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2009/01/22

【家の買い方、住まい方】~マンションの戸境壁って!~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.016━2009.1.22 ━━
     ★住宅コンサルタントの住まいの思考★            
  家┃ の┃ 買┃ い┃ 方┃   住┃ ま┃ い┃ 方┃      
  ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛   ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ 
┏───────────────────────────────────
┃目次‖【はじめに     】 家の計画は普段の生活を考える
┃  ‖【メインコンテンツ 】 マンションの戸境壁って!
┃  ‖【編集後記     】 ぼくを探しに
┃  ‖発行:住宅コンサルタント 野城 郁朗(ノシロ・イクロウ)     
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 
 住宅コンサルタントの野城です。
 今回も、しばらくお付き合いくださいね。

 最近、私は強く思うのです。

 家は、「普段の生活を考えて計画をする」こと。

 もちろん、住宅設計に係ってからは、
「これが大切」ということは感じていましたよ。

 でも、実感がなかったのです。

 サラリーマン時代は、
 恥ずかしながら、家のことは全くしませんでしからね。

 しかし、独立してからは、家にいることも多くなり、
 料理を作ったり、掃除をしたり、洗濯を干したりと、
 何となく家事を手伝っています。

 家内は嫌そうですが・・・・・(苦笑)


 やっぱり、使い勝手は実感しますね。

「キッチンはこういう配置だと使いやすい」
「洗面室はこのぐらいの広さがいる」
「トイレの換気扇も掃除し易い場所に」などなど


 家は造り手側の基準だけでは成り立ちません。
 住まい手側が毎日の生活があって、成立します。

 毎日、暮らす場所である、家の使い勝手が悪い。
 これも「後悔した家の購入」のひとつとなります。


 普段の生活を意識し、それを提案し、
 そして、お客様の暮らし方を引き出す。

 デザインや間取りだけでは、偏った家ができてしまいます。

 100%満足いく家はありませんが、
 様々な角度で、家は計画しないといけません。

 つくづく、家は難しく思います。

 住まい手が、いつまでも、愛着もって、喜んでくれる家

 このような家を、
 いつまでも、私は提供していきたいと思っています。




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【メインコンテンツ】マンションの戸境壁って!
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 今回は、マンションの戸境壁について書きたいと思います。

 ※戸境壁
 マンションなどの共同住宅は、住戸を区切る壁を戸境壁と呼んでいます。


 さて、今マンションにお住まいの方、
 また、これから、マンションを購入予定の方は、是非参考にしてください。


 先ず、戸境壁ってだれの持ち物であるか知ってますか?

「専有部」それとも「共有部」・・・?

 これは、皆さんご存知だと思います。
「共用部」です。

 ですから、勝手に穴を開けたりしてはいけません。
 皆さん共有の持ち物なのですから・・・

「どきっ!!」とされた方いませんか?


 ダメですよ。穴を開けたら・・・・
 タワーマンションの場合には、自分でも開けられますからね。

 気をつけてください!!!
 遮音低下の原因にもなります。


 では、戸境壁の構造はご存知ですか?

 今、マンションにお住まいの方は、壁に触れてみてください。


 どうですか?


 種類は大きく分けて2つあります。

 ひとつは、「コンクリート」の戸境壁
 それと、タワーマンションなどに使われる「乾式耐火遮音壁」

 叩くと硬い壁がコンクリート。
 叩くと反響音がするのが乾式耐火遮音壁。

 中高層に多いのがコンクリート。
 タワーマンションは乾式耐火と覚えてもよいと思います。


 中高層の場合には、
 戸境壁が耐力壁として計画されています。

 しかし、タワーマンションの場合には、
 耐力壁は存在しないので耐火、遮音に優れた壁を計画します。


 さて、さて、気になるのは、遮音性。
 今のマンションであれば、コンクリート壁であれば、
 18cm以下の壁はありません。

 乾式耐火遮音壁であれば、
 コンクリート20cmの厚みと同等といわれています。

 これが、今のマンションのニーズです。
「一般の生活であれば支障ない程度」という基準です。

 今回は、壁の遮音性についての詳しい話は、割愛します。
 またの機会に書きたいと思います。
 
 

