天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化  RSSを登録する

江戸幕府300年の歴史とその周囲の親藩、譜代、島津家など外様の各大名など大徳川氏の家系図をまじえ、大奥から側室、埋蔵金までそして江戸町文化や浮世絵について語っていきます。NHK大河ドラマ「天地人」「篤姫」関連も充実してより一層ドラマが面白く見られます。

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2009/09/27

関ヶ原と毛利氏

○○○●天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化●○○○第93話

 ☆関ヶ原と毛利氏☆

 毛利輝元は石田三成に乞われて西軍の大将となりますが、あまり乗り気ではなかったようで、自身は大坂城に籠ったまま、
養子の毛利秀元を毛利家の指揮官として関ヶ原に参陣させます。

 しかし、輝元の西軍総大将の件は毛利一族の総意ではなく、輝元の独断で決めたことで毛利一族のno.2である吉川広家は家康と親しくしていました。

 南宮山に陣取った毛利家は山上に毛利秀元、その麓に吉川広家が陣を敷きます。

 広家は予め徳川家の榊原康政・本多忠勝らと内密の話をしており、「毛利が西軍に付いたのは本意ではない。
西軍として戦わないので、毛利家安泰を」と願い出ていました。

 いざ、戦が始まり、徳川の背後に陣取った毛利秀元は、徳川氏を突こうとしても、道の先端に陣取る吉川広家が邪魔になって動けない。

 さらにその背後に控える長宗我部氏も動けなくなってしまいました。

 長宗我部盛親からの出陣要請に「秀元兵卒ニ糧ヲ食セシムト称シテ時ヲ移ス、故ニ世之ヲ伝ヘテ宰相殿ノ穀弁当ト云ヘリ」

 と苦し紛れの返答をしており、これが「宰相(秀元の官位)殿の空弁当」として後世に残る逸話となっています。

 これにより他の南宮山組も毛利が動かないことを不審に思い、自分が徳川氏を討ちに出ると背後から毛利に襲われるのではないかとの疑念が生まれ

 結局、南宮山の兵は一歩も動かずに引き上げることとなります。


 大坂城に引き上げた毛利勢は、秀元が徹底抗戦を訴えるものの、すでに広家が家康に通じお家安泰を工作していた為、
関ヶ原で敗れている以上、輝元はこれ以上戦おうとせず、家康に申し出て大坂城を退去します。

 その後、輝元が西軍に数々の書状を送っていることから、家康は「輝元はやはり西軍の大将である」と毛利氏を改易にし、
吉川広家に跡を継がせようとしますが、広家が家康に談判して毛利存続を訴えたため、輝元の隠居と引き換えに周防・長門2ヶ国の安堵
が許されることとなります。

 広家は毛利家から岩国3万石を与えられることとなります。

 一方、広家の計算を知らずに徳川を討つつもりだった秀元とは仲が悪化し、輝元の実子秀就が毛利家を継いだ後、長府城主6万石となりますが、
岩国の吉川氏とは仲が悪かったようです。





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 ★天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化★ 

 発行者:大嵜健史

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