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2009/11/17

住宅建築で失敗してしまう相見積もり【マッつん39.com通信122号】

2009年11月17日 20:00発行  http://www.mag2.com/m/0000267210.html 
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◆◆◆工務店勤務のFPが明かす、住宅建築成功の秘訣
                     【マッつん39.com通信】
                              ◆◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.mattsun39.com ━━━━━
お帰りなさい、今日も一日お疲れさまでした。
マイホームライフ向上請負人の松村です。


最近またまた忙しくしておりました。何をやっていたかというと...
それは、編集後記で。


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さて、本日のトピック『 住宅建築で失敗してしまう相見積もり 』に
ついてお話ししておきましょう。



住宅建築の際に、あなたはどのくらい相見積もりを希望しますか?私の
クライアントの場合、多い方で5社、少ない方でも3社程度は見積もりと
プランニングを取っているようです。



これは、あくまでもインターネット上でサポートさせていただいている
クライアントさんの統計ですが、実際にプランニングや現場指示などを
行っている地元のクライアントさんは相見積もりを取られた方は殆どいら
っしゃいません。



果たしてその理由は!っということに成るのですが、別に私が凄腕営業
マンだからではありません(笑)



もしかすると、相見積もりを取っていたことを話さなかっただけかもし
れませんしね(笑)これは、住宅営業さんにとっては、ちょっとしたアド
バイスに成るかもしれませんが、ご依頼者が複数の相見積もりを取って
いるかな?と感じた時には率直にお聞きするのが良いでしょう。



そして、その理由を正直にお話ししてくださるご依頼者は真剣にあなた
の建築会社での施工を検討している方、そうではなく曖昧な理由や、そ
もそも理由を話さない方は、金額だけしか価値基準を持たない方と判断
しても差し支えはないでしょう。



その後、追客行為を行うかどうかは、営業スタイルに寄るところも多い
と思います。



さて一見、本メルマガを講読されている住宅営業さんに向けたメッセー
ジ風にお話しいたしましたが、実はこれはマイホームを願う方に向けた
メッセージなんです。



そうというのも、相見積もりの理由やマイホームの価値基準を鮮明に
自覚しいつでも建築会社に向けて説明できるレベルにしておかないと、
住宅の場合には比較する項目が非常にたくさんあり結局は価格のみの比較
になり、その価格にしても関連する比較基準があることは頭では理解して
いるはずですので、結局、1番安いところをパスして、2番目か3番目に
安いであろうところに決めてしまうという心理が働いてしまうんです。



更に、その建築会社に決めた理由は?と聞かれると「 営業さんが親身に
なってくれたから 」とか、「 間取りが気に入ったから 」と相見積も
りを取ったことがどこにも含まれていない結果に成ってしまうんですね。



ここで区別しておきたいのが、複数社から見積もりとプランニングを依頼
する場合と、相見積もりを取っているという意識の違いです。



多くの工務店やハウスメーカーではプランニングと初回見積もりを無料サ
ービスで行っています。
これは実はマーケーティング要素の基本ではあるんですが、個人情報など
のリストを集めるために行っています。



もしくは、どこでも無料でやっているからウチも無料でやんなきゃ勝負に
ならないと思って安直にやっている工務店もあるかもしれません。



その為、初回プランニングは施工企画プランの中からご依頼に合ったプラ
ンを提示し概算見積もりを提示するやり方がとても多いです。



大手ハウスメーカーなどではこのやり方ですね。
そこにあなた独自の要望を追加した分だけが、企画のプランに加算され提
示されます。



本当なら3日もあれば作成可能なのですが、(私も過去に経験がありますが)
3日でプランを提出すると簡単に扱われていると依頼主から思われることを
避ける理由と、混みあっている風を演出するために1、2週間時間をとる場
合があります。



※因みに私はそんな無駄な時間の使い方は致しません、一日も早くプラン
を作成しお約束の記事実までには資料を作成します。それで軽く考えられ
ていると感じられた場合にはサポートをそこで終了いたします。なぜかと
いうと、時間に対する価値観が異なりますので、住宅のサポートをさせて
頂く対象として私はその方にとってふさわしくないと考えるからです。



余談が増えてしまいましたが...



1年後にマイホームが欲しい方であっても3年後にマイホームを建てたい
な~と考えられている方でもこの辺りは同じです。



初回プランと初回見積もりは、その会社の特色を見るにとどめます。
とどめるというか、そこまでしか分からないんですね。



まず、企画住宅プランがあってそこから変更していくことで金額が加算さ
れていくのか、それとも全くのフリープランなのか...



完全注文住宅を謳う建築会社であっても企画住宅の建築会社は非常にたく
さんあります。
企画住宅の場合は、数多くのプランの中からあなたに合ったプランが見つ
かれば、省エネ性能が確保されていたり、維持管理や劣化対策を行った住
宅にいち早く巡り合える場合もあります。



完全注文住宅の場合は、このような住宅性能表示(評価)適合の住宅になさ
る場合は追加資金が必要になります。



なぜなら、図面が適合していませんので適合する図面を作成するための様
々な計算が作業追加に成るからです。



そして心配されるのが施工経験に成ります。
住宅品格法に合致する住宅の場合にはそういった意味では過去に同じよう
な等級を取得している大工さんや施工職人さんに施工を依頼できるメーカ
ーが良いと私は思います。



相見積もりを取るということは、最低限次の要素を均一レベルにする必要
があります。

1)間取り
2)広さ
3)施工モジュール
4)性能評価等級レベル
5)キッチンやユニットバスなどの仕様
6)躯体構造(木造か鉄骨かなど)



この3つは最低限ですね。
4)の性能評価レベルというのが一番難しいかもしれません。
一般的には、耐震性や断熱性に関する個々の建築会社の取り組みを説明し
てもらい判断するということに成るのですが、ブログ:マイホームライフ
向上通信 http://mattsun39.blogspot.com/ でもお話ししていますが、
何かの性能を上げれば、何かの使用具合が悪くなるということはよくあり
どこを選択するかが非常に難しいところです。



最近疑問が膨らみ調査を続けているのですがなかなか確定的なものがでな
くて困っているのが断熱材の取り扱いです。



住宅性能評価では維持管理対策等級と劣化対策等級という形で住宅を長持
ちさせる仕様が等級分けされているのですが、維持管理は配管などに対す
る措置で、劣化対策は躯体構造に対する措置に限られています。



維持管理等級3を取ったところで、劣化対策が行われていなければ、大幅
な改修工事が必要になりますし、劣化対策等級が3であっても、維持管理
対策が行われていなければ、そこから住宅は腐食していくということなん
です。



この2つの関係はよくわかるのですが、断熱材はどうなっているの?とい
う疑問がわきます。



話があっちこっちに飛んでいる感がありますね。これが住宅の本質なんで
す。
プラン一つを考える際にも、見積もりをとり価格比較するためにもこれら
のことを把握し理解した上でなくては正しい比較は行えないということな
んです。



ブログ:住宅購入のススメ( http://matsumuratakumi.blog62.fc2.com/ )
でお話しさせて頂いた、契約後に300万円ほどの追加を請求された方は、
まさしく、相見積もりの仕方を間違ったといっても差し支えないでしょう
。



悲しいかな、私がそのことを彼に告げることはできません。告げなければ
彼も知るところではありません。ですから未だに住宅業界ではこのような
ことが、なんの後ろめたさもなく行われているんです。



300万円の追加が無駄だったとは本人も気づかないんです。
気付かずに300万円を捨てるか、それとも理解納得の上で契約の時点で100
万円多い契約を結ぶかはあなた自身でご選択ください。



では、今回はここまでです。



━━━ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いよいよ、始動します。
今月末より新たな企画を開始いたします。詳しくは無料メンバー限定の
メルマガでお知らせいたします。


なぜ、新しい事を始めるかというと、現在はある静岡県の小さな工務店に
勤務しているのですが、一つの工務店との関係を保ちつつ、全国的なメル
マガを執筆し続けることに疑問というか矛盾を感じてきたからです。



本メルマガは引き続き刊行していく予定ですが、以前ご紹介した、静岡県
以外の方というか、全国的に広がるクライアントさんをよりサポートする
ためにも、勤務先とは一切関係ない形で情報の発信を行っていきたいと考
えています。



静岡県内の方も、特定の工務店の考えに左右されない情報をお望みの方は
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いつも、ご縁をありがとうございます。
感謝。
マイホームライフ向上請負人 松村工



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