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2009/03/17

CHOKO-CHOKO ~本の森からお手紙を~ No.20

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   ♪♪ CHOKO−CHOKO
           〜本の森からお手紙を〜 ♪♪  No.20  2009.3.17

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    皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…


    飛び立つ小鳥のデザインがお気に入りの
    レースのカフェカーテンを飾りました。

    機会があれば…と願いながら
    漸くのデビューです♪

    光が当たると
    模様が浮き上がってとってもキレイ☆

    
    お部屋も
    お庭も
    少しずつ…
  
    春に向かって模様替えです!


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 ★・・・今日のお届けもの・・・★

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    今日お届けするのは、3月3日以後の新刊です。


 ☆『MARK ROTHKO』(淡交社)
    ロスコについては、先日、みすず書房から
    『ロスコ芸術家のリアリティ』が出たばかりですね。
    こちらはロスコの本格的作品集になります。

 ☆『高架下建築』(大山顕/洋泉社)
    大山 顕さん、工場にジャンクション、団地ときて
    今度は高架下ですか!
    …でもやっぱり、見てみたいですねぇ☆

 ☆『記憶表現論』(笠原一人 編集/昭和堂)
    「過去」「思い出」…記憶を伝えるには、どうしたらいいのでしょう?
    様々な表現分野から迫ります。

 ☆『源氏物語二つのゆかり』(熊谷義隆/新典社)
    よく知られる「紫のゆかり」と、もう1つ…
    桐壺更衣から明石君へと流れる
    血縁がなすものを「復権のゆかり」として、
    その2つのゆかりから源氏物語を読み解くもの。

 ☆『城の中のイギリス人 新装版』
   (アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ/白水社)
    かつてUブックスになっていましたが、今は絶版。待望の新装版です。
    エロスと幻想に満ちた奇書。

 ☆『ラダックの風息』(山本高樹/ブルース・インターアクションズ)
    ブログ“Days in Ladakh”の著者による、
    インドの山岳地帯、ラダック地方での日々。
    (ブログはこちら → http://ymtk.jp/ladakh/ )

 ☆『東西豪農の明治維新』(渡辺尚志/塙書房)
    明治維新の後、政府と民衆を結びつけた2人の豪農…
    「その時」の地域の指導者たちの姿。

 ☆『中世主義を超えて』(松田隆美/慶応義塾大学出版会)
    現代のファンタジーやアニメといった
    サブカルチャーにも息衝く「中世」の概念。
    そんな中世とは何かを、改めて問い直すもの。

 ☆『フローラのにわ』(クリスティーナ・ディーグマン/福音館書店)
    エルサ・ベスコフ賞受賞画家、ディーグマンによる絵本。
    リンドグレーンの『ペーテルとペトラ』の絵本も邦訳が出ていましたね。

 ☆『イギリス・モダニズム小説』(平出昌嗣/彩流社)
    19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した、イギリスの作家たち。
    その中のからハーディら、6人を選んで語るモダニズム論。

 ☆『ハートビート』(シャロン・クリーチ/偕成社)
    YA向けを得意とする作家シャロン・クリーチが描く、
    12歳の少女の日々。

 ☆『Globes』(高井ジロル/ダイヤモンド社)
    ユニークな50種類の地球儀を紹介しているもの。
    …タイトルと表紙だけでは、中身が分かりにくい本です。

 ☆『二壜の調味料』(ロード・ダンセイニ/早川書房)
    ダンセイニによる、26篇もの短篇ミステリを集めたもの☆

 ☆『ジーザス・サン』(デニス・ジョンソン/白水社)
    いよいよ、本書から新シリーズ、エクス・リブリスが始まります!
    まずは、現代アメリカ作家から。
    このシリーズのサイトがありますね☆
    (こちらです → http://www.hakusuisha.co.jp/exlibris/ )

 ☆『ポンペイ』(アレックス・バタワース/中央公論新社)
    ローマ帝国史と重ねながら描く、滅亡前の25年。
    最新の研究成果によるポンペイの歴史。

 ☆『産業医のための精神科医との連携ハンドブック 改訂新版』
   (産業医科大学精神医学教室 編集/昭和堂)
    様々な対応・対策が求められる産業医。
    本書はその中でもメンタルヘルスの対策について、
    具体例を基にしたマニュアルです。

 ☆『もしかしたら、遺伝子のせい!?』(リサ・シークリスト・チウ/白揚社)
    魚臭くする遺伝子? 
    遺伝子や遺伝病にまつわる不思議な話を集めたもの☆

 ☆『世界同時不況』(岩田規久男/筑摩書房)
    何冊あっても、なお集めなくてはならない「今」を映す情報でしょう。

 ☆『森林医学 2』(大井玄 編集/朝倉書店)
    第1巻は3年前ですね。
    森林のセラピー効果について科学的に論じているもの。

 ☆『日本の気候景観 増補版』(青山高義 編集/古今書院)
    風が生み出した、風のために生み出された景観…
    写真や図を使って典型的な事例を紹介しています。

 ☆『妖人白山伯』(鹿島茂/講談社)
    異色の長編歴史小説の文庫化。
    幕末から明治にかけて、日本とフランスで暗躍した
    実在の大山師モンブラン(白山)伯のその姿。

 ☆『汚穢と禁忌』(メアリ・ダグラス/筑摩書房)
    初版は思潮社から1972年に出ています。
    何度か再版され、今度はちくま学芸文庫になりましたね。
    未開人が穢れや不浄を通じて持つ概念を解明し、
    現代へと再構築する古典的名著☆

