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誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考。来日20年。満を持して日本に帰化した石平(せきへい)が、日本人が、知っているようで本当は知らない中国の真相に迫る。

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2009/04/27

石平(せきへい)のチャイナウォッチ No.041号

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2009.04. No.041号
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 〜誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考〜

石平(せきへい)のチャイナウォッチ

                       http://www.seki-hei.com
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悪夢?蘇る毛沢東の亡霊
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4月4日の清明節、北京の毛主席記念堂に大勢の民衆が慰霊のために訪れた。
当日の正午までに、入館者数は「4万人以上に上った」と報じられている。

本来、先祖の墓参りをするための祭日に、数万人の民衆が、
先祖でも親族でもない毛沢東の記念堂に押し寄せてくるのは、
いかにも異様な光景だ。

3月20日に公表された、
「都市部住民の宗教信仰」に関する調査の結果も興味深い。
北京や上海などの都市部では、
11・5%の一般家庭に毛沢東の像が
仏像や先祖の位牌(いはい)と同じように祭られているという。

都会でもこのようだから、農村部はなおさらのことだ。
去年2月に四川省の田舎へ帰省したとき、
私も、「毛沢東崇拝」が盛んであることをこの目で確認している。

死去してから33年目、毛沢東は相変わらず、民にとっての「神」である。

だがこの三十数年間、中国人民は実際にはむしろ、
毛沢東が示した方向とは正反対の道を、ひたすら走ってきたはずである。

改革・開放路線の実施以来、
中国は政治的に毛沢東流の「階級闘争路線」と決別し、
経済的には毛沢東が警戒する「資本主義の復活」を見事に成し遂げた。
この間における中国の発展は、毛沢東路線から離反した結果でもあるのだ。

それなのに、多くの民衆が依然として、
毛沢東を神様のように崇拝しているのはなぜなのだろう。

よく考えてみれば、その理由も簡単だ。
要するにポスト毛沢東におけるトウ小平改革路線の推進は、
あまりにも大きな弊害も生み出したからである。

改革が進んで市場経済が広がる中、官僚の腐敗が進み、
貧富の差が拡大し、労働者が切り捨てられて農村は疲弊した。
毛沢東時代にあったはずの公費医療や公費教育が廃れた一方、
毛沢東時代にはなかった売春や麻薬、「黒社会」などが復活し、
氾濫(はんらん)しているのである。

こうした中で、政府や官僚や黒社会に苦しめられながら
深い絶望感と疎外に陥っているのは底辺の民衆であろう。
一度の病気で年収数倍分の蓄えが消え、
金持ちの飲むコーヒー数杯分の金額で娘が体を売るという今の世の中は、
彼らにとって“生き地獄”である。

だからこそ、民衆は貧富の差が小さく、
最低限の生活が保障された毛沢東の世に救いを求め、
現在の諸悪を退治してくれるような「人民指導者」
の再来を渇望するのである。

言ってみれば、今の「毛沢東崇拝」の背後にあるのは、
トウ小平路線のもたらした社会的ゆがみの深さと、
トウ小平路線それ自体の行き詰まりである。

そして、中国の左派のたまり場である
「烏有之郷」というウェブサイトの言葉をみれば分かるように、
彼ら左派たちは今、トウ小平路線に対する痛烈な批判を公然と展開しながら、
毛沢東路線への回帰を熱心に唱えているのである。

彼らはいまだに少数派であるが、
現状不満から毛沢東崇拝に走る一般民衆は大いにいるから、
潜在的支持者層は厚い。
しかも、左派の掲げる「毛沢東思想」の旗印は
共産党公認のイデオロギーでもあるから、
政権は彼らの運動を簡単に封じ込めることもできない。

そして今後、経済成長が落ちて失業が拡大し、
民衆の不満が頂点に高まったとき、
「毛主席の良き世に戻ろう」とのスローガン一つで
民衆をたき付けるような野心家が立ち上がると、
誰の手にも負えない一大政治勢力が、
あっという間にできてしまう可能性は大だ。

ファシズム恐怖政治の権化である
毛沢東の亡霊は再び蘇(よみがえ)ってくるのか。

それこそは悪夢なのである。

(石 平)

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□■オバマ政権が求める最大課題。"日米安保"の再検討!???

