2009/06/24
【よろず漢方薬局メールマガジン】第44号(2009.6.24)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ よろず漢方薬局メールマガジン(第44号 2009/6/24) =症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ= ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 暑くなったり寒くなったりと、不安定な天候が続いています。そんな気候の せいか「なんとなく体調が悪い」という方が増えています。梅雨の養生をし っかりと行い、睡眠は十分に取り、この時期を乗り切りましょう。 ================================== より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。 プレゼントコーナーもあります! よろず漢方薬局HPはこちら↓ http://yorozukanpo.com ================================== ○第44号目次 [症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ] [ミニ中医学知識] [よろず漢方薬局からのお知らせ] [よろず漢方HP更新情報] -------------------------------------------------------------------- [症漢論【症状から漢方を考える】のススメ] ★味が分からない★ 「味が分からない」という状態を経験したことのある方は、その辛さがわか ると思います。まさしく“味気ない”状態では、せっかくの楽しい食事の時 間が憂鬱になってしまいますよね。 「味が分からない」という状況の場合、中医学でまず考えるのが「脾」に、 「湿」がたまっていないか、という点の見極めです。「脾」とは胃腸系統の 消化吸収機能を担う器官であり、そこに「湿=余分な水分」が溜まってしま うと、舌に“覆い”が出来たような形となり、味覚が無くなると考えるので す。 このような状態は、専門用語で「寒湿困脾」「湿困脾胃」などと呼ばれます。 読んで字のごとく、“「湿」が胃腸を困らせている状態”ですね。胃腸は “湿”を嫌う臓器であり、その停滞は様々な症状を引き起こしてしまうので す。 よって「味が分からなく」なって「湿」の停滞が疑われるような場合は、 「湿」を取り除き「脾」すなわち胃腸機能を回復させる漢方薬を使います。 具体的には「星火健脾散(せいかけんぴさん)」や「半夏瀉心湯(はんげし ゃしんとう)」などが合う場合が多いでしょう。 また「味が分からなくなる」前の予防法として漢方を使うことも出来ますが、 まずは「湿」を溜めないようにする養生を行うことが大切です。例えば、適 度に汗をかき、水分代謝を良くする食べ物(キュウリなどウリ科の植物)を 多く摂るようにします。また、お刺身などの生もの、アイスクリームなどの 冷たいものは控えるようにします。これらは体に“湿”が溜まりやすい方全 般の養生法ともなるのです。 …次号は「イライラする」症状についてです。 -------------------------------------------------------------------- [ミニ中医学知識]…“薬性”のお話-1 少し難しいお話ですが、今回は生薬(薬草)の性質を表す言葉である「薬性」 についてです。 「薬性」とは、その生薬が体を温めるのか、冷やすのかを定義したものです。 細かく言えば、薬性には 「寒性」「涼性」「平性」「温性」「熱性」 とあり、右に行くほど体を温める力が強くなります。「平性」はもちろん中 間であり、体を温めもせず、冷やしもしない性質です。 漢方薬を使う場合に、この「薬性」の概念を考慮することは非常に重要であ り、その効果を左右します。簡単に言えば、体が冷えている人には「温性」 や「熱性」のお薬を使うべきであり、それを間違えると症状が悪化してしま う場合もあるのです。 -------------------------------------------------------------------- [よろず漢方薬局よりお知らせ] 今週末(6/27)に裾野市で発売される「裾野プレミアム商品券」は当店でも 使用できます。2割のプレミアが付くお得な商品券なので、売り切れ必至です が、手に入れることが出来て、当店でお買い物がある方はどうぞご利用下さい。 -------------------------------------------------------------------- [よろず漢方HP更新情報] ★コラム 「黄体機能不全による不妊と漢方」 http://yorozukanpo.com/contents/funin/item000329.php 「ペット(犬、猫)の肝炎」 http://yorozukanpo.com/contents/pets/item000323.php ★ブログ 「おかえりなさーい!」 「最近の富士山」 「臓器移植法」 「看護師のお客様」 http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html -------------------------------------------------------------------- [編集後記] 伊達公子選手がウィンブルドンに出場して、善戦しました。引退してから12 年も経って復帰して、38歳で世界最高の舞台に立つなんて本当に信じられま せん。 技術的な部分の素晴らしさはもちろんですが、その「気力」がすごい。スポ ーツは精神的なものが非常に重要と思いますが、伊達選手はその面が言葉に 表せないほど“強い”のだと改めて実感しました。 なお次号のメールマガジンは6/30(火)に発行の予定です。 ================================== よろず漢方薬局メールマガジン =症漢論【症状から漢方を考える】のススメ= ☆発行責任者 萬代 誓 ☆よろず漢方薬局HP http://yorozukanpo.com ☆ご意見、ご感想 yorozu@ab.thn.ne.jp ☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000270849.html