 ☆『現代イタリアの思想をよむ』(上村忠男/平凡社)
    1989年に出た平凡社選書、『クリオの手鏡』の改題増補新版です。
    著者の上村忠男さんは、
    最近ではギンズブルグの『糸と痕跡』の訳をされましたね。
    これからはイタリアの思想や哲学が重要になってくるのでしょう。

 ☆『やんごとなき読者』(アラン・ベネット/ミネルヴァ書房)
    読書に目覚めたエリザベス二世のお話☆ 
    英国人気作家のベストセラー小説。小説は本邦初訳。

 ☆『世界商品と子供の奴隷』(下山晃/白水社)
    身近な大企業の商品の裏側に見えてくる、子ども達の過酷な労働。

 ☆『エクストリーム・ウェア』(佐藤聡/技術評論社)
    最新のテクノロジー満載のスゴイ服ばかりです☆

 ☆『小倉百人一首の歌絵』(飯田始晃/芸艸堂)
    著者は友禅の図案家です。
    芸艸堂さんはいいものばかり出してくれますね♪

 ☆『異形のロマネスク』(ユルギス・バルトルシャイティス/講談社)
    奇妙なロマネスク彫刻に見る、基本的なモチーフとは?
    バルトルシャイティスは、平凡社ライブラリーにもなった
    『幻想の中世』の著者です。
    国書刊行会からは著作集も出ていましたね☆

 ☆『視覚心理入門』(映像情報メディア学会 編集/オーム社)
    映像情報メディア学会が編集をしているように、
    映像を扱うエンジニアのための視覚心理入門書です。
    (学会のサイトはこちら → http://www.ite.or.jp/ )

 ☆『戦争報道メディアの大罪』(ピーター・ブロック/ダイヤモンド社)
    アメリカの記者に限らないでしょうが…
    戦地での偏向取材による、一方的な報道の罪過。
    ユーゴの内戦で「セルビア=悪」とした報道の姿勢を問い掛けています。

 ☆『発芽生物学』(種生物学会 編集/文一総合出版)
    発芽の仕組みについてきちんと書かれたものは、
    実は意外と少ないかも知れません。
    それにしても…種生物学会は、文一総合出版さんばかりですね。
    (学会のサイトはこちら → http://sssb.ac.affrc.go.jp/ )

 ☆『博物館これから』(佐々木正峰/雄山閣)
    国立科学博物館発行のメールマガジンを単行本化したもの。

 ☆『ジェノグラム(家系図)の臨床』
   (M.マクゴールドリック/ミネルヴァ書房)
    家系図を基にしたアセスメント…
    どの程度のものが臨床に使われているのでしょうか。興味はありますね。

 ☆『手の美術史』(森村泰昌/二玄社)
    古今の名画に描かれた様々な「手」。
    森村泰昌さんが選んだ「手」のクローズアップを集めたもの。

 ☆『大衆の反逆』(ホセ・オルテガ・イ・ガセット/白水社)
    オルテガの名著が、今度は白水Uブックスになって戻ってきました☆


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 ★・・・気になる1冊・・・★

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 『小倉百人一首の歌絵』(飯田始晃/芸艸堂/3月発売)

    出版社のHP( http://www.unsodo.net/index.php )には
    まだ情報がありませんね。

    芸艸堂さんは「うんそうどう」と読みます。
    明治24年創業の、京都は寺町通にある出版社。
    (東京店もありますね)

    今もなお、手摺木版画・木版本を製作している所です。

    和装本や木版画は…やはり、高価ですね(笑)
    でも、それらを安価にして出版しているシリーズもあります。
    「近代図案コレクション」のシリーズなどは
    芸艸堂さんが明治期より刊行してきた多色木版摺の図案集を
    作者別に再編集して復刊したもの。
    第1巻に挙げられている神坂雪佳などは
    もっともっと知られてもいいデザイナーではないでしょうか。


    本書の飯田始晃も、大阪生まれの友禅作家です。
    今では古書で取り扱われている『小倉のにしき』(全5冊)で
    名前をご存知の方もおられるでしょうか。
    (5冊を纏め直した上下本もありましたね)
    こちらも同じ芸艸堂さんから出されたものです。
    『小倉のにしき』は全100葉ですが
    本書は何故か97ページ。
    恐らくは、復刻したものだと思うのですが…
    今はまだはっきりとは分かりませんね。

    いずれにしても、優美な世界を楽しませてくれる
    美しい本に仕上がっていることでしょう。


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 ★・・・今日のひとこと・・・★

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 『青い糸』(安房直子 作/『安房直子コレクション 6』(偕成社)ほか)


    こうして、月の光の中に長いあいだうずくまって眠りつづけ、
    月がしずむころに、
    千代の姿は、その願いどおり、
    小さな一羽の鳥になっていたのです。
    
    くちばしの青い、
    すきとおるように白い鳥でした。 

    鳥は、窓わくに止まって、羽をふるわせながら、
    ひとしきりうたっていましたが、
    やがて、どこかへとんでゆきました。   

    ……………

      ねえねえ あたしはあの人の
      すてきな声が聞きたいの
      山や林のまだむこう
      風のうしろでさけんでる
      声をさがして走るのよ


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 ◆あとがき

  
    ピンク色のユキヤナギが
    たった1つ、ポツン…と花を開きました。

    でも、あと2週間もすれば、4月です。
    きっと、続々と仲間が増えていくことでしょう。

    移り行く季節は
    美しい繰り返しの絵巻物のようで
    心を魅了して放しません。

    皆さんに、ステキな春が訪れますように☆


    拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
    本当にありがとうございました。

    少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
    何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪


    それでは…


    これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…


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 『CHOKO−CHOKO 〜本の森からお手紙を〜』


    ○編集 ・ 発行  チョコちょこ

    ○メインブログ  『チョコちょこ読書雑記』
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