのぼりがぶら下がって少しゆれています。どっしりした家の
端の中庭と思われる辺りに立っているのです。

子供がうまれたか大きくても小学校低学年の男の子がいるのでしょう。最近
ではこの家に男子ありの目印になっているのかもしれません。道の途中に鹿
の絵を描いた注意標識が立ててあります。農業者にとって鹿は迷惑ものらし
いのに標示板を立てて一方では鹿よけの金網で畑囲んであるのです。

真ん中あたりが弓木-ゆみぎ-と言う集落になり両側は田んぼでになっていま
す。ドライブの自動車もバイクも極端に少ない日です。歩道の広くなってい
るあたりで蛙の鳴き声に囲まれて20分ばかり腰を下ろすことにします。休憩
のあとではペダルの踏み込みが楽になるのがはっきり分かるのです。

少しずつ上りながらゴルフ場入口の前を通り過ぎます。進んでいくと右側に
それほど広くはない田植えの終わった水田がありいろいろな緑に塗り分けら
れたような山が背景になっているのです。木や竹の緑がいくつにも違ってい
て太陽が真上にあり優しい散乱光になっています。

                                 □

そのまんまでは絵にはならないだろうけれど道は名木という集落のあたりで
丁字路になり西に進んでのどかは続くのです。左側は水田でこれから田植え
というところもあります。蛙の鳴き声は聞こえ低い山が背景に続いているの
です。右側は低い山があり畑と民家がぼつぼつ見えています。

道が直角に近く南に曲ると左側に川が流れていて台宿というあたりのバス停
の表示のあるあたりで少し太めのけぇんという鳴き声のようなのが左の水田
の奥から聞こえてきました。たぶん雉だろうと首を向けます。止まって声の
したほうをみるときじです。頭のてっぺんが赤くなっています。

鳴き声の主である姿をほぼ同時にに見たのは初めてなのです。のんびり道が
少し続いてくねくね小さく左右に曲る急な下りがあります。楽しい道ではあ
りません。どうしても上ってくる気にはなれないし20年前なら上れたかもし
れないと考えたりします。内浦湾の小湊に到着して握り飯の昼食です。

海岸で確かめると勝浦のほうに進めば追い風になります。誕生寺への入口あ
たりの祓い町から始まるトンネルを 4本とも走り抜けられるかどうかです。
狭い歩道がつけてあり修理工事中の看板がおいてあります。路面と高さの違
う歩道のコンクリートブロックはところどころ角が割れているのです。

歩道路面は傾いているところがあります。何十メートルも続いているところ
もあるのです。トンネル自体がゆがんできているのかもしれません。ちゃん
と立って歩くのが難しいほどです。トンネルの本体がパイプのような構造で
歩道構造体がおいてあるだけなら問題はないはずと言うことになります。

これまで3年ばかりはトンネルは4本とも抜けるのは中止しているのです。歩
道を歩いてみて走行はやめることに決定しました。初めて抜けた30年も前か
ら自動車の通行量はどのくらい増えたのでしょうか。 5倍だろうかそれとも
10倍だろうかもっと多くなっているのかも知れません。

distance 88km/yawatajuku stn.-ushiku-takataki rake-nakano-kominato
-katsuura stn.

max temps 18.8℃/ushiku 17.5℃/katsuura

                                                            18.04.09
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どうでもいいこと

紫丁香花をむらさきはしどいと読ませてリラの花の和名になっています。紫
を取って丁香花は中国語でリラのことです。丁香花は和名でははしどいとい
う植物学上の親戚に当たります。葉と白い花はリラに似ているのだと言われ
てリラを知っていれば頷けるでしょう。はしどいと言う読み方は中国語の発
音を日本語風にしたのかどうかははっきりしません。ヨーロッパ伝来の文物
を 100年ほど前からリラとかライラックなどかな読みが増えているのです。


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発行者:芳賀嶺夫-はがみねお

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