2009/09/16
◆◇【1000年水】Vol.50 2009/9/16発行「『みずのがっこう』、3回の授業が終わる」
━━━━━━━━━━━━━━━━ アクアスフィア 橋本淳司事務所 ━━ ◆◇【1000年水】おいしい水きれいな水を次世代へ ◇◆ Vol.50 2009/9/16発行 ━━ http://www.aqua-sphere.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ─■ CONTENTS ■───────────────────────── ★ HOT TOPICS ★ 9月30日、「みずのがっこう」の修了式を 行います。 ★ きょうの話題 ★ 「みずのがっこう」、3回の授業が終わる (→水と暮らしのはなし) http://www.aqua-sphere.net/1000/ws/kurashi/kurashi.html ───────────────────────────────── ◆ おはようございます。橋本淳司です。 ◆ 「みずのがっこう」では、 さまざまなワークショップやトークイベント、 給水スポットのネットワークやシーカヤックツアーなど ワク!ワク!する「授業」を実施してきましたが、 9月30日をもって、本年の全授業が終了いたします。 ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。 ◆ 最終日に「修了式」として、 プレゼント付き みずクイズ大会を行います! これまで学んだことを振り返り、 修了試験さながらに上級編へ挑戦しませんか? みずのがっこうの先生が解説するので、 もちろん初参加の方も楽しめます。 http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/2009/07/quiz-list.html ◆ プログラム後半では、 今年みずのがっこうを応援してくださった企業や個人の方、 授業に参加してくださった方などから、熱いスピーチをいただく予定です。 その他にも沖校長からお話をいただいたり、 ピースウィンズ・ジャパンへの寄付セレモニーや 河合塾ALUMNIと実施した“学生に対する水の意識調査報告”を行ったりと、 盛りだくさんです。 水に関わるキーパーソンが集まる交流会も楽しみ。 ◆ みずのがっこう次年度への広がりにご期待ください! ご参加お待ちしております。 ─────────────────────────────────── *日 時:2009年9月30日(水) 修了式:19:15〜21:00(開場 18:45〜) 交流会:21:00〜22:00 *場 所:東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター http://www.liaison-center.net/content/view/29/72/lang,ja/ *定 員:60名 *参加費:500円(ワンドリンク、軽食代込み) ※参加費のうち100円がWater Planet 2009の活動に寄付されます。 *申込み:事前登録制となっております。 2009年9月25日(金)までに、 下記URLの申込みフォーム、またはメールにてお申し込み下さい。 【申込みフォーム】 https://pro.form-mailer.jp/fms/197456f13710 【Eメールアドレス】 waterplanet@thinktheearth.net ※メールの件名は「みずのがっこう 9/30閉校式参加」と明記のうえ 本文にお名前(フルネーム)、参加人数をご記載ください。 ─────────────────────────────────── それでは「きょうの話題」にいってみましょう。 □★□★ きょうの話題 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「みずのがっこう」、3回の授業が終わる (→水の問題と解決のための知恵) http://www.aqua-sphere.net/1000/ws/wits/wits.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ◆ 2009年の夏、 僕は、「みずのがっこう」 (Think The EarthプロジェクトWaterPlanet2009)において、 3回の授業を行いました。 3回のうち、1回は子ども向けの「水クイズ アクアマスター決定戦!」、 2回は大人向けの「世界水旅行でいろいろな水問題を知ろう」 「水のスマートユースを考えよう」でした。 ◆ 1回目の授業「水クイズ アクアマスター決定戦!」では、 10リットルのバケツをつかって、水に関するいろいろなことを測りました。 まず、子どもたちのまえに水が10リットル入ったバケツを置き、 実際にもってもらいます。 水の量を目と体で確認したのちに、クイズスタートです。 話をしただけでは伝わらないことが多いので、 なるべく五感にうったえかける方法をとることにしています。 ◆ 問題はたとえば、 Q:水道の蛇口から1分間に流れる水の量はバケツ何杯分? Q: エチオピアの水汲みの女性がもっている水の量は、バケツ何杯分? など。 エチオピアの女性がもっている水の量について解説するときには、 実際にペットボトル8本の入ったリュックをかついでもらいました。 重さ約16キロ。 「重い!これをもって2時間も歩くのはとても無理〜っ」 という声があがります。 こうして少しでも、 他国の人々がかかえる水の問題に共感できればよいなと思います。 ◆ 2回目「世界水旅行でいろいろ水の問題を知ろう」は 世界のいろいろな国や地域の水の使い方をクイズ形式で紹介しました。 旅立つ前に、まずは「出国手続き」。 【成田空港】日本人一人がつかっている水の量は1日にバケツ何杯? こうして自分の使っている水の量をおおまかに知ったうえで、 旅がはじまります。 ◆ たとえば、 【中国の問題】北京市民一人がつかっている水の量は、 50年前は1日バケツ1杯だった。では現在は1日バケツ何杯? 