2008/09/23
【或る日常】vol.3『共感』
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vol.3『共感』
【或る日常】〜キャリアコンサルタントの仕事より〜
2008/09/23 rin
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コンサルティングは共感力だ、
とおっしゃる方もいらっしゃるそうで。
そのように断言されると、元来の反骨精神によって、
共感力って、なんぞや?
と思う訳です。
その類の言葉って、沢山あります。
共感に始まり、同調、同情、理解、、、
挙げたらキリがない、と書きたいのですが、
私の語彙が乏しいためこれだけしか出てきませんでした。
そんな私の国語の力に関してはどうでもいいのです。
今日は、共感について思うところを少々文字化できればと思うのです。
キャリアコンサルタントがカウンセリングでお伺いする話題は、
「転職理由」「職務経歴」「転職に当たっての希望・条件」の3軸です。
一番重要なのが「転職理由」です。
現職を辞めようと思ったのならそこに必ず「課題」が存在するので、
転職に当たってはその課題を解決しなければならないからです。
カウンセリングでお伺いする転職理由は、
面接用の未来志向のお話ではなく、
経験に基づいたネガティブなお話が少なくありません。
そのネガティブを、要は「共感」しなければならないのです。
自分は楽しく仕事をしているにもかかわらず…!
なんて矛盾なのでしょう。
でも、共感しなければ、お客様との信頼関係は構築されません。
しかし嘘もつけません。
ではどうするか?
相手を理解しようという想いから、合図地をうっています。
「この人はこういった価値観で仕事をとらえていて、
だからこう考えて、この結論にいたり、結果として転職を選択した。」
このような道筋でお客様との信頼関係を作っていきます。
そこでいうと、
世間一般で言われている「共感」とは種類が違うのかもしれません。
でも、まぁ、いいじゃない。
私のする「共感」でも、お客様は嫌な顔せずお話をしてくださいます。
共感に関して、もう一つ思うところがあるのでご紹介します。
私の職場では、各メンバーが「数字」を持っています。
いわゆる「目標」と呼ばれるアレです。
キャリアコンサルタントと言えど、
社会的価値の創造の前に、自分の会社の売り上げに貢献しているという会社人の属性です。
目の前ににんじん吊るさないと馬は速く走れないのです。
担当させていただく方を「数字」として見るか、
「個人」として見るか。
そのバランスが上手く取れないとこの仕事は心を痛めます。
実際、心を病んでしまいご退職される方も残念ながらいらっしゃいます。
(私が入社してからはそのような方はいらっしゃいませんが)
ジャッジメントを入れない共感でお客様を「理解」することに努めています。
言ってみれば、ある一定のラインを引く、というイメージです。
それより向こう側には、足を踏み入れません。
このようにお伝えすると、冷たい人間だなと感じられる方もいらっしゃるでしょうが、
そうではないと考えています。
ラインの向こう側へ侵入して共鳴するほど共感してしまい、
心を病んでご支援途中にリタイアする方がよっぽどご迷惑をおかけしてしまいます。
あくまで、ご転職支援は「仕事」としてとらえています。
キャリアコンサルタントが他社エージェントへキャリア相談に行くのはなんだか忍びない、
そう考えています。
毎週大河ドラマ『篤姫』を見ては泣いている、
そんな私ではありますが。
2008/09/23 rin
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【あとがき】
草稿から時間が空いてしまい、
イマイチしまりのない文章になってしまいました。反省。。。
徐々に読者数が増えていっているようです。有難う御座います。
スローペースではありますが、思ったことを引き続き吐き出します。
トリビアより役に立たないトリビアとしてお役立てくださったら本望です。
先日、ついに「前職は何をされてたんですか?」とお客様に聞かれました。
1年目の新卒です、なんてとても答えられませんでした。
喜ぶべきか悲しむべきか悩ましいところです。
其れでは、何卒。
「ご意見ご感想励ましダメだし是非とも。」
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