2008/12/31
『ビジネスフットワーク』 【ビジネスの基本】5S(2)
◆◇◆ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 戦わずして勝つビジネスの基本と戦略 『ビジネスフットワーク』 第17号 【ビジネスの基本】5S(2) 2008年12月30日 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆◇◆ =============================== ■目次 【0】ご挨拶 【1】今日のテーマ : 【ビジネスの基本】5S(2) (1)前回の復習=5Sとは? (2)5Sの真の目的 (3)5Sの実行、展開 【2】次回のテーマ 【3】テーマについて =============================== 【0】ご挨拶 2008年も本日が大晦日、最終日となりました。 メルマガ『ビジネスフットワーク』は本年9月14日の創刊準備号以来、皆様 にご愛読いただき、誠にありがとうございます。 来年もより一層紙面の充実を図ってまいりますので、引き続きご愛読をお願 いいたします。 皆様、良いお年をお迎えください。 【1】今日のテーマ 【ビジネスの基本】5S(2) 前回に続き、テーマは『5S』ですが、前回の復習をさせていただき、本題 ご説明をいたします。 (1)前回の復習=5Sとは? 5Sは次の言葉の略称です。 1.整理(Seiri):必要、不要を区分けし、不要なものを処分する。 ★ポイント : 必要なものだけをよりすぐることが重要。 2.整頓(Seiton):整理した必要なものを使いやすくしておく。 ★ポイント : 直ぐに利用できるようにすることが重要。 3.清掃(Seisou):身の回りをキレイにし、直ぐに使用できること。 ★ポイント : 次に利用する人が誰であれ、とが重要。 4.清潔(Seiketsu):キレイな状態を保つこと。 ★ポイント : キレイな状態は整理、整頓を維持できる。 5.躾 (Shitsuke):ルールを決め、誰もで整理、整頓をする。 ★ポイント : 誰でも、同じようにできることが重要。 5Sは日本語の意味だけをとらえてもビジネスの基本であると言えますが、 最終目標は『品質』と『コストダウン』であることをご紹介しました。 今回は以下にその続きをご説明します。 (2)5Sの真の目的 5Sの真の目的は、『品質』と『コストダウン』のためです。 『品質』と『コストダウン』と言っても、いわゆるものづくりの現場だけで はありません。 ビジネス、仕事、何にでもこれらは重要なことです。更に、『納期、期限』を くわえれば、QDC(※1)となり、ビジネスの3要素ですね。 ※1 : Q=Quality(品質)、D=Delebery(納期)、C=Cost(コスト) さて、5Sがどのように『品質』と『コストダウン』に結びつくのかをご説 明します。 5Sが直結する成果はそれぞれの日本語の意味そのものですが、 以下のステップで『品質』と『コストダウン』に結びつきます。 ■ステップ(1) 5Sを実践すると、『ムダ』『ムリ』『ムラ』を排除でき ます。 ■ステップ(2) 『ムダ』『ムリ』『ムラ』を排除できると『品質』『コス トダウン』の成果を得ることができます。 だだし、5Sだけを一生懸命やっていれば『品質』『コストダウン』に結び つくわけではありません。 5Sとともに作業や業務が適切に実行されるように管理(データに基づく目に 見える管理がベスト)する必要がありますし、それらを運用する仕組みやマネ ージメントが必要です。 (3)5Sの実行、展開 ”5Sの真の目的”を達成するために、5Sをどのように実行し展開すれば 良いかをご説明いたします。 (上述しました”管理””仕組み”は更にご説明をさせていただきたいと思い ますが、各内容の詳細は改めてご紹介させていただきます) ■ステップ(1) 5S⇒ 『ムダ』『ムリ』『ムラ』の排除 1) 5Sの中で最初に実行することは整理です。 整理は要不要を分別し、必要なものだけを抽出して、必要最低限だけのモノ、 必要最低限の作業を見極めます。 私たちの周りのモノや作業には不要なものがたくさんあるのですが、”不要 なモノ”、”不要な作業”としますと、必ず捨てられません! ”本当に必要なモノ”、”本当に必要な作業”だけをを単純に抽出してくださ い。 不要なものをいつまでも大事に取っておいても、置くだけで費用は掛かります。 どんなに小さい物でも棚の一部を使えばそのスペースにおけるもっと重要なモ ノをおくことができず、その重要なモノを置くために、新しい棚や場所をお金 をかけて用意することになるのです。 これだけご説明しても、「いや〜、これはいつか使うかもしれないしぃ・・ ・」や「1年に1回は使うから」と決断を迷います。 こんなとき、私は廃棄してしまいます。 しかし、高価なものなどで決定でき ない場合は例えば上述の在庫コストと比較して、決断してください。 2)整理のあとは整頓 整理して廃棄しないとしたモノや作業を必要なときに即使用できるようにお いてください。 また、直ぐに作業できるようにしておいてください。 上述の整理で迷っていた ”いつか使うかわからないもの”、”1年に1回使 うモノ”は、使用頻度の多いモノの後方に配置されることは言うまでもありま せん。 また、滅多にない作業も開始する際に即実施可能というスタンバイ状態ではな く、開始前の準備があることを認識した上で、待機段階から外しておくことが 必要です。 ただし、忘れたころの作業はミスを起こしやすいので、後述する手順やルール で工夫が必要です。 3) 清掃して直ぐにできるようにする! せっかく整理、整頓をしても直ぐにモノを取り出したり、作業ができなけれ ば目的を果たせません。 棚にほこりがかぶっていると商品も汚れているので、お客様にご迷惑をかけて しまいます。 また、作業台が汚れていると作業ができなかったり、一度行った作業をやり直 すことになります。 これらは、作業や商品の品質を低下させますし、作業のやり直しやダメにした モノは余計なコストを発生させます。 4) 清潔を励行 整理、整頓、清掃は上述のように、極当たり前のことですが、細かなところ まで突き詰めていくと中々実行できていないことが多いものです。 もう一度、新しい目で見直してみましょう! 清潔に維持されていると、携わる人たちの心も晴れ、意識高揚、レベルUp につながります。 5) 誰でも励行するような手順やルール 以上、ご説明したことは常に誰もが、認識して実行されなければ効果が上が らないばかりか、いつかは消えてなくなってしまいます。 極端に言えば、一回のミスや一人の意識行動で崩れるものです。 そのため、誰でも単純に、簡単にできる手順を決めておくことが大切です。 作業している方が一人でも数人でも共通認識しておくことです。 認識だけでは風化しやすいので、掲示したり、手順書やルールにして文書で決 めておくと、更に安心ですね。 ISO9000(品質マネージメントシステム)(※2)では、これらのこ とが基本になっています。 ※2 : <http://www.jisc.go.jp/mss/qms-9000.html> ★ 整理、整頓からはじまる 5S は中々奥が深いですね。 ★ 皆さんには、ぜひ、今日からご自分の周りを再点検し、実行していただく と幸いです。 【2】次回のテーマ 【ビジネス戦略】 【3】今後のテーマについて 『ビジネスフットワーク』はビジネスに欠くことができない次のテーマをご 紹介、ご説明して参ります。 (1)ビジネスの基本 (2)ビジネス戦略 (3)マーケティング (4)コストダウン、原価企画 (5)品質 (6)人財と教育 (7)心理学の活用(心理を読み、心理に攻める) ********************************************************************** 【ビジネスフットワーク】ホ−ムペ−ジ http://www.b-fw.com/ 【ビジネスフットワーク】へのお問合せ先 webmaster@b-fw.com 登録・配信解除をご希望の方は⇒ http://www.mag2.com/m/0000273051.html **********************************************************************



