ある中国美人の波乱の半生(ふるさとを離れ深センへ)  RSSを登録する

中国進出中小企業の6年間にわたる工場管理の失敗談、経験談を赤裸々に語ります。筆休みで、中国美人の魅力にも迫ります。

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2008/12/18

ある中国美人の波乱の半生(その2)

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ある中国美人の波乱の半生(その2)

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ある中国美人の波乱の半生では、したたかとも思える「王」という女性(仮名)
の波乱に満ちた生き方にスポットを当てています。この記事は中国人少女が内陸
部の村から都会に移り住み、家族を想いながら必死に生きる姿を描いた、リアリ
ティーに富んだ内容のフィクションです。

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王は、美人の地として知られる四川省の女性としてはあまり容姿に自信がある方
ではなかったが、小柄の体型ながら色白でプロポーションは抜群だった。彼女に
は姉と2人の兄の4人兄弟の末っ子だった。姉と上の兄は結婚し両親の家の近く
に住んでいた。もう一人の兄は広東省内にいるが定職につかずぶらぶらしていた。
中国の農村部では、未だに男尊女卑の風習が根強く残り、男の子はどの家庭でも
大事に育てられていた。王は4人目の女の子だということで両親からは生まれた
ときにあまり喜ばれず生活苦が増すだけだと思われていた。

王の両親も例外ではなく、二人の兄を甘やかして育てた。結婚し独立した2人の
兄弟と定職に就かない兄は両親の生活苦には関心が無く、自分の生活の事だけで
精一杯だった。皮肉な結果ではあるが年老いた両親の生活を援助するのはいやが
上でも疎まれながら育った末っ子の王の背に重くのしかかっていた。王は小さい
ときから両親とともに農業の重労働に耐え、ひもじい貧乏生活を強いられてきた
ので、お金が幸福の原点だと思っていた。お金さえあれば美味しいものも食べら
れ、病気の時も見殺しにされず病院で治療を受けられる。王は都会で働くことに
よって、少しでも多くの現金を得たかった。両親に現金を送って楽な生活をさせ
たかった。疎まれながら育っても、兄弟の中で王は一番両親の幸せを願っていた。

王が働き始めた深センのカラオケの近くには、中国人を相手にするにぎやかなカ
ラオケがあった。そこには毎夜、成金風のかっこいい香港人、中国人が高級外車
で乗り付けては酒を夜中まで飲んだ後、彼女らを車に乗せて消えていった。王の
店の日本人カラオケの回りはひっそりとして、仕事帰りの初老の男が通い、なけ
なしの出張費や赴任手当の中で慎ましく飲んでいた。

王は中国カラオケのほうがチップも多く数倍現金も多く得られることをすぐに知
った。だが彼女にはプライドがあった。女として身を売ってまでもお金を得たく
ない、両親もそんな事を知ったら悲しむに違いないと考えた。日本人カラオケに
は5〜60歳代の品の良くないおじさんが通ってきては、昔の演歌をがなってい
た。概して性格はおとなしいが、時にはスケベなじじいもいた。酔った勢いで日
本ならセクハラで訴えられる様な言動や行動を取るものもいて、王は最初は困惑
した。

王は頭がよく最初の2〜3ヶ月後には、日本風のビールの注ぎ方、水割りの作り
方からスケベじじいの相手の仕方まで水商売の心得をしっかりと身につけた。片
言の日本語も話したり、聞いたりできるようになった。持ち前の明るさと我慢強
さもあって半年後には一人前のカラオケ小姐として5,6人のなじみの固定客も
でき、給料も2000元を越えるまで稼げるように成長していた。

続く >>>

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