古典落語の世界-日本人の笑いの原点  RSSを登録する

古典落語。なんか古臭そう…なんて敬遠しないでのぞいてみてください。そこには笑いの宝庫が!古典落語の題材を不定期で紹介しながらその見所を展開していきます。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/07/06
  • 部数 260部
  • メルマガID 0000267698
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2008/11/06

古典落語の世界-日本人の笑いの原点≪酒の粕≫

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【前置き】
このところ小咄特集をちょっとさぼりぎみ。
読者さまからちょっぴりお叱りのメールをいただいて
おります。ごめんなさい(>_<)
そのかわりといってはなんですが、ここ何回か軽めの
咄をお届けしています。
小咄をちょっぴりふくらませたものです。
『ライト古典』とでもいいましょうか。
今日は久しぶりにお酒を題材にしたものをご紹介しま
しょう。
本人は完璧な甘党で、お酒のことを書いていて悪酔い
しそうです。
ですので、下戸的な要素をミックスしました。

≪酒の粕≫

わたくし同様のある男、赤い顔をして歩いています。
道で出会った友達に「きいこう、赤い顔してるな」と
冷やかされます。
この男、酒の粕を二枚食べたと言います。
あれを炭火で焼いて黒砂糖をまぶすと結構いけます。
友達が言います。
そんなこと言ってるからみんなにバカにされるン。
酒を飲んだと言わんかい。

次に出会った友達に自慢します。
ほう、酒飲んだんかい?
こんな大きいの二枚や。
お前、酒の粕食ったな。
武蔵野で二杯と言え、と助言されます。
『武蔵野』は関東の原野。
あまりの広さで「野見つくせない」。
そのことから「飲みつくせない」のシャレになってい
ます。
いわゆる大杯のことを言います。

さっそく次に出会った友達に言います。
顔赤いやろ。
走ってきたンかい。
ちゃうちゃう(>_<)
酒飲んだんや( ̄▽ ̄)
ほぅ、お前も一人前になったんやな。
どないして飲んだん?
こんな大きな武蔵野に二杯や。
冷やで飲んだら体にわるいで。
燗してのんだんかい?
焼いて飲んだんや…。
ヤレヤレ(´・ω・`)

   ц<(_ξ_)>

【後書き】
酒の粕、懐かしい食べ物の一つです。
中学時代、友人の家で冬にストーブで焼いてよく食べ
ました。
あと、チキンラーメンとみかん。
当時の我々の必需品、命の源、いわゆる三種の神器で
した。
これからの季節、昔を思い出すこれらの食べ物がおい
しくなります。
口に含むたびに、しみじみと昔を懐かしく思い出しま
す(-.-)
ただし、酒の粕はよく焼いてアルコールをとばさない
といけません。
でないと、それこそ顔が赤くなってしまいます(^_^;)
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