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日本中に散らばる誰も知らない穴場絶景スポットや、有名絶景スポット。その一味違った楽しみ方を、個性あふれる「絶景探検隊」が面白おかしく紹介します。

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2008/12/17

【絶景探検隊】~第22話~ 目指せ!知床八景 -その9-

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   あなたに絶景の感動を!さあ旅立とう!僕ら絶景探検隊
                             VOL.22
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日本中に散らばる誰も知らない穴場絶景スポットや、有名絶景スポット。
その一味違った楽しみ方を、
個性あふれる「絶景探検隊」が面白おかしく紹介します。
さあ、笑いと感動のストーリーを心ゆくまでお楽しみください♪




…… 絶景探検隊 隊長ふくより ……


絶景好きのみなさ〜ん、こんにちは〜!
早いもので12月も半ばを過ぎて、、
今年も残すところあとわずかとなってまいりました。

街を歩くと、街はクリスマスモード一色で華やかなイルミネーションが
いたるところに登場して楽しいですね♪

うちの近所の住宅でも、結構この時期は気合を入れてクリスマスの飾りを
するご家庭が多くて、ここは何かのお店か!?と勘違いするくらい
派手に飾っているところもあったりします。

不思議に思うんだけど、イルミネーションを飾るときに、
どうしてみんな、やたらと派手に何色も使おうとするんだろう??

個人的には2色くらいで統一してセンスよくまとめたほうが
よっぽど素敵だと思うんだけどなぁ〜。

ま、人それぞれ好みがあるんでしょうね。




それではお待たせいたしました!

絶景探検隊、第22話、
長く続いた世界遺産知床編も今回が最終回です!

では、今日も元気よくいってみましょう!!




<前回のあらすじ>----------------------------------------------

知床五湖を後にした探検隊はカムイワッカ湯の滝を目指そうとするも、
通行規制が敷かれていて、その計画は無常にも打ち砕かれてしまった。
気を取り直して、知床八景残り最後の絶景、フレペの滝を目指すことに!
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 〜第22話〜     目指せ!知床八景 −その9−

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(風太)あ〜あ、カムイワッカ湯の滝に入りたかったなぁ〜。



(そら)まだウジウジ言ってるの?


(ふく)まあ、通行止めになってるんじゃな...。

    ここは潔くあきらめて、残り最後の絶景を目指すぞ!


僕らは林道を一旦来た方向に引き返すかたちで車を走らせた。
次に目指す絶景はフレペの滝。
同じ知床八景の一つに数えられていたオシンコシンの滝とは
まるで異なる雰囲気の滝らしい。

一体どんな滝なのか?
僕らは期待に胸を膨らませながら、林道を走っているときだった。

林を抜けて僕らの目の前に海が姿を現した。
断崖絶壁に設けられたこの道は、緩やかなカーブを描きながら、
海岸線に沿って続いている。

そんな道の脇に数台の車が駐車してあるのが見えた。


(そら)あそこの人たち、一体何をしているんだろう?


よく見ると、数人がガードレールに寄り掛かりながら、
岸壁の下のほうをみているようだった。

中にはものすごい大きな望遠レンズが付いたカメラを構えて、
何かを狙っているおっちゃんの姿まで見えるではないか!


(ふく)何かあの下にいるのかな?
    よし、ちょっと偵察だ!


僕らも彼らと同じように車を道の脇に停めて、人が集まるところへと向かう。


(風太)あの〜?
    何か見えるんですか〜?


(おっちゃん)ほら、あそこ見て!



(風太)ん??

    あぁああ!!あれ、ひょっとして!?

(そら)熊だ!熊がいるよ!!


なんと、驚いたことに、岸壁のはるか下に
本物の熊がいたのだ!!!


ちょうどそこには海へと流れる川があって、
そこに鮭かマスが遡上してきているのだろう。

熊は魚を捕まえようとその川の辺りをウロウロしているようだった。


(ふく)本物の熊に本当に出逢うとは...。


(そら)すごいねー!!
    ホントに熊っているんだねーー!!

(風太)ここが崖の上でよかったぁ〜!
    あんなのに目の前でばったり出会ってたら、
    さすがの俺もおしっこチビって逃げ出してたぜ!!

(そら)熊スプレー、意味ないじゃない!



しばらくして、熊は僕らの存在に気付いたのか、
駆け足で茂みのほうへと走り出し、姿をくらました。

ヒグマは本来、警戒心の強い動物で、人の存在に気付けば
基本的には近寄っては来ないそうだ。

ま、熊もその時の気分や状況次第で、行動も変わるので、
あくまでも”基本的に”だそうだが...。

できればお互い、遭わないでいたいものだ。


振り返ると、知床連山の主峰、羅臼岳が顔を覗かせていた。




熊が姿を消した後、僕らは再び車を走らせた。
向かった先は「知床自然センター」だ。

そう、目指すフレペの滝はこの知床自然センターの駐車場から、
歩いて20分ほどの距離にあるという。


森をしばらく歩くうちに、辺りには見晴らしのいい草原に出た。


→ http://www.zekkei.com/mg022.html(ぜひ写真と一緒にお楽しみください)



(そら)お天気もいいし、すごい気持ちいいね♪
    
    あ、ほら、あそこに鹿がいるよ〜!


