2008/08/20
上達の為に「固定概念」を払拭しよう。ボレー編
前回、これまでの常識(固定概念)にはとらわれずに 自由な発想を湧かせる事が大切であるという事をお話しました。 今回はボレーについての固定概念を払拭しましょう。 「ボレーは振ってはいけない。」 という言葉をよく耳にします。 この言葉はこれまで常識とされてきましたし、確かにそのとおりです。 今後もこの常識は変わらないと思います。 実際プロの選手たちのボレーを観ていても「ラケットを振る」という 行為はほとんどしていません。 ですが厳密に言うと、時と場合によってはラケットを振る事もありますし 「前に押し出す」という行為は行っているので「振ってはいけない」 という言葉を聞いてラケットを「まったく動かさない」という事では ありませんので、そうなっているという方は「振ってはいけない」という 言葉にこだわりすぎないで少し自由にプレーしてみて下さい。 という前置きをしつつも今回の上達法はそんなレベルのお話ではなく、 ほとんどの方がこれまであまり聞かれた事がない非常識な考え方だと 思いますので少し驚かれる事と思います。 ですが、固定概念を持たないでじっくり読んで頂ければ、必ず 納得出来ますし、しっかり実践する事が出来れば本当に多くの方の ボレーの技術が飛躍的に良くなる事と思います。 ではさっそくですが、ボレーに関しての固定概念を払拭しましょう。 ボレーがまだまだ上手くなりたいという方は・・・ 「ラケットを振りましょう。」 「振れば振るほどボレーは上達します。」 「振らないボレー」を練習するよりも「振るボレー」を練習した方が ボレーの技術は劇的に良くなります。 ちなみに、誤解のないようにして頂きたいのですが、このアドバイスは ボレーの技術がまだまだ発展途上中の方に対して、どういった意識を 持てばボレーの技術がさらに良くなるのかというお話ですので、 プロのように、振らなくてもボレーが出来るのであれば振らないで ボレーが出来るに越した事はありません。 その事を理解して頂いた上で話を進めていきましょう。 では、まずは質問です。 「道具を使ってボールを打って遠くへ飛ばすスポーツといえば どんなスポーツがあるでしょうか? 」 この質問は、今回の振るボレーを説明する上ではとても 大切な質問なのでじっくり考えてみて下さい。 どうですか?1つでも思いつきましたか? さっそく答えを言いますが、メジャーなところでは 野球やゴルフがあります。 ゴルフに関しては世界一ボールの飛距離が出るスポーツだと 言われています。 この2つのスポーツには「ボールを遠くへ飛ばす」という事に 関して、ある共通点があります。 その共通点とは、どちらもダウンスイングを行いボールに バックスピン(逆回転)をかけて遠くへ飛ばしているという点です。 もしも、野球もゴルフもトップスピン(縦回転)がかかっていれば テニスでのトップスピンと同様、ボールは下に落ちようとしますので 飛距離は出にくくなります。 それとは逆に、バックスピンがかかっていると、トップスピンとは 逆の空気抵抗を受けてボールは上昇しようとします。 その結果飛距離が出やすくなります。 ちなみに、ハイボレーは例外ですが基本的にボレーもバックスピンを かけて飛ばします。 と言う事は、例えば・・・ 「ボレーは振ってはいけない。」 「テニスはコートの中に収めなければならない。」 という既成概念をすべて取っ払って 「ラケットでボールを思いっきり打って 出来るだけ遠くへ飛ばして下さい。」 と言われたら、フラットで打つよりもトップスピンで打つよりも バックスピンをかけて打つのが最も飛距離が出ます。 この理屈は理解出来ますか? 野球やゴルフがフラットではなくトップスピンでもなく バックスピンをかけて遠くへ飛ばしているのと同じ事ですね。 という事は 「バックスピンは飛距離が出る。」 という性質を持っています。 ここで大事なのは、バックスピンは飛距離が出るという 性質を持っているので、その性質を生かせるように まずはラケットをしっかり振ってでもいいので バックスピンをかけて遠くへ飛ばせるようになって下さい。 そうすれば 「ボールを飛ばすコツ」 が掴めます。 プロの選手たちはこの「ボールを飛ばすコツ」を掴んでいるからこそ 「ラケットを振らなくてもボレーが出来る」のです。 逆に、ボールを遠くへ飛ばす事が出来ない人に対して ボレーは振るなと言っても、振っても飛ばせないものが 振らなければなおさら飛ぶはずがありません。 なぜなら「ボールを飛ばすコツ」を掴んでいないからです。 なので、まずはラケットを振ってもいいのでバックスピンをかけて しっかり遠くへ飛ばせるようになって下さい。 この時注意してもらいたいのが、バックスピンがかかりすぎて 「カシュッ!」というかすれた当たりにはならないで、しっかり 「パカ−−−ン!!」という音がなるようにして下さい。 遠くへ飛ばせるようになると飛ばすコツが掴めます。 「振れば振るほど遠くへ飛ばすコツが掴めます。」 飛ばすコツが掴めたら、ラケットを振らなくても ボールを深く飛ばす事が出来るようになります。 ですから、 「飛ばすコツを掴む為にしっかり振りましょう。」 もちろん、しっかり飛ばす事が出来るようになってきたら 今度はなるべくラケットを振らないで飛ばせるようにしていって下さい。 そうなればこんな逆転の発想が生まれてきます。 「ボレーは遠くへ飛びすぎるのが正解で、その飛びすぎる ボールをいかにして力を抑えて短くしよう短くしようとして ベースラインぎりぎりに収まるようにするか。」 こういった考えが生まれればラケットは次第に振らなくなってきます。 「ラケットを振ってる」と指摘されてしまう方は、飛ばすコツを 掴んでいないからラケットを振って飛距離を出そうとします。 それは「振らないと飛ばせない」というのを無意識に理解しているからです。 ですから、「振る事」は正解なのです。 むしろ、積極的に振る事によってボールを飛ばすコツを掴んでいきましょう。 =============================== ☆電子メールマガジン 「驚愕!!スクールで教わらないテニス上達法!! 」 フリーテニスコーチ 下村孝之 e-mail:passion_tennis_365@yahoo.co.jp メルマガの登録・解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000267243.html ===============================