【アメリカ合衆国の問題】食べものをつくるには水が必要だが、 食パン1斤をつくるのにどのくらいの水が必要だろうか? ◆ こうした感じで、諸国を旅しながら、 いろいろな水の問題を見ていくと、 いろいろあるように思えた水問題が、 じつは、いくつかのパターンに分類できるとわかります。 ◆ そのうえで日本と世界の関係を考えると、 日本が食料として大量の水を輸入していること、 また、日本にも独自の問題があることが、わかってきます。 ◆ 「世界水旅行」は「ドネーション・クイズ」という方法で行いました。 参加者がクイズに正解するたびに、 3円寄付が出題者から寄付されます。 参加者みんなで獲得した293アクア×3円=879円が 「みずのがっこう」を通じて、 海外で水支援活動を行っているNGOに寄付されました。 879円というとわずかな金額に思えるかもしれませんが、 アフガニスタンの1家族に約1ヶ月分の水を届けることができる額です。 ◆ ドネーション・クイズは、 水についての理解が深まった人の 「もっと学びたい」「自分でできる手助けをしたい」という 気持ちに応える方法として考えました。 参加者の方からは、 「寄付につながると思って本気で答えた」 という声が多かったです。 ◆ 第3回の「水のスマートユースを考えよう」ではまず、 自分の好きな水の音を言ってもらいます。 ザーザー(雨) ザバーン(海) サラサラ(川) などと全員に言ってもらい、地球にある水をイメージしてもらいます。 ◆ 次に各グループで水の循環を絵にしてもらう。 海から空へ、雨から川へ、そしてまた海へ。 水は地球をめぐることをイメージしてもらい、 そこに人間がどのように介在しているかを描いてもらいました。 ◆ 人間は川のそばで暮らしてきました。 蛇口から出る水道はどこから来たのか、 排水口から流れていった水はどこに行ったのか、 ダムをつくるとどんな影響が出るか、 エネルギーを大量につかうと水の循環にどのような影響が出るのか、 食料を大量に消費すると水の循環にどのような影響が出るのか、 などを絵にしてもらいます。 ◆ 次に、それらを解決し、水をスマートにつかう方法を、 ディスカッションして絵にまとめてもらいます。 たくさんのすばらしい意見が出て、 水を賢く使う方法が書き込まれた「水循環マップ」が 5枚できあがりました。 ◆ では最後に参加した人の感想です。 20代 女性 「6人で話し合って書いてみるという手法がとてもよかったと思います。 普段何気なく感じていたことが、 水の問題のどういう部分の話しだったがわかりすっきりしました」 30代 男性 「ほかの人の水についての意見を聞くことができて、とてもよかったです。 紙に書いて、問題を俯瞰的に考えるので、 違う意見があっても対立することがなく、 大きな問題解決に近づける感じがしました。この方法を広めて欲しい」 30代 女性 「水問題というと眉間にしわをよせながら、 議論するようなことが多かったのですが、 みんなで「楽しく」意見を出し合うことができたのが不思議です。 あの方法がいいのかな。。。マジック?ですね。」 30代 男性 「ものすごく効率的な会議だったと思います。 前半10分、後半10分で解決のためのアイデアが複数でてきました」 30代 女性 「あの方法は、水について、初心者なら初心者なりに、 上級者なら上級者なりに 解決方法にアプローチできるのではないかと思いました。 いろいろな人にやってもらえるといいのかなと思います」 ◆ 水問題だけでなく、さまざまな問題に直面したとき、 それを解決に導くには、 問題の本質を知ることと、他者への共感が必要です。 問題が深刻になったとき、 ときには不利益になるとわかっていても 責務としてコミットメントしなければならないこともあるでしょう。 こうした知恵、共感、決断といったものは、 学びによって身につけることができます。 それも第3回目で行ったようなグループワークによって、 多様な意見をもちよりつつ、最適の解決方法を選択することが大切なのです。 【1000年水バックナンバーはこちらから↓↓】 http://www.aqua-sphere.net/1000/1000_index.html □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 近日開催される講演・セミナー情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ みずのがっこう修了式&交流会 <日時> 9月30日(水) 修了式:19:15〜21:00(開場 18:45〜) 交流会:21:00〜22:00 <会場> 東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター http://www.liaison-center.net/content/view/29/72/lang,ja/ <主催> Think The Earth Project <詳しい内はこちらへ↓> https://pro.form-mailer.jp/fms/197456f13710 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ 館林市民大学講座 <日時> 10月28日(水)19:00〜20:30 <会場> 館林市文化会館大ホール <主催> 館林市民大学講座実行委員会/館林市教育委員会 <問い合わせ先> 館林市市役所生涯学習課生涯学習係 TEL 0276ー72ー4111(代表) <詳しい内はこちらへ↓> http://www.aqua-sphere.net/seminar/2009/pdf/091028.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ くまもり東京シンポジウム(ビデオ出演) <日時> 10月4日(日)13:00〜17:00 <会場> 早稲田大学国際会議場 <主催> 日本熊森協会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ 東大和市中央公民館講座 <日時> 11月19日(木)10:00〜12:00 <会場> 東大和市中央公民館 <主催> 東大和市中央公民館 <問い合わせ先> 東大和市中央公民館 TEL 042ー564ー2451(代表) □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メ デ ィ ア 掲 載 情 報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ 私の新刊、 『世界が水を奪い合う日、日本の水が奪われる日』(PHP研究所) http://tinyurl.com/ndr6vm が、発売から約1か月経ちました。 