2008/12/19
契約書作成前に準備すること
☆☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ 自分の身を守る書類作成 ◆◇ 2008.12.19 第16号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆★☆ ◆ ごあいさつ ◇ このメルマガは、トラブルを事前に防止するためのものから、トラブル に巻き込まれてもそれに対処・解決するためのものなど、あらゆる書類に ついて毎週ひとつテーマを定め、作成方法や、身を守るための対応策など、 わかりやすくを心掛けて書いております。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ ◇ 契約書作成前に準備すること ◆ 契約書は売買契約や委託契約等いろいろなものがございますが、共通して 言えることは、作成前の準備をしっかり行わないと、トラブルになること が多いということです。 そこで今回は、契約書をこれから作成するにあたって事前に確認しておく ことなどをまとめてみました。 ◇ 確認事項 ◆ 契約書を作成するにしても、何をどのようにしたいのか目的をはっきり させないことには記載する内容もあいまいになってしまいます。そこで、 少なくとも以下の項目については明確にしておきましょう。 1.目的・概要 2.相手方の情報、法人であれば会社概要等の調査 3.当事者同士の現在の関係および契約後どういった関係にしたいか 4.目的となる物件(動産・不動産・契約関係等できる限り明確に) 5.契約後、そこにかかわってくる関係者への対処 6.契約にあたって不安に思っていること 上記の項目を明確にしておくことで、どういった契約書を作りたいのか、 形が見えてくると思います。 そこまで決まったら、以下の項目に問題がないか調査しましょう。 ◇ 法令遵守等 ◆ 作りたい内容が固まってきたら、作成した内容が法律等に抵触しないか 調査する必要があります。注意すべき点は以下の3点です。 1.法令遵守 例えば法人の契約であれば、契約前に株主総会議事録等の作成が必要だっ たりします。また、関係官庁へ届出が必要なもの、契約期間、保護すべき 物や場所、義務等もございますので、注意が必要です。 【例】FC契約書であれば以下の法律に抵触しないか調査します。 ・民法 ・商法 ・中小小売商業振興法 ・独占禁止法 ・商標法・不正競争防止法 ・JFA自主基準 ・労働法 2.リスクの洗い出し 作成した内容の中で、当方にとってのメリットやデメリット、また相手方 の視点に立った時のメリット・デメリットを考えます。その中でおのずと 当方にとって有利にすべき点などが明確となってきますので、重要な部分 で直す部分があれば、追加・補正します。 3.今後のトラブル防止 こちらも2と同様ですが、できる限り自分にとって有利な形に締結できる よう考案することが大切です。例えば通常は双方遵守すべきところを先方 のみの義務とする等です。 ◇ 何度も見直す ◆ 上記の点を考慮に入れて契約書ができたら、その内容をまた何度も見直し ます。何度も見ているうちに、また修正すべき部分などが見つかってきま す。 契約書は一度締結したものを取り消すことは困難であり、ましてや公正証 書等にしてしまうと修正するのも大変な手間となってしまいます。 よって、契約書を作る際は期限にゆとりをもって慎重に作成するようにし ましょう。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ ◆ さいごに ◇ 基本的なことをできる限りわかりやすく伝えたいと思い書いていますの で、ご存知の方にとっては物足りない内容かと思いますが、次回以降もご 拝読いただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうござい ました。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ 行政書士浅井事務所 Official Website : http://asai-office.jp/ 無料メール相談 : http://www.sigyo.net/gyousei-asai/contact.html メルマガ登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000271802.html Asai Public Notary Office【ブログ版】 : http://j-asai.jugem.jp/ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆



