2009/02/25
◆◇【1000年水】おいしい水きれいな水を次世代へ ◇◆ Vol.21 2009/2/25発行
━━━━━━━━━━━━━━━━ アクアスフィア 橋本淳司事務所 ━━ ◆◇【1000年水】おいしい水きれいな水を次世代へ ◇◆ Vol.21 2009/2/25発行 ━━ http://www.aqua-sphere.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ─■ CONTENTS ■───────────────────────── ★ 今日の話題 ★ 「上下水道が日本経済を破綻させる」 ★ メディア掲載 ★ テレビ朝日 『スーパーモーニング』に出演しました。 http://www.aqua-sphere.net/media/media09.html ───────────────────────────────── ◆おはようございます。橋本淳司です。 地熱発電のへの注目度が少しずつですが、高まってきました。 地熱発電は、代表的な自然エネルギーの1つです。 太陽光発電や風力発電に比べるとマイナーで、 あまり話題になることはありませんでした。 ◆おととし、 「プランB」で有名なレスター・ブラウンさんに http://www.worldwatch-japan.org/ecoeconomy.htm 話を聞く機会がありました。 そのとき、 「日本は火山国でしょう。温泉もたくさんありますよね。 日本は当然、地熱発電の国になっていると思っていましたけど、 なぜ原子力や効率の悪いバイオエタノールに注目しているのか」 と、ややあきれたように言っていました。 ◆化石燃料のない日本ですが、 地熱エネルギーはふんだんにあるのです。 もっと見直されてもよいと思っていたところ、 2009年1月3日の日本経済新聞朝刊に、 「地熱発電所の新設計画がほぼ20年ぶりに国内で動き出す」 という記事が掲載されました。 ◆記事によると、 1)三菱マテリアルとJパワー(電源開発)が、 秋田県湯沢市で地下2000m前後から熱水や蒸気をくみ上げて 発電を行う事業に着手 2)日鉄鉱業と九州電力が 鹿児島県霧島市にある既存の地熱発電所の隣に 出力3万kWの発電所を新設 など、各地で少しずつ地熱発電の事業化が進んでいるようです。 ◆地熱発電のメリットは、2つあります。 1)二酸化炭素排出量が少ない。 電力中央研究所(東京都千代田区)のデータによると、 地熱発電の1kWhあたりのCO2排出量は15gで、 原子力の28.4g、太陽光は53.4g、風力の29.5gを 大きく下回る。 2)安定・継続制 太陽光などと比較すると、安定して継続的に発電できる。 ◆このようなことから、日本ではもっと注目されてよい エネルギーだと思います。 □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「上下水道が日本経済を破綻させる」 (→水の問題と解決のための知恵) http://www.aqua-sphere.net/1000/ws/wits/wits.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ◎上水道の更新費用が8千億円に ◆2月21日の朝日新聞、「丹羽宇一郎の負けてたまるか!」は、 とてもショッキングな内容でした。 ◆丹羽さんは、上下水道の更新費用が、 国の財政を「爆弾」になるかもしれないと言っています。 ◆まず水道についての記述です。 「巨大な社会基盤(上水道)が疲労している。 06年の広島の送水トンネルの崩壊、 07年の福岡の漏水などは経年劣化が原因とされる。 厚労省の研究会は施設の更新費用が、 現状の5、6千億から10年後には8千億になると試算する。 借金大国のどこからその金をひねり出すのか」 ◆次に下水道についての記述です。 「これまでに90兆円が投資されたが、経年劣化が進み、 89年以降、毎年4千件以上の管路施設の老朽化による 道路陥没が起きている。 国交省の予測では、改築更新費は20年ごろに事業費ベースで 1兆円規模になる」 ◆上下水道の老朽化と更新にともなう費用増については、 ずいぶん前からわかっていたことでした。 そしてその費用増が、水通事業者(自治体)の財政を 悪化させることも予測はついていました。 ◆上下水道ともに、人口増の時代には、 拡張すればするだけ収益が増えるので、 「つなげ、つなげ」の方針で、 離れた集落も1本のパイプラインで結びました。 本来なら、上水の確保も、下水の処理も、 小規模・独立で行ったほうが効率的だった場所をも 1本のパイプラインで結びました。 ◆そのためにパイプの長さは長くなり、 更新時期を迎えて大きな負担になっています。 ◆現在、上下水道の更新費は、水道料金に上乗せされ、 各地の水道料金は少しずつ値上がっています。 しかし、それは小手先の解決方法でしかありません。 大きな負担に耐えられなくなって、 水道事業の破綻、自治体の破綻とつながっていくでしょう。 ◆解決方法としては、 1)水道事業の独立採算制の原則を守りながら、 大幅な水道料金の値上げを行う 2)水道税等を導入し、国の事業として上下水道の更新を行う 3)水道事業を民営化する などがあります。ただしいずれも財源確保は難しい。 ◆現在、敷設されているパイプをすべて更新するという発想は捨て、 小規模で低コストな上下水道を見直すべきでしょう。 ◆可能性としては、 人口が一定規模以上の上下水道は維持更新するが、 それ以下の規模については「切り捨てる」という 政策が行われることも考えられます。 それに備えるためにも、 小規模上下水道の研究は早めにスタートすべきです。 【1000年水バックナンバーはこちらから↓↓】 http://www.aqua-sphere.net/1000/1000_index.html □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メ デ ィ ア 掲 載 情 報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ 2月20日 テレビ朝日『スーパーモーニング』の 水道料金格差の特集でコメントをしました。 といっても、わずか一言でした(笑) ★「暮らしのモノ批評誌 MONOQLO」において、 東京水、貯水槽水道についてコメントしました。 記事はこちらから ↓↓↓↓↓ http://www.aqua-sphere.net/media/media09.html □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「水」のことがやさしくわかる!橋本淳司の本 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ 好評既刊! 「発見!ネイチャー&サイエンス おいしい水 きれいな水」 http://tinyurl.com/3bzy7t 「水問題の重要性に気づいていない日本人」 http://tinyurl.com/22pp8z 「水の大研究―人と地球の生命のみなもと」 http://tinyurl.com/24hn5f □★□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 橋本淳司・もう1つのメルマガもぜひお読みください! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□★□ ★ 本1冊は、140時間あれば書けます。平日2時間、 土日に8時間使えば、2か月で書けます。その理由は ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ http://www.mag2.com/m/0000281066.html 【ブリット思考】自分の考えを1冊にまとめる技術 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1000年水】おいしい水きれいな水を次世代へ Vol.21 2009/2/25発行 ────────────────────────────────── 編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所 http://www.aqua-sphere.net/ メールでのお問合せ、ご感想は welcome@aqua-sphere.net まで 登録解除のお手続きは http://www.mag2.com/m/0000273841.html バックナンバーは http://www.aqua-sphere.net/1000/1000_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンの無断転載は法により禁じられています Copyright (C) 2008aqua-sphere & Junji Hashimoto All rights reserved.
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