2008/08/08
タモリさんの弔辞~赤塚不二夫さん~
赤塚不二夫さんの葬儀で、タモリさんが弔辞を読んでいました。 ぐっときました。 ぐっときすぎて、眠れなくなりました。 そして夜中3時にファミレスへと走りました。。 タモリさんの弔辞で、こんな一文がありました。 「あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。 それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、 また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。 この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ 』と」 小さい頃、私は天才バカボンのTVが大好きで、よく再放送を録画しては繰り返し見ていました。 落ち込んだとき、さびしい時など、特によく見ていたのを思い出します。 バカボンを見て気分が晴れる感覚があったのは、 タモリさんの言うように「時間の前後関係を断ち切り、 その時その場が異様に明るく感じられる」からだったのだと、気づかされました。 赤塚さんは手塚治虫さんを尊敬していて、 「いいものを見なさい、いいものを聞きなさい」というアドバイスを実践されていたようで、特に沢山の映画を見ていたそうです。 「これでいいのだ」というフレーズは、単なるギャグの枠を越えて、 赤塚さんの深い教養から生み出された結晶にさえ思えます。 もし自分の意に沿わないことが起こったり、愚痴や不満を言いたくなったら、「これでいいのだ」と言ってみよう。そう思いました。 赤塚さんのご冥福をお祈り申し上げます。


