2008/12/10
形式知と暗黙知。part3
「暗黙知」とは、個人の感情や感覚であり、人に対して 言葉で表現したり説明する事の出来ない知識の事を言います。 テニスでもテニス以外のどのスポーツにおいても 自分の中の感覚である「暗黙知」を深める事が成功の鍵です。 自分の思い通り、イメージ通りのボールが打てるように 「こんな感じ・・・」 「こんな感覚で・・・」 「このタイミングで・・・」 「これぐらいの力加減で・・・」 などなど、理屈ではなく自分の中の感覚やイメージを深める事が とても大切だという事を前回、前々回とお話ししてきましたが、 今回は・・・ 「失敗する事の大切さ」 をお話ししようと思います。 まず初めにこの言葉をよく覚えて頂きたいと思います。 「失敗しなければ本質は分からない。」 この言葉の意味を本当に理解する為には、周りの意見や指摘に 左右されずに、また自分の中での固定観念を持たないで自由に プレーをする事が非常に大切です。 例えば、ボレーの場合よく言われるのは 「ボレーは振ってはいけない。」 「テイクバックで後ろに引いてはいけない。」 これらの理由は、振る事によって振り遅れのミスをしたり 飛び過ぎてアウトや叩き過ぎてネットと言ったミスをしやすい為なので 確かに間違ってはいませんが、この言葉を素直に受け止めすぎると 本質がわからないまま上達する為、どこかで頭打ちする事がよくあります。 教えている側としては、これまでの自分の経験上、 「振る事によって飛び過ぎてアウトミスをしたり 叩き過ぎてネットミスをしやすかったりする。」 「引く事によって振り遅れやすくなる。」 と言った事が自分の感覚(暗黙知)として分かっていますから こうしてはダメですよと説明をし、さらにその理由まで丁寧に 説明をしたとしても、説明された側としては頭では理解が出来ても 本当の意味では理解が出来ていません。 なぜなら実際に体験していないからです。 説明された時点では形式知として頭で理解出来ただけですから ミスも実際に体験する事によって暗黙知としなければなりません。 振ってはいけないと言われたからと言って初めから振らないように するのではなく、まずは自由に振ってみて下さい。 そうすると、たまには上手くいく事もあるかとは思いますが、 大抵の場合上手くいかないと思います。 ですが、ミスをする事によってそこで初めて 「こんなふうに振ったらこんなミスをするんだ!」 と、自分の実体験として本当に理解する事が出来ます。 自分の感覚として(暗黙知で)ミスをする原因が理解出来れば 次は感覚で修正する事が出来ます。 「さっきはこんな感じでミスをしたから じゃあ次はこんな感じでやってみよう。」 と言った具合にミスと修正を繰り返していけば、自然と理想的な フォームへと近づいていきます。 「失敗しなければ本質は分からない。」 逆に言うと・・・ 「失敗すれば本質が分かる。」 上達の為にはミスを恐れず自由にプレーしてみる事をお勧めします。 =============================== ☆電子メールマガジン 「驚愕!!スクールで教わらないテニス上達法!! 」 フリーテニスコーチ 下村孝之 e-mail:passion_tennis_365@yahoo.co.jp メルマガの登録・解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000267243.html ===============================


