2009/02/22
第36号-「球種」を増やす~『野村ノート』~
野村監督の著作、『野村ノート』を読んだ。 アメリカでのUSCPA受験中に監督の深い教養を知り、これは読まねばと、著作7種類ほどを購入した。 能力に劣る集団が、どうやって戦力に勝るチームに勝つか。 そのための方法論、考え方が説かれている。 ハッとしたのは、他チームで戦力外になったり、なかなか芽が出なかった投手へのアドバイス。 今持っている球種に、もう1つ確実にストライクを取れる変化球を覚えさせるというもの。 この変化球1つ増えるだけで、打者の注意をそらす確立が高まる。 シュートに加えて、スライダー。カーブだけでなくフォーク。 これって、RPGで主人公が武器を拾いながら戦っていくのと同じだ。 身につけた武器を、頭を使って勝負に生かす。 この「球種を増やす」という発想を、自分の仕事、人生にあてはめられないか? その「球種」を覚えることで、相手との戦い方のバリエーションがぐっと広がる。 勝負に勝つチャンスが広がる。 そんな「球種」である。 「球種」とは、分かりやすくは大型資格・なにかの専門能力だろうし、小さくはパソコンのエクセル関数など、些細な実務スキルなどだろうか? <すぐに成果が見える、新しい「球種」> ・PCスキル- マイクロソフトオフィス スペシャリスト ・ノートテーキング・議事録- 文書作成、筆記、メモ術 <目に見えないが、日々の仕事を円滑に進める「球種」> ・コミュニケーション力- コーチングスキル <投球するマウンド・チーム自体を変える「球種」> 会計-USCPAなど 語学-英語、中国語、ロシア語など ある本に、「走りながら武器を拾っていけ!」と書いてあったのを思い出した。 ドンドン新しい仕事にチャレンジし、失敗しながらも必要とされる新しい武器を得ていく。武器の錬度を上げていく。 身につけたい「球種」、「武器」を明確に意識し、日々を走っていくのは、結構面白いかもしれない。