書評にとりあげられるなど、多くの人が読後の感想を さまざまなメディアで発表してくださっているので、 まとめてご紹介したいと思います。 ●毎日新聞「今週の本棚」森谷正規氏評(2009年7月26日) http://www.aqua-sphere.net/media/pdf/2009/mainichi090726.pdf 「水問題の専門家である著者は、海外諸国を調査に歩いているが、 激化する水紛争を明らかにする」 「世界的な水不足は、輸入食料価格の高騰、さらには入手難となって、 日本にも重大な影響をもたらす恐れが大きい」 ●上毛新聞「三山春秋」(2009年8月4日) http://www.aqua-sphere.net/media/pdf/2009/jomo090804.pdf 「水問題は、著者によると、 地球と人間社会との不調和が生んだ問題の一つ。 エネルギー問題、食料問題と密接に絡み、 これら〈三つ子〉の問題が地球温暖化という現象として現れてきた」 ●小学館「本の窓」9・10合併号 PHP研究所大久保龍也氏「私の編集した一冊」 http://www.aqua-sphere.net/media/pdf/2009/honnomado090820.pdf 「世界の水争奪戦を俯瞰するとともに、 水ビジネスの動向なども交え、今後、日本がとるべき対策を解き明かす。 資源・環境問題を考えるに欠かせない一冊である」 ●スラッシュドット・ジャパン 2009年8月3日 http://slashdot.jp/~patagon/journal/483825 「フランス発のウォーター・バロン(水の企業)、 中国の水源買いあさり、怖い。 国連にはアメリカ、日本に金を出させて、 フランスは人を送り込み、 水に関するISOの規格やWTOの協定を自国の物を基に、 自国に都合いいように作らせ、世界を席巻するフランス、したたかだ。 民営化が必ずしも効率化の道ではない。 国、地域、地方によって相応しい水の営みがある。 この本は読むべき」 □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「水」のことがやさしくわかる!橋本淳司の本 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ◆2009年7月1日発刊!水問題の「いま」がわかります! ↓↓↓ 『世界が水を奪い合う日、日本の水が奪われる日』(PHP研究所) http://tinyurl.com/ndr6vm ◆小学校の総合学習教材として採用されています! ↓↓↓ 『人と地球の生命のみなもと「水の大研究」 不思議な世界をのぞいてみよう』(PHP研究所) http://tinyurl.com/24hn5f ◆「水」を勉強するための入門書として好評をいただいております! ↓↓↓ 『おいしい水 きれいな水』(日本実業出版社) http://tinyurl.com/3bzy7t □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「水」の講演、出前授業!いたします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ◆水の不思議や水問題について 橋本淳司がわかりやすくお話しします。 ◆過去の講演実績はこちらからご覧ください。 ↓↓↓ http://www.aqua-sphere.net/seminar/water_s.html ◆ご依頼はメールにてお願いします。 ↓↓↓ welcome@aqua-sphere.net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1000年水】おいしい水きれいな水を次世代へ Vol.50 2009/9/16発行 ────────────────────────────────── 編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所 http://www.aqua-sphere.net/ メールでのお問合せ、ご感想は welcome@aqua-sphere.net まで 登録解除のお手続きは http://www.mag2.com/m/0000273841.html バックナンバーは http://www.aqua-sphere.net/1000/1000_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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2009/11/25 ◆◇【1000年水】Vol.60 2009/11/25発行「地方の町が「おいしい水」を飲み続けるためには」
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2009/11/18 ◆◇【1000年水】Vol.59 2009/11/18発行「水はサプリメントではない」
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2009/11/11 ◆◇【1000年水】Vol.58 2009/11/11発行「グローバル水企業の資金源」
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2009/11/04 ◆◇【1000年水】Vol.57 2009/11/4発行「【1回2杯から1杯2回へ】トイレでジャバーと流れる水は減少中」
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2009/10/28 ◆◇【1000年水】Vol.56 2009/10/28発行「水の循環をさまたげない暮らしを考えてみよう」