2010年に日米安保条約締結50周年を迎える。

かつてモンデール駐日大使は、

「尖閣諸島に中国が攻めてきても、アメリカは日本のために戦わない」

ということを言った。それがアメリカ側の本音だ。

中国は核大国である。
アメリカがいくら世界一の核大国だからといって、
中国に軍事攻撃を加えれば、自国が核攻撃されるリスクを伴う。
アメリカが他国のために、国益を損なうようなことをするはずもない。

アメリカにとって、ソ連崩壊後に一番の軍事的な脅成になっていたのは中国だが、
オバマ政権では米中関係が緊密化する。
軍事面でもアメリカと中国が提携したら、
日米同盟を結ぶ意味も、日本に米軍基地を置く意味もなくなる。
北朝鮮の核保有も警戒してはいるものの、
北朝鮮の脆弱な軍事力ならアメリカまで核ミサイルが飛んでくることはないからだ。

日本は用済みになる・・・。

日米同盟の、不要論が台頭してくるだろう。
日本はアメリカから見放され、日米安保条約は破棄されるかもしれない。

封じ込めた後は、日本はどういう状況に置かれるか。
まだ日本に経済力があるうちは、生かさず殺さずでアメリカは利用するだろう。

しかし、日本のお金を吸い取り日本経済が破綻したら…。

金の切れ目が縁の切れ目だ。日本はアメリカに捨てられる。

●日本は、今、何をすべきなのか?

アメリカは第二次世界大戦で蒋介石をバックアップして日本を叩いたあと、
蒋介石をポイ捨てして毛沢東と組んだ。

蒋介石が逃げこんだ台湾は今でも国際政治の迷子国家だ。
ベトナム戦争でも南ベトナムをあっさり見捨てた。
北から攻められた難民が数万人もさまよった。

主権国家は自在に同盟国を選べるのです。

オバマ政権で日本がアメリカから放り投げ出されたら?…。
日本は中国に支配されたらどうなるか?…

派遣難民どころではない。どうやって国を守るべきか?
遅まきながらも、真剣に学ぶべきときがきたのです。

●地政学とは何か? 何のための地政学か?

すべての軍事学はマッカーサーから禁断の学問とされた。

結果日本には軍事学部がないので地政学だけでなく
軍事が学べない環境である。

地図を広げて「ここを押さえなくてはならない」とか、
「ここを取られたら負けだ」という議論をしてこなかった。

実は日本だけでなく、欧米でも地政学という言葉はあまり使わない。

なぜならそれほど、効果的で危険な学問
とされている面があるからである。

地政学は国家の成功戦略であるからだ。
世界をコントロールする支配者は
この特殊に加工された地図を毎日みて考察しているのだ。

欧米でもこの地政学という言葉そのものがでることは少ないが、
エリートの中では地政学用語、または、地政学的思考で話をする。
欧米のエリートたちはこの考え方が自然に刷り込まれているのだ。
これをビジネスの世界にも応用して成功し世界企業をつくっているのだ。

地政学という言葉も使われず、地図と政治、軍事を語ることはない。
このままでよいのか?

攻められるパターンと自国を守るパターンを学んで、
国家と自分の人生成功への戦略を考えるキッカケとなる講演会があります。


■地政学講座シリーズ:スパイクマン■
2009年05月16日(土)13:30〜16:00 (開場13:10)
講師:奥山真司


※講師ブログ:「地政学を英国で学ぶ」
http://geopoli.exblog.jp/

※講師著書・訳書(Amazon.co.jp)
http://tinyurl.com/d5t77r

▼スパイクマンの地政学▼

現代アメリカ地政学の祖、
ニコラス・スパイクマンの今日的意味を徹底分析!
リムランド理論が教える「アメリカの対外政策の源泉」とは?

パイクマンの「リムランド理論」を中心に、
現在のアメリカの大戦略の系譜や、欧米のリアリズムの伝統、
そして再び「テクノロジー」というキーワードから
地政学を分析していきます。

※できれば参加者の皆様には予備知識として、
※拙訳『平和の地政学』をあらかじめお読みになってから
※ご参加いただきたいと思います。

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■地政学講座シリーズ:スパイクマン■

〜パワーポリティクスとリアリズムの理論の伝統を徹底分析!〜
「 スパイクマンの地政学 」

【日時】
2009年05月16日(土)13:30〜16:00 (開場13:10)
※終了後、懇親会あり(2時間程度)

【会場】
大崎第一区民集会所
東京都品川区西五反田3-6-3

※アクセス
http://tinyurl.com/cqld3q


▼講演会一般参加(5,000円)

▼奥山真司講演会参加者優待価格(4,000円)

▼学生・女性優待価格(3,000円)

以下のURLがお申込みフォームとなります。

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