2009/07/08
【よろず漢方薬局メールマガジン】第46号(2009.7.8)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ よろず漢方薬局メールマガジン(第46号 2009/7/8) =症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ= ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 蒸し暑くなってきましたが、7月に入ったにしては30度を超える日が少ないよ うにも感じます。まだ梅雨も明けていないので油断は出来ませんが、今年の 夏は少なくとも“猛暑”ではないのかもしれませんね。 ================================== より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。 プレゼントコーナーもあります! よろず漢方薬局HPはこちら↓ http://yorozukanpo.com ================================== ○第46号目次 [症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ] [ミニ中医学知識] [よろず漢方薬局からのお知らせ] [よろず漢方HP更新情報] -------------------------------------------------------------------- [症漢論【症状から漢方を考える】のススメ] ★イライラする★ イライラする原因を中医学で解き明かす場合、“熱”と“上昇”がキーワー ドになります。そこに至る原因は様々でも、イライラしている状態は基本的 に“熱”が“上昇”していると捉えます。頭に血が上ると顔が真っ赤になり ますが、足は赤くなりませんよね。真っ赤になるということは“熱”の発生 を示し、その“熱”は上昇する性質があるため、上半身にその“熱”が達し てイライラが生じると考えるのです。 この“熱”の発生には五臓のうちの“肝”が深く関わっています。“肝”の 機能の一つは体の中の物質がスムーズに流れるようにすることですが、その 機能が乱れると、流れに停滞が生じ、そこから“熱”が発生します。専門用 語で「肝気鬱結(かんきうっけつ)」から生じた「肝火上炎(かんかじょう えん)」と呼ばれる状態です。 「肝火上炎」になるとイライラや、焦燥感(あせる気持ち)などの他、頭痛 や耳鳴りなどの症状も出やすくなります。そのような状態になる前に“熱” を冷ます工夫をしましょう。 漢方薬では「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」や「加味逍遥散(か みしょうようさん)」などが使われます。これらは“肝”の“熱”を抑える 作用を持ちます。症状がひどい場合には漢方薬を上手く使って対処しましょ う。 イライラしやすい方は「肝火上炎」になる前段階である「肝気鬱結」をまず は防ぐことが重要となります。そのためには、リラックスを心掛け、運動な どで体を動かすとともに、食養生に気を配ることです。 香りのよい食材(セロリ、春菊、柑橘類など)は「肝気鬱結」の予防に効果 があるとされます。 いつもイライラばかりしていてもいいことはありません。体質改善をして、 イライラしにくい体を目指しましょう。 …次号は「寝汗がひどい」症状についてです。 -------------------------------------------------------------------- [ミニ中医学知識]…“薬味”のお話 前回は生薬の「薬性」についてお話ししましたが、今回からは「薬味」のお 話です。「薬味」は薬物の味のことであり、その味によって生薬の大まかな 性質を予測することができます。すべての生薬は基本的にその「薬味」が決 まっていますが、一つの生薬で数種類の「薬味」が規定されている場合も多 くあります。 「薬味」には6種類あり、「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(かん)」「淡」と なります。 -------------------------------------------------------------------- [よろず漢方薬局よりお知らせ] 毎月発行しているよろず漢方薬局の新聞「よろずだより」を、今月も発行致 しました。きっと皆さんの役に立つ記事が一つか二つはあると思いますよ。 店頭だけの配布になりますので、どうぞお持ちになってご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- [よろず漢方HP更新情報] ★コラム 「主婦湿疹と漢方」 http://yorozukanpo.com/contents/hifubyo/item000340.php 「エリテマトーデスと漢方」 http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000344.php ★ブログ 「静岡 るくる」 「1年経って…」 「胡蝶蘭が咲いてから2か月」 「半夏生」 http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html -------------------------------------------------------------------- [編集後記] 静岡の知事選が先日あり、川勝さんが当選となりました。16年もの間、同じ 知事であると必ず弊害があると思いますから、変わったということ自体は良 いことであるような気がします。 川勝さんは地元の出身でないのですが、それも見方を変えれば、違った風を 吹き込むことになるかもしれません。いずれにせよ良い県政を行ってほしい ものです。 ================================== よろず漢方薬局メールマガジン =症漢論【症状から漢方を考える】のススメ= ☆発行責任者 萬代 誓 ☆よろず漢方薬局HP http://yorozukanpo.com ☆ご意見、ご感想 yorozu@ab.thn.ne.jp ☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000270849.html


