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誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考。来日20年。満を持して日本に帰化した石平(せきへい)が、日本人が、知っているようで本当は知らない中国の真相に迫る。

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2009/09/04

石平(せきへい)のチャイナウォッチ No.062号

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2009.09.04 No.062号
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~誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考~

石平(せきへい)のチャイナウォッチ

http://www.seki-hei.com
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民主党政権の誕生にたいする中国側の反応について
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8月30日に民主党が大勝して政権交代が確実になったことにかんして、
中国のメディアは靖国問題などにおおむね歓迎して期待感をにじませているが、
逆に民主党政権下での日中関係のマイナス要素にたいする警戒の声も上がってきている。

たとえば清華大学国際問題研究所副所長の劉永江氏は、選挙前の8月28日、
中国二番目の国営通信社である中国新聞社の開設する自社サイトの「新華網」で
民主党政権となった場合の日中関係の行方にかんして、次のような懸念を語っている。


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民主党政権となると、自民党は当然下野することになるが、
その際、警戒すべきなのは自民党の中の強硬派の動向である。
自民党の中には「右翼勢力」(劉氏の言葉)は存在しているが、
政権党であった時には彼らが多少自己抑制しているが、一旦野党となると、
もはや遠慮することはない。
場合によっては、彼らは意図的に中国にたいして挑発的な言動をとり、
日中関係の難題を作り出して与党を困らせようとするのかもしれない。
とくに、何かの敏感な問題が生じてきた時、
自民党の右翼はそれを口実に中国にたいする攻撃をかけ、日中関係を壊してしまう可能性ある。

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つまり劉教授は、民主党政権となった場合の自民党の動向に神経を尖らせているが、
その一方、民主党の対中姿勢そのものにたいする警戒心を説くメディアもある。

総選挙の翌日に新華通信社の配信記事がその一例である。

記事は来年の参議院選挙に注目して、
民主党は参議院選に勝って政権の基盤を固めるためには、
少なくとも来年の夏までには内政に専念するので
外交政策を大きく変更するようなことがないから、
日中関係は基本的に変わらないとの見解を示しながらも、

次のような問題点を挙げて、民主党の対中姿勢にたいする警戒を表明している。

◇ 自由・友愛とかの西側の自由主義価値観を標榜する民主党は
「人権」の旗印をかけて中国の内政に干渉してくる可能性。

◇ 鳩山党首がかつてダライラマと会見したことがあり、
小沢一郎氏も去年のチベット騒乱で中国政府を批判したことがある。

◇ 自民党政権より、民主党政権はよりいっそうポピューリズム的傾向があるから、
もし日中国民の間で何かの事件で感情的対立が生じてきた時、
民主党は日本の民衆の感情に迎合することによって日中関係を害する可能性。


以上は、日本における政権交代にたいする
中国のメディアや専門家の見方の代表例であるが、
「親中」だと言われる民主党政権の誕生に対して、
彼らはけっして諸手を挙げて歓迎しているわけでもないように見える。

その理由はいくつかが考えられる。

◇ あまりにも露骨に民主党政権の誕生を歓迎していると、
それが逆に日本における民主党批判、とくに民主党の対中姿勢にたいする批判を呼び、
逆に民主党の対中姿勢を後退させる恐れがある。

◇ あまりにも民主党政権の対中姿勢を褒めすぎると、
それが逆に民主党の「慢心」を生じさせ、
日中関係における中国の立場を弱化させてしまう恐れがある。

◇ 未曾有の民主党政権の誕生に対して、
中国政府や中国の専門家たちは本心でもやはり多少の不安を感じていて、
今後の民主党政権の実際の対中政策を見極めていこうと考える。


( 石 平 )


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2009年9月号から一部ご紹介しますと・・・

本編スタート-------------------------------

今月は中国情勢についてお伝えいたします。

ご存じの通り、おそらく今年中国の経済力が米国に次いで世界二位になります。
これまでは、世界二位の地位を保っていた日本が追い越されることになりました。

今年も8パーセント成長を続けることが確実視されています。

おわり----------------------------------

という、ショッキングな話からスタートします。

また、その後


中国の経済成長の原動力を、
「輸出の伸び」から「国内の内需」に展開したのです。
「世界の工場」から「世界の市場(マーケット)」に戦略を転換しました。

と理由を長谷川先生は説明しています。

これまで「世界の市場」はアメリカでしたが、
それに取って代わろうと考えたのが中国です。
「メーカーとしての物作り」はここまでで切り捨てて、
「消費マーケット」として経済成長を考えます。

しかし、一本調子にこの成長に切り替えられるわけではありません。
その中国にはらむリスクについてこのあと話を展開していきます。

つづきをお聞きになりたい方はこちらから↓

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