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2009/10/04

ぼんくらのかた <滅入るマガ> 2009/10/4

  ともだちおランド



数年前、東京タワーからの帰り道。

タワー下の坂を下っていると、
小学生数人&その親のグループとすれ違いました。

とたんに「うわー」「でっかーい!」
という叫び声。
そこから急に視界が開けて、
目の前に大きな東京タワーが、ドンと登場するのです。

そしてその中のメガネくんの一言。
「ねえあれ、昭和に作られたんでしょ?」

そーか。
彼らにとって昭和は、
戦前だろうと30年代だろうと60年代だろうと、
全部「昭和」でしかないんだなあ。
自分にとっての明治みたいなもんか。
日露戦争の前でも後でも、ようしらんし。


先日、「20世紀少年 最終章 ~ぼくらの旗~」の公開初日。
周りにいるのが中高生ばかりだったので、
そんなことを思い出しました。

彼らは、昭和に生まれていなかったのはもちろん、
1999年七の月も、意識がないうちに過ぎてしまってるんだよな。

ノストラダムスの予言を
子供のころ真剣に心配した経験があるのとないのとでは、
「血の大みそか」の印象はぜんぜん違う気がします。

そしてタカハシも、生まれた時には大阪万博は終わっていました。
太陽の塔は大好きで2回見に行っていますが、
それでも現役で知っているかたたちとは印象が違うハズ。

見る側のバックボーンって、影響が大きいでしょうね。

タカハシ的な感想としては、
映画オリジナルのストーリーになったあたりから、急にトーンダウン。

一番いただけなかったのは、
悪役たちが最後に「俺もいいもんになって終わりたい」と騒ぐくだり。
子どもの遊びっぽさを出したかったのかもしれないけれど、
ちょっと興ざめでした。

でも3章トータルでいえば、
ここまで原作に近付けて映像化できたことは、すごい!


昔と比べて、
漫画の原作を、お金かけて本気で映画にすることが増えましたよね。

映画の技術がUPしたこともある。

でも、映画の作り手や制作費を出す人たちが
その漫画に真剣にハマった経験のある世代になってきた、
というのも大きそうです。

クレヨンしんちゃん(漫画というよりアニメ原作ですが)を、
草なぎくん主演で20億円で実写化、つう時代。

まあ、しんちゃんの映画は、いつもヒットしてますからね。

実写化のほうがコケませんように。

ではまた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
発行人:タカハシ
 
関東駄洒落保安協会理事
「滅入るマガ」発行人

ご感想メールお待ちしています!

masaten0607@gmail.com
 
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