トルストイ 4つの道
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さて前回の続きです。
これまでのはブログからもみれますよ
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アメブロ 携帯OK 教育まなびで240位までいきました。
第3は自殺。
生が悪であり、無意味であることを知り、自分で自分を絶滅してしまうのです。
トルストイは、「強いしっかりした性格の少数の人が、こういう生き方をする」と言いました。
一見すると、世界の教師トルストイが、自殺をすすめたとも受け取れる内容なのです。
当時この「懴悔」を読んだトルストイ信奉者は、
勧めに従って、次々に自殺しました。
大変な影響力に驚いたロシア政府は、
この本を発禁処分にせざるを得なかったともいわれています。
彼自身も自殺の道にひきつけられましたが、
彼にはまだ、そこに突入するまでの絶望感はありませんでした。
第4は、弱気の生き方。
すべてを知りながら、自殺する力もなく、ぐずぐずと、ただ生きている人たちです。
「この生き方は、私にとって実にうとましかった。しかも私は、こうした境地にとどまったのであった」
理性ではどうあがいても、生きる意義は見つかりませんでした。ついに彼は、信仰の道に入ってゆきます。
キリスト教――それは三位一体の神であり、6日間の創造、悪魔、天使であり、彼のいう「気でも違わない間は、
絶対排斥せざるを得ないような代物」でありました。
「私は理性にもとづく知識の道に、生の否定以外の何物をも見出し得ず、また信仰の中からは、理性の否定以
外の何物をも見出し得ないことを知った」
深刻な矛盾に苦しむトルストイは、82歳で世俗を一切断ち切って家出。4日目、
いなかの駅で肺炎で死亡しました。
彼の死後、机の中から、一枚の走り書きが見つかりました。
事実上の遺書といわれる一枚のメモには、次のように記されていました。
「わたしは、真実を愛す。
こよなく、真実を愛す。」
真剣に真実を求め、求めえずして絶望し、あきらめながらも
なお死の直前であきらめきれず、最後まで真実を求め続けたトルストイ。
そのトルストイが、唯一「懴悔」の中で、
「これこそ、論じあう余地のない真実だ」と述べているのが、
ある東洋の寓話です。
この寓話は、出典をたどってみると、
仏説譬喩経という仏典に辿り着くようです。
日本では古来から有名で、古寺や由緒ある邸宅の床の間などには、
その内容を1枚で表した掛け軸がよく掲げられています。
倉田百三(劇作家)
・トルストイの如きは日本の法然や、親鸞の宗教を知ったら、誰れよりも先きに随喜する人ではなかったかと思うのだ。


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