2008/07/22
マネジメントサイクルとビジネスモデル
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起業、開業、会社設立準備とビジネスモデル
第2号
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こんにちは。行政書士の井藤です。
ビジネスモデルとは、儲かる仕組みのこと。
ビジネスモデル×実行=利益 とも言います。
ビジネスモデル思考で、起業、開業、新規事業を成功させましょう!!
◇第2号のメニューはこちらです
1)マネジメントサイクルとビジネスモデル
2)編集後記
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1)マネジメントサイクルとビジネスモデル
●2つのビジネスモデル
前回は、ビジネスモデルとは、「ビジネスの構造」や「儲けの仕組み」の
ことであると述べました。また、ビジネスモデルは、「収益マシーン」と
か「勝利の方程式」と言った表現に例えられることがあることをを紹介し
ました。「方程式を解く作業」と「ビジネスモデルを実行に移す作業」が
似ているからかも知れません。
さらに、ビジネスモデルには、「目標としてのビジネスモデル」と「実際
のビジネスモデル」の2つの意味があることを述べました。
つまり、「目標としてのビジネスモデル」とは、起業の際に「どうやって
ビジネスを成功させるのか?」の骨格となる仕組みを意味します。
一方、「実際のビジネスモデル」とは、既に行われている事業を分析、調
査し、収益構造の実体を明らかにすることを言います。
●マネジメントサイクルとの関係
ビジネスの基本の考え方に、PDCAのマネジメントサイクルがあります。
Plan (計画)→ Do(実行)→ Check(確認)→Action(行動) →新た
なP→D→C→A 、さらに新たなP→D→C→A・・・・を繰り返すことによっ
て、らせん状に実績がアップして行きます。
上述の「目標としてのビジネスモデル」と「実際のビジネスモデル」をこ
のマネジメントサイクルに当てはめて考えることができます。
Plan (計画)
「目標としてのビジネスモデル」が、Plan (計画)に相当します。
大切なことは、<1>ビジネスモデルが、成果(儲け)がでる計画になっている
のかと、<2>計画が実行可能なものなのか?の2点です。
つまり、そもそも、今から行おうとするビジネスが儲かる仕組みになってい
るのか?と、また、儲かる仕組みがモデル化されているとしても、回転させ
ることが可能な(実行することが可能な)モデルになっているのか?が大切
です。
Do(実行)
「目標としてのビジネスモデル」が定まったら、Do(実行)します。
Plan(計画)なしで、いきなりDo(実行)することもあるでしょうが、Plan
があった方が良い理由は2点考えられます。
1)正しい目標があれば、実行の際、迷わない。行き先を迷わずに済む。
目標があると言うことは、既に、一度、頭に描いたことをもう一度、現実に
実現する行為であり、やみくもな行動よりも成功の可能性が高いと言えます。
2)目標があれば、Check(確認)の際、目標と現実を比較することにより、
成功要因、失敗要因、問題点を分析し易く、次のAction(行動)につなげ易
いと言えます。
かと言え、いつも、正しい目標を定めることができれば良いですが、必ずし
も明確な目標設定はできず、見切り発車せざるを得ない場合も多いことでし
ょう。目標が定まらないからいつまでたっても行動しないでは、マネジメン
トサイクルはスタート出来ません。そんな時には、Planもそこそこに、見切
り発車のDoも大切でしょう。但し、あくまで、見切り発車。ビジネスモデル
の構築を意識したDoが大切です。
Check(確認)
ある一定期間の実行の後、Check(確認)を行います。
この作業は、一般に「決算」と言います。
つまり、経理とは、実際にどんなDoをしたかを明らかにすることです。
さらに、計画と比較することで、PlanとDoの差違分析を行うことができます。
このことは、「現実のビジネスモデル」(儲かる原因または儲からない原因)
を分析することにつながります。
明確なビジネスモデルを持ってスタートした場合には、現実とのギャップを
知ることができます。起業のビジネスモデルに対する市場の反応、評価を得
ることができます。
明確なビジネスモデルを持たず、見切り発車した場合には、自身のビジネス
モデルの実体を知ることができます。
Action(行動)
Check(確認)の後、なぜ儲かったか(なぜ儲からないか)の原因を知ること
で、自身の強み、弱みを知ることができ、その反省の元に新たなビジネスモ
デルの構築へ結びつけることができます。
長所を伸ばすか?短所を直すか?新たな策を講ずるか?
何らかなの新たなActionを行います。
2回転目のPlan (計画)Do(実行)Check(確認)Action(行動)
Action(行動)の後、より進化した新たなPlan (計画)を作成します。
この新たなPlan (計画)は、ビジネスモデルを強化させ、さらにニュービ
ジネスモデルへ進化して行くものであることが望ましいです。
以降、2回転目のDo(実行)〜Check(確認)〜Action(行動)と回して行
きます。
3回転目以降のPlan (計画)Do(実行)Check(確認)Action(行動)
同様に、3回転目、4回転目とP→D→C→Aのマネジメントサイクルを回して
行きます。・・・・・・・・
このように、P→D→C→Aのマネジメントサイクルを通じて、ビジネスモデ
ルは、変化し、強化され、進化させて行くものです。
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2)編集後記
私は、メーカーやサービス業で20数年、人事、総務、経理、経営企画、
関連会社設立等の実務を勤め、また、数年前に自ら、会社の立ち上げも行
いました。そして、2008年6月行政書士としても開業をいたしました。
自ら、もがき苦しみ習得したこと、役所や銀行等との折衝経験を基に、少
しでも皆様のお役に立てないか、と考えて開業した次第です。
起業、開業、会社設立を考えておられる読者の皆様の応援団であり、同
士となるべく、実用的な情報を発信して行きたいと思いますので、よろし
くお願い申し上げます。
今回は、ビジネスモデルと、P→D→C→Aのマネジメントサイクルの関係
を述べました。つまり、ビジネスモデルは、、P→D→C→Aのマネジメント
サイクルを通じ、変化し、強化され、進化させて行くものです。
強いビジネスモデルを持つことは、ビジネス成功の大きな要因となりま
す。このビジネスモデル指向は、ビジネスだけに限らず、広く、社会一般
で応用が可能な考え方です。
次回以降、これらを踏まえて、実際にどのようにして、ビジネスモデル
を構築し、成長させて行ったら良いかを考えて行きたいと思います。また、
会社設立等の実務手続きについても順次、触れて行きたいと思いますので、
末永く、ご愛読頂くことを願っております。
加藤諦三さんは「変えられる事は、変える努力をしましょう。変えられ
ない事は、そのまま受け入れましょう。 起きてしまった事を嘆いているよ
りも、これから出来る事をみんなで一緒に考えましょう。」とおっしゃっ
ておられます。
ビジネスモデル指向は、「これから出来る事を考えて行くこと」でもあり
ます。
最後になりましたが、皆様の、ビジネス、健康、生活が豊かなものとなり
ますことを祈っております。
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発行元 井藤行政書士事務所 井藤真生
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事務所HP http://www.itoh.fullstage.biz/
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