(風太)おお!
    あの鹿が、さっきお昼に食べた「鹿肉カレー」になるのかぁ。


(そら)こら!風太!!
    こんなかわいい鹿を前にして、
    残酷なこと言わないでよっ!

(風太)よく言うぜ!
    さっき「鹿おいしい〜♪」とか言って、
    誰よりも嬉しそうに食べてたくせに...。


(ふく)お!
    ほら、あそこにセミもいるぞ!!

(そら)あ、ほんとだ!
    何このセミ、背中にマクドナルドのマークが付いてるよ!
    おもしろい♪


(ふく)どれどれ、こいつはだな...
    エゾゼミっていうみたいだ。あ、いや、コエゾゼミのほうかなぁ?


(風太)マクドナルドのハッピーセットのおまけに採用したいくらいっすね!


(ふく)いや、さすがにそれは衛生上よくないと思うぞ...。



そんな平和な会話をしながら僕らは草原を歩き、
やがて僕らは岸壁の端へとたどり着いた。


(ふく)滝だ!滝があるぞ!!



(そら)うわぁ〜、
    なんて繊細な滝なの...。
    
    

岸壁をえぐられるようにしてそこは入り江になっており、
その岩肌に優しく流れ落ちる一筋の滝があった。


「フレペの滝」だ。


轟音と共に勢いよく流れる滝をよく目にするが、
いま目の前に流れるその滝は、そのまったくの正反対だ。

静かに断崖を伝い海まで落ちていくその姿は
とても女性的で「乙女の涙」という言葉が本当にぴったりとくる滝だ。


(そら)みて!
    ほら、あそこに虹が架かってる!


(風太)おお!すげー!
    虹だ!
    
    絶壁から流れ出る滝と虹って組み合わせはなかなかないよな!


日の光がこの入り江にうまく差し込まないと、虹は見ることができない。
それどころか、入り江の奥に滝があるので、
滝が影に入って日が当たってない時も多いことだろう。

絶妙のタイミングで僕らは滝を目にすることができたようだ。



(そら)なんだか心が洗われるような気がするね。



知床の大地へ降り注いだ雨水や雪解け水が長い年月をかけて
ここまでやってきて、そして海へ帰っていくのだ。


日の光を受けてキラキラと輝きながら海へと落ちる一筋の滝を眺めていると
いろんな思いが込み上げてくる。


ここ知床の地でたくさんの絶景に出逢ってたくさんの感動を得ることができた。
だが、僕らを含めて、年々増加する観光客のせいで、
この豊かな自然の生態系が狂ってきているのも事実だ。


僕らに何ができるのか?
この素晴らしい大自然に恩返しできることを、
僕らみんなが考えていかなければならない時代が来ているのかもしれない。


(そら)隊長、またオマヌケ顔でぽーっとして!
    
    あんまりぽけーっとしてたら、滝つぼに落っこちちゃいますよ。


(ふく)ほっといてくれ!!



(そら)それにしても今日はホントぽかぽか陽気で
    お昼寝でもしたいくらいね〜。


(風太)俺、腹へってきたから、知床自然センターで
    ソフトクリームでも食べてくるよ!


(ふく)お前らはホント能天気だな!




北海道の晴れ渡った秋空に僕らの笑い声が響いていた。


知床八景、いつか絶対、この絶景をすべて見るぞ!


そう心に固く誓って僕らはこの知床を後にした。





(→第23話へつづく)






<次回予告>----------------------------------------------------

絶景探検隊−富士山絶景ポイントを走破せよ!−その1−
無事に知床から帰り着いた探検隊に休む間もなくある指令が言い渡された!
それは日本一の山、富士山の絶景をできるだけたくさんカメラに収めること。
タイムリミットは3日間。さあ、はたして探検隊はどれだけ富士山絶景写真を
撮ることができるのか!?探検隊の新たなる挑戦がいま始まった!

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           スタッフなぎのひとりごと

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絶景探検隊 第22号、いかがでしたか〜?



今回で長かった世界遺産知床編は終わりです。
大自然いっぱいの知床を身近に感じていただけたのなら、嬉しいです。

さて、次回からは日本一高い山、富士山が舞台です♪


富士山は日本人のみならず外国人の観光客にも根強い人気がありますよね。
そんな富士山の絶景をわんさかご紹介していきたいと思います!



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それでは、また次回をお楽しみあれ〜!!


                                なぎ♪




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