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2009/04/14

CHOKO-CHOKO ~本の森からお手紙を~ No.22

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   ♪♪ CHOKO−CHOKO
           〜本の森からお手紙を〜 ♪♪  No.22  2009.4.14

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      皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…



    暖かな日が続きますね!

    新しい年度も2週間が過ぎて
    迎えられた側も
    迎えた側も
    そろそろ疲れと慣れが出てくる頃です。

    この辺りで一度リフレッシュして…

    改めて
    新鮮な気持ちで
    穏やかな日々を迎えましょうか☆
    

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 ★・・・今日のお届けもの・・・★

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    今日お届けするのは、3月31日以後の新刊です。


 ☆『研究する水族館』(猿渡敏郎 編著/東海大学出版会)
    動物園や水族館の目的が展示だけではないことを知っていながら
    でも、なかなか研究分野の内実までは分からないですよね。
    もっと、類書を増やしてPRしてもいいのでは…そう思います。

 ☆『日本の言語景観』(庄司博史 編著/三元社)
    看板や案内板など、公共空間における言語景観について
    そこに表わされた多言語、国際化について考察している本です。

 ☆『世界史のなかの帝国と官僚』(平田雅博 編著/山川出版社)
    官僚制は、とても古くからありますよね。
    歴史の舞台に現われた様々な帝国の中から
    具体的にそんな官僚制の実態を取り上げて、考察していきます。

 ☆『市民結社と民主主義』
   (シュテファン・ルートヴィヒ・ホフマン/岩波書店)
    ヨーロッパ各地に結成された市民結社。
    その活動から近代ヨーロッパの社会と歴史、民主主義を問い直す
    ユニークな近代社会史。

 ☆『植物生体電位とコミュニケーション』(大薮多可志 編著/海文堂出版)
    植物の、生体電位を介して情報を伝達する能力について解説したもの。

 ☆『古事記成立考 新版』(大和岩雄/大和書房)
    増補改訂版もありましたが、更に内容が増えたようですね。
    ページ数も金額も殆ど倍になっています(笑)

 ☆『この一身は努めたり』(小高賢/トランスビュー)
    平成元年の1月8日(「平成」最初の日)になくなられた歌人
    上田三四二の生涯を描いています。

 ☆『翻弄者』(藤原章生/集英社)
    第3回開高健ノンフィクション賞も受賞している著者は
    現役の新聞記者ですよね。

 ☆『がんこなハマーシュタイン』
   (ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー/晶文社)
    『数の悪魔』の著者による、3年に及ぶ綿密な取材と調査。
    そこから浮かび上がってきた、独裁政権を拒否した陸軍最高司令官の物語。

 ☆『線形という構造へ』(志賀浩二/紀伊國屋書店)
    シリーズ「大人のための数学」は、これで完結です。
    有限から無限へと繋がる、数学の「自由」。

 ☆『快楽の館』(アラン・ロブ・グリエ/河出書房新社)
    ほぼ1年前、2008年の2月に亡くなられましたね。
    ヌーボー・ロマンは…図書館ではなかなか見かけませんねぇ。

 ☆『多読術』(松岡正剛/筑摩書房)
    「多読」について語る時、この著者以上の適任者はいないでしょうね。

 ☆『石油資源の行方』(JOGMEC調査部 編集/コロナ社)
    類書はあるかも知れませんが
    常にアンテナを張っておくべき題材ではないでしょうか。
    編集は日本エネルギー学会( → http://www.jie.or.jp/ )と
    JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)調査部
    ( → http://www.jogmec.go.jp/ )です。

 ☆『しでむし』(舘野鴻/偕成社)
    「埋葬虫」とも書く、死体に集まり食す甲虫
    シデムシの生態を美しく繊細な絵で描いた本。

 ☆『死線を越えて 復刻版』(賀川豊彦/PHP研究所)
    労働運動、社会運動で知られる賀川豊彦の自伝的小説の復刻版。
    …何度目の復刻、再版になるのでしょうね。

 ☆『現代農業簿記会計』(古塚秀夫/農林統計出版)
    簿記会計は事務員だけのもの? …ではありませんよね。

 ☆『参禅入門 新版』(大森曹玄/春秋社)
    改めて「禅ライブラリー」に入りましたね。
    便利で実用的な禅の入門書☆

 ☆『山本邦山〜人と竹』(山本邦山/出版芸術社)
    滋賀県出身の尺八奏者、人間国宝にも認定された山本邦山の全て。

 ☆『薔薇空間』(ランダムハウス講談社)
    ルドゥーテの薔薇図譜169作品を網羅しながら
    この値段はスゴイですね!

