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2009/08/18

CHOKO-CHOKO ~本の森からお手紙を~ No.31

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   ♪♪ CHOKO-CHOKO
           ~本の森からお手紙を~ ♪♪  No.31  2009.8.18

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      皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…



    明後日、20日は新月です。

    見下ろす町の光も感慨深いものですが

    折角の月明かりの無い夜

    時には天文雑誌を片手に
    夜空を見上げてみませんか?


    普段は気付いていないだけで
    本当は
    毎晩、毎晩
    星達は同じように
    瞬いてくれているのですから…


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 ★・・・今日のお届けもの・・・★

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    今日お届けするのは、8月4日以後の新刊です。


 ☆『不思議のひと触れ』(シオドア・スタージョン 著/河出書房新社)
    2003年に奇想コレクションで出ていたものの文庫化。
    著者は優れた短篇作家です。

 ☆『ムナーリのことば』(ブルーノ・ムナーリ 著/平凡社)
    数多くの著作の中から、ムナーリ自身が言葉を選んで編んだ短文集。

 ☆『Leave me alone』(山崎龍一 著/芸術新聞社)
    白いフードで全身を覆う子どもたち…
    特徴的な石膏の彫刻で知られる、山崎龍一の初の作品集☆

 ☆『サイエンスカフェにようこそ!』
   (滝澤公子 編著/冨山房インターナショナル)
    神保町のサロンド冨山房 Folio
    (フォリオ…マニアックなお名前ですね(笑))で
    2006年から開催されているサイエンスカフェ。
    コーヒー片手に科学についてのお話を聴くイベントです。
    サイトはこちら → http://www.fuzambo-intl.com/folio.html

 ☆『砂漠のゲシュペンスト 上』(フランク・シェッツィング 著/早川書房)
    『深海のYrr』のシェッツィングによる冒険サスペンス☆

 ☆『虫とりのうた』(赤星香一郎 著/講談社)
    第41回メフィスト賞受賞作です。

 ☆『創造するアジア都市』(橋爪紳也 著/エヌティティ出版)
    人口増加に伴って巨大化する都市。
    中国と日本の事例を中心にした、都市文化の創造について。

 ☆『ジハードの町タルスース』(太田敬子 著/刀水書房)
    人口の大半がキリスト教徒と戦う戦士だった
    ジハードのための町、タルスース。
    そのイスラム教とキリスト教の「境界」における町の歴史は
    一体どんなものだったのでしょうか。

 ☆『現代ロシア国家論』(木村汎 著/中央公論新社)
    プーチン、メドベージェフの2人が展開する
    現代ロシアの外交政策・活動についての論考です。

 ☆『教育の費用効果分析』(ヘンリー・レヴィン 著/日本評論社)
    学校・生徒の教育データを使った費用効果分析。
    …良くも悪くも、話題とはなるものでしょう。

 ☆『カール・フィリップ・モーリッツ』(山本淳二 著/鳥影社・ロゴス企画)
    帯にあるままですね。
    “本邦初の本格的モーリッツ研究書”です。
    “ゲーテの芸術論に多大な感化を与え
     他方ヴァッケンローダーたち初期ロマン主義の若者にも
     大きな影響を及ぼした”
    と書かれているモーリッツですが
    殆ど知られていないのではないでしょうか。

 ☆『魚の経済学』(山下東子 著/日本評論社)
    漁業問題のあれこれを、分かりやすく解説したもの。

 ☆『怠惰への讃歌』(バートランド・ラッセル 著/平凡社)
    ラッセルはイギリスの哲学者で、ノーベル文学賞受賞者。
    働くほど過剰生産となり、失業が増えるのなら…
    …働かなければいいのです。

 ☆『飛行機設計入門』(片柳亮二 著/日刊工業新聞社)
    空力設計から操縦性まで、「何故あの形なのか」が分かる1冊です☆
    著者は三菱重工業株式会社で
    Fー2機等の飛行制御系の開発に従事していた方だそうです。

 ☆『媒介言語論を学ぶ人のために』
   (木村護郎クリストフ 編集/世界思想社教学社)
    異なる言語を用いる人が出会った時の媒介言語…
    すぐに思い浮かべるのは英語でしょうか。
    その異言語間コミュニケーションの多様な形態とは。

 ☆『風見鶏謎解きの旅』(広瀬毅彦 著/神戸新聞総合出版センター)
    神戸、異人館の物語。
    …でも、タイトルからは内容が分かり難いですよね。


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 ★・・・気になる1冊・・・★

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 『Leave me alone』
  (山崎龍一 著/芸術新聞社/8月10日発売)

    芸術新聞社さんと言えば
    何と言っても書道雑誌の『墨』が有名ですよね☆
    創刊は1976年。
    9月1日発売の2009年9・10月号で
    とうとう200号になります。

    そんな芸術新聞社さんから出た新刊が
    1976年生まれ、若手の彫刻家山崎龍一の初の作品集です。


    表紙にもある、この白いフードの子どもの姿。
    一度見たら、もう忘れられないでしょう。


    人見知りや引きこもり…

    心の病と見るかどうかは別にして
    他人とのコミュニケーションが上手く築けない子どもたちの心を
    石膏を用いて、その仕草や瞳で表現しています。


    隠れたい
    離れたい

    …でも

    見ていたい
    見て欲しい


    そんなアンビバレンスな想いが、ひしひしと伝わってきます…



    恐ろしい作品なのか
    愛らしい作品なのか

    見ている側の心もまた、大きく揺らいでしまう瞳です。


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 ★・・・今日のひとこと・・・★

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 『三人の乙女たち』(フランシス・ジャム 著/手塚伸一 訳/青土社)


   クララ・デレブーズに

    いつもそばにいて、ぼくを助けてくれないか。
    打ちひしがれて、
    小さな町の楡の並木の下を、
    夕べの鐘の鳴る青い時刻に、
    疑惑と誇りを引きずってぼくがさまよい歩く時、
    疼くぼくの額におまえの手を、
    おまえの白い手を置いてくれないか……置いてくれないか……

    この小さな本を受けとってくれないか。
    これは技巧をこらさずに書かれた。
    でもぼくは微笑む、おまえをえがいたこの本が好きだからだ。
    そしておまえ、おお蝶を追う少女よ、
    おまえもぼくと同じように、
    どんな言葉で、
    詩のなかで恋をうたえばよいか、
    散文のなかで泣けばよいかを知らなかったからだ。


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    拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
    本当にありがとうございました。

    少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
    何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪


    それでは…


      これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…


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 『CHOKO-CHOKO ~本の森からお手紙を~』


    ○編集 ・ 発行  チョコちょこ

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