2008/12/31
古典落語の世界-日本人の笑いの原点≪小咄特集その八≫
★おすすめコーナー★
南欧家庭料理 Paper★Moon (ペーパームーン)
(電話) 03 3466 9522
小田急線東北沢駅徒歩1分 渋谷区上原3-31-16 (日曜定休)
笑顔のママと腕自慢のシェフの二人三脚。
味は絶品!オニオングラタンスープとイカ墨のパスタは一度味わう価値あり!!
でも、残念なことに2009年1月末で立ち退きにより一時閉店…。
その前に是非行ってみてください!!絶対損はしませんから。
【前置き】
いよいよ今年も残り少なくなりました。
みなさん、もうお正月の準備整ってますか?
さて、長らくさぽっていましたが、久しぶりの小咄特集です。
≪小咄特集その八≫
◆煙突掃除
二人の男が煙突掃除を終えて出てきました。
互いの顔を見合います。
すると、汚れが少ない方がおもむろに顔を洗い出し、真っ黒けの方がそのまま帰ってしまいました。
相手の顔の汚れ具合を見てそれぞれ自分のを判断したようですね。
◆通帳
昔、『かよい』という帳面がありました。
消費者がお店に持って行きいわゆる『つけ』で買物が出来たわけです。
油屋さんの『かよい』は使い込まれて油が染み込んでいます。
ある日丁稚さんが『かよい』を持って油を買いに行ったときです。
油でよごれた『かよい』をトンビがさらって行ってしまいました。
トンビ、油揚げと勘違いしたのでしょうか。
丁稚さん、すぐに油屋さんにとんでいき、こう言いました。
「油屋さん、トンビがかよい持って来ても売らないでね。」
◆耳が遠い夫婦
耳の遠い老夫婦が縁側で座っていました。
そこへ誰かが通りかかります。
それを見て夫が言います。
「今通ったの横丁の山田さんと違うか?」
「おじいさん、もうろくしたなぁ。あれは横丁の山田さんやがな。」と奥さん。
「そうかぁ…。わし、てっきり横丁の山田さんかと思った…。」
???
◆棚
昔、灰に文字を書くことがよくあったそうです。
書いた後は必ず消すのが習わしでした。
ある日『たな』という字をどう書くかたずねました。
すると相手は、ちょうど灰がなかったので空中に『棚』を書きました。
そしてすぐに消す動作をしました。
灰と違って残らないから消す必要はないんだよ、というと、こう返ってきました。
「ここに棚があると誰かが頭を打つから。」
◆七夕(たなばた)
昔文字が書けることは稀少なことでした。
長屋のある男、字を習いに行っていました。
その男、ある日羽織を借りて、書き置きをしていったのです。
「借りた羽織は七に置いた」と。
え〜!人から借りた物を七(しち、質)に置くとは!
と、憤慨していると、
その男が得意気に入ってきてこう言いました。
「おぅ、書き置き見てくれたか?」
「あぁ、見たけど七に置くとはどうゆうこっちゃ?」
「え?そんなことせえへんで。」
「そやかて書き置きに書いてあるやないか!」
「お前字を知らんな?これは『七夕(たなばた)』の 『七(たな)』ってゆう字じゃあ!」
ц<(_ξ_)>
【後書き】
落語とはこのような小咄が集まって出来ています。
もちろん明らかにウソとわかる突拍子もないものもあります。
が、割りと実体験によるものも多かったことも、想像に難くありません。
本編で今年最後となります。
ご愛顧、ありがとうございました。
来年もまた相変わりませぬよう、よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください
(^_^)
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