 ☆『めぐり逢った作家たち』(伊吹和子/平凡社)
    京都出身の著者は
    中央公論社さんの編集者としても知られていましたよね。
    谷崎潤一郎の晩年を描いた『われよりほかに』では
    日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。

 ☆『技術屋の心眼』(E.S.ファーガソン/平凡社)
    平凡社ライブラリーになりました☆
    こんな時代だからこそ、現場を、経験を重視する本書は
    大切ではないでしょうか。

 ☆『ムージル伝記 1』(カール・コリーノ/法政大学出版局)
    お気に入りの出版社、松籟社さんから著作集が出ているムージル。
    その伝記なのですが…随分な値段になっています。
    (しかも、1巻目…(苦笑))


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 ★・・・気になる1冊・・・★

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 『線形という構造へ』(志賀浩二/紀伊國屋書店/4月6日発売)

    紀伊國屋書店さんの出版部が
    この「大人のための数学」シリーズを始めたのは
    2007年の11月からでした。

    それから、ほぼ1年半の歳月が流れ…

    本書をもって、無事に
    全7巻の刊行が終わりました。


    “数学の翼で、時を超え、無限の空へー”


    第1巻の帯の言葉が、とても魅力的だったことを思い出します。


    紀伊国屋書店さんのHPには
    シリーズ刊行に際しての言葉が掲載されています。
    少し長いですが、下に引用してみます。


    “紙と鉛筆さえあれば、数学はいつでもどこでも始められる。
     試験や成績とは関係のない、数学本来の世界を学びたい。
     数学が「わかった!」という喜びは、ほかの何物にも代えがたい、
     人生の歓喜に通ずる。その喜びをもう一度、味わいたい。
     数学は6000年に及ぶ人類の叡智の産物……数学という翼で、
     時を超越して先達者と同じ喜びを共有できる。
     数学はひとりで思索を深めるのに、最高の友。
     名曲を聴くかのように、想像力は身近な世界から
     宇宙へと飛び立っていく。
     森の小道を辿るうちに、美しい花を愛でる、小鳥のさえずり
     に耳を傾ける、山の頂上から景色を眺望する、
     そんな大人のための数学の啓蒙書があっていい!!”


    「数学」という単語だけでは到底想像も出来ないほど
    素晴らしいイメージを呼び起こしてくれる言葉です。


    “毎日、会社で忙しくはたらいている人が、ある日仕事のなかで、
     学校で習った数式に出会って数学の授業のことをふと懐かしく
     思い出されるようなことがあるかもしれない。”


    第1巻の中の言葉ですが、
    もしも、そのような経験を持たれたことがあるのなら…

    …本書はきっと
    ステキなパートナーになってくれるはずです☆


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 ★・・・今日のひとこと・・・★

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 『ヨーロッパ中世象徴史』(ミシェル・パストゥロー 著/白水社)


    (中世を中世たらしめるあらゆるテーマは)
    読者のひとりひとりの思い描く中世のイメージに正確に呼応する。
    読者がかつて、見ると同時に、学び、変形し、夢見たイメージである。

    ……………

    この原型的中世が時として歴史的事実
    (あるいはそのように想定されているもの)と、
    大きく乖離することに眉をひそめるべきだろうか。
    決してそんなことはない。
    一方では、想像界はつねに現実界の一部をなし、
    そしてこの中世に関して私たちが抱く想像の世界は、
    まったく情緒的かつ夢幻的でありながらも、
    ひとつの現実であるからだ。
    その世界は存在し、
    私たちはそれを感じ、
    それを生きるのである。


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    拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
    本当にありがとうございました。

    少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
    何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪


    それでは…


      これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…


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