 この戸境壁について、
「知らなかった問題点」を少しお話しますね。

 この問題点は、エアコンの設置です。


 コンクリート壁の場合は、取り付けのためのアンカーが設置されます。
 乾式耐火遮音壁の場合は、もうひとつ造作壁を作ります。

 ようは、戸境壁には触れないように計画するのが通常です。


 しかし、
 戸境壁に設置を想定しているのに、
 何も配慮していないマンションがあるのです。


 売主に聞けば、
「お客様ご自身で・・・設定を考えています。」


「えっ!! 耐力壁だし、共有部だよ・・・」

「構造的にも規約的にも問題だろう!!!」

 唖然としまたけどね。

 

 最近は、このようなマンション、
 見かけなくなりましたので大丈夫だと思いますが、
 ご注意くださいね。


 しかし、暮らし始めても注意点があります。
 ・エアコンの設置は想定された場所につけること。
 ・インテリアに戸境壁を利用する時は注意。

 特にインテリアには注意!!
 ・絵などを戸境壁に飾りたい
  →あらかじめオプションでピクチャーレールを。
 ・造作家具
  →外部の業者であれば注意を促すこと。

 
 戸境壁のこと、意外と知られていないので、
 是非、戸境壁の仕様と注意点については理解されてください。



 メルマガでもっとお役にたてる情報を配信したいと思いますので、
 日ごろ、疑問に思っていることを、是非教えてください。
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【編集後記】 ぼくを探しに
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 今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 

 今回は、「ぼくを探しに」という絵本の話で終わりたいと思います。
 この絵本、シルヴァスタインという方が1976年に書かれた絵本です。

 主人公は、転がるボールのみ。
 物語は、転がりながら、自分のあった欠けらを探すストーリーです。

 あくまでも「絵本」なので、文章も少なく、幼児対象です。
 しかし、この絵本は、幅広い世代に読まれているのです。

「自分探し」
「自分に足りないものを探す」

「そして、それに出会えたどうなる?」

 ストーリーは、
 自分探しの旅の途中に、(欠けら探し)
 苦難の道があり、愉快な出会いもあり、
 そして、自分に足りないモノ(欠けら)に出会える。

 しかし、出会えたとたんに廻りが見えなくなる。

 そこで、主人公は気づき、欠けらを置いて、
 そして、また、自分を探しにいくというストーリーです。


 皆さんは、ご自身の足りないモノがわかりますか?


 私はわかりません。
 しかし、私は思うのです。


 人生は、苦難を乗り越え、人と出会い、様々なことを感じる。・・・
 結果よりもプロセスが大切なことが人生であると思うのです。


 これに常に向かって、感じてきた人は、最後に、

「幸せな人生であった」

 と感じることができるのかもしれませんね。


 この絵本は、読み手によって、
 様々な感じ方があると思います。

 私は、「人生はプロセスが大事である」
 ということを感じたのです。


 本の感想は、人それぞれ、
 そして、人生も人それぞれ、

 他人の畑ばかり見て、羨ましく思っても、
 何もでてきませんよね。

 自分の人生ですから・・・・


 ということで、不景気な時代は、
 前向きな気持ちに自分をキープするのが大変です。
 だから、こんな本を読んで、自分をキープしています。

 みなさん、頑張りましょうね。

 次回は、2月の発行です。
 来月もよろしくお願いいたします。


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+ 住宅コンサルタント 「暮らしと住まいのコンサルタント」
+ 発行人: アスナロデザイン 代表 野城 郁朗(一級建築士・宅建主任者)
+ アスナロデザイン公式サイト:< http://www.lhc-ad.jp/ >
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