2008/08/20
【FA Times ~激動の一ヶ月...そして始まり!?~】
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ □□□FA Times 〜絶対リターンの追及〜□□□ 発行者 エフエーストック株式会社 http://www.fadvisers.com/ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 皆さん、こんにちは。 エフエーストックの植田です。 先月のセミナーを終えてほぼ一ヶ月経ちました。 この一ヶ月間、本当にいろいろな指数が大きく動きました。 そしていよいよ何かが始まろうとしているような気がしています。 この一ヶ月で起こった出来事を少し整理してみたいと思います。 (1)原油価格の急落(暴落?) 7月11日に最高値147ドルをつけた原油価格は翌週から 大きく値を下げ、直近では112ドルまで、実に20%以上も 下がりました。 まさに価格上昇自体が自ら価格下落の要因となったわけです。 (価格急騰による需要の減少、在庫の増加など) ■セミナーでお伝えした通り下がりました。 実質価格は70〜80ドルと言われていますが、果たして そこまで下がるのか、上がるのか? ヘッジファンドなど投機資金の手仕舞いを考えると当面上がる 要素は見当たりません。 ただし、短期的な反発は相場の常としてあり得ると思います。 また、中東では60ドルまでは財政黒字となるため、 中東諸国の内需には影響はないとレポートされています。 (2)米ドルの急騰(ドル高トレンド確認) 8月に入ってから、米ドルが他の全ての通貨に対して独歩高と なりました。 以前から指摘していたように、ユーロ/ドルは大きく下落しました。 一時、最高値1ユーロ=1.6035ドルと、高値を更新したものの そこから1.4628ドルまで8.8%もの下落。 ■メールセミナーでも、リアルセミナーでもお伝えしたように、 米ドルはこの6年間、ずっと下落トレンドが続いてきました。 ある意味、低金利のドルで調達して世界中の資産への投資に ばら撒かれたドルが巻き戻し、メールセミナーでは レパトリエーション(母国回帰) と言いましたが、逆流減少が始まったとすれば、さらに大きく ドルは上がり、ユーロなど他通貨は下がるトレンドに入るものと 思われます。 ヨーロッパ圏の経済実態のマイナスの指標がようやく今月から 大きく表に出始めました。 (3)株価の下落 政府による資本注入が決まったファニーメイやフレディマックが 本格的に危機の様相を呈し、先週後半から世界中の株価が静かに 下落を始めています。 [シンガポール 19日 ロイター] 元国際通貨基金(IMF)チーフ エコノミストで現在はハーバード大学教授のケネス・ロゴフ氏は19日、 世界の金融危機はまだ最悪局面を迎えておらず、米経済が一段と悪化する のに伴い、今後2―3カ月以内に米国の大手金融機関が破たんする可能性 がある、との認識を示した。 同氏は金融関連のコンファレンスで「米経済はまだ森から抜け出していない。 金融危機はまだその途中にあるようだ。最悪の局面はこれから訪れるだろう」 とした上で、「今後2―3カ月以内に中規模の銀行が破たんするだけでは すまない。大手投資銀行あるいは大手銀行の一つが破たんするだろう」と 述べた。 危機が終息する早期の兆しに関する質問に対しては「危機が終わる前に、 金融セクターでさらに再編が行われる必要がある」と答え、連邦住宅抵当 金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は、 今後数年にわたって現在の形態で存続することは難しい、との見方を示した。 (ロイターより抜粋) このトレンドは今後2−3ヶ月、波乱を巻き込んでの展開が続く ような気がしています。 ■株価の下落トレンドが明確になればこれもセミナーでお伝えした 通りの展開となります。 そして不安と危険回避の投資先として金が注目される...!? (4)金価格の急落(そして...底打ち!?) 予想に反して、8月に入ってから金価格および銀価格は大きく 下落しました。 金価格はまず割らないであろうと思われていた800ドルのラインを 先週の金曜日、15日に下回りました。 そして月曜日から800ドルを回復しています。 昨日の朝、私がしたことは、ある計算でした。 それは、「金価格 ÷ 銀価格」です。 GSR(ゴールド・シルバー・レシオ)と言いますが、 これが月曜日の終値で計算すると60を越えていました。 おおよその価格で申し訳ありませんが、計算式は 805(GOLD)÷13(SILVER) = 61.9 それまでずっと50〜55あたりで推移していたGSRが この2,3日で60を超えてきました。 これが意味するところは、 ●GSRが100を目指して金価格が上昇すること (トレンドが金価格上昇に転換したと思っています。) ●同時に、アメリカの株価が大きな下落トレンドに入ったこと と言われています。 これは20世紀のチャートを見た時にあてはまることです。 もちろん、チャートがそうだからといって必ず当たるとかいうもの ではありません。 もう少し話しを続けさせていただくと、 GSRが100をつけた後は、GSRが50あるいは16まで 今度は銀の方が相対的に高くなり、16をつけた時がコモディティ のスーパーサイクルのピークだとも言われています。 ちなみに1941年、1991年にGSRは100をつけ、 1967年と1980年がGSRが16でした。 ■金価格が本当に底を打ち、上昇トレンドに入ったかどうかは 850ドルを超えた後、分かると思います。 フェニックスゴールドファンドのCEOの7月のレポートでは 「800ドル台の前半で金の現物を是非買いたいが、そういう タイミングは来ないかもしれない」と書かれていました。 彼に言わせれば、「Excellent timing!」とのことでした。 今回はここまでです。 今、日本の金融業界および不動産業界は予想以上に 冷え込んでいるようです。 おそらくそれは世界的な現象でもあると思います。 私のこのレポートが正確であるという保証はありませんが 少しでも皆様の大切な資産保全、運用のお役に立てれば幸いです。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■発行人:エフエーストック株式会社 〒104-0033 東京都中央区新川1-2-8 55山京ビル7階 TEL:03-5542-2033 FAX:03-5542-3324 URL:http://www.fadvisers.com/index.html ■このメルマガに記載されている情報は、投資一般に関する情報の 提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 この情報は当社が信頼できる情報と判断したものですが、内容の 正確性・完全性についてはこれを保証するものではありません。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



