天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化  RSSを登録する

江戸幕府300年の歴史とその周囲の親藩、譜代、島津家など外様の各大名など大徳川氏の家系図をまじえ、大奥から側室、埋蔵金までそして江戸町文化や浮世絵について語っていきます。NHK大河ドラマ「天地人」「篤姫」関連も充実してより一層ドラマが面白く見られます。

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2009/08/15

豊臣秀次

○○○●天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化●○○○第89話

 ☆豊臣秀次☆

 豊臣秀次は秀吉の姉(日秀)の子で、当初三好姓を名乗っていました。

 秀吉の数少ない血族です。

 秀吉と淀君の間の子、鶴松がなくった時に、秀吉の養子となり、関白職を譲られて、豊臣家の正統の後継者となります。

 しかし、その2年後、秀吉と淀君の間に秀頼が生まれ、俄かに秀吉との間が険悪になっていきます。

 秀吉は鶴松が最初の子というのが一般に言われていますが、現在では長浜城主時代に「秀勝」という子が生まれていたというのが定説です。

 秀勝は側室南殿との間に生まれた子で6歳で亡くなっています。

 この秀勝と云う名に愛着があったらしく、後に信長の四男を養子に貰った時も秀勝と名付けています。

 この子は病弱で18歳で亡くなっています。

 また日秀の子で秀次の弟の小吉も秀吉の養子・秀勝と名乗りお江(後の徳川秀忠の正室)との間に娘をもうけています。

 こちらの秀勝も病弱で文禄の役の際に朝鮮で若くして病没しています。

 さて、二人目の子鶴松を失ったときに、秀吉は「これでもう子は出来ない」と覚悟したのでしょう。

 自分の年齢もあります。

 しかし淀殿が二人目の子を産んでしまった。。。

 情としては我が子に跡を継がせたい。

 しかし秀次も若く、天下人の座を継ぐつもりでいた。

 秀次の考えがもう少し大人であったならば、即座に秀頼に地位を譲ったのでしょうが。
 寧々の甥で同じように豊臣家の養子になっていた小早川秀秋のように。


 結局秀吉は、秀頼の安泰を図るため、秀次に謀反の罪を被せます。

 こうなってしまった以上、秀次およびその縁者は悉く処刑されました。

 殺生関白との噂もあり、秀次が無為な殺人を繰り返したとの説や、秀頼誕生後は酒色に耽ったとの説もあります。

 このうち「殺生」の部分は秀次の弟の秀保が同じ行動をしていたと伝えられているので、秀次と混同して噂になっているものと思われます。

 当時日本に居たフロイスがイエズス会へ送った報告書「日本史」の中では秀次は「穏やかで思慮深い性質」と記録されています。

 この事件で秀頼を守るために数少ない身内を殺してしまった秀吉。

 後継者秀頼が幼い為、この後天下は家康の支配するものへと急速に傾斜していきます。
 また秀次事件で連座した諸大名(家康のとりなしで改易は免れた)達は関ヶ原の合戦ですべて東軍につくということになったのも
偶然ではなく、豊臣家滅亡の一因となったと言えるのではないでしょうか。



 画像はブログでご覧になれます。



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 ★天地人、大河ドラマ&徳川将軍家系図&江戸時代文化★ 

 発行者:大嵜健